【FOMC利上げ】今回12月のFOMC利上げを解説-ドル円為替と株価への影響

スポンサードリンク
FOMC・FRB

本日12月15日の朝にアメリカFRBが利上げを発表しました。
それに伴いドル円為替は大幅な円安にアメリカの株価NYダウは100ドル以上の下落となりました。

スポンサードリンク

今回のFOMC利上げのポイント

今回12月のFOMCでFRBは、フェデラル・ファンド(FF)金利の誘導目標を0.25%ポイント引き上げ、0.5~0.75%にしました。

今回のFOMCでの利上げのポイントは、2017年以降の利上げ回数の上方修正でした。

日経平均の終値を、AIが予想する。→こちら

今回のFOMCでは利上げが確定的になっていて、利上げしたこと自体は、予想通りでした。
2017年以降の経済見通しも若干の上昇修正がありましたが、予想の範囲内でしたが、ドットチャートによる2017年の利上げ回数の中央値が3回となっており、前回のFOMCの時よりも積極的な内容になっていました。

FRBが9月のFOMCで発表した2017年の利上げ予想の2回より、今回のドットチャートによると中央値が3回になっていました。
これは、FRBが9月の時点より、アメリカ経済のインフレが進み、利上げが必要になると判断したからです。

イエレンFRB議長の会見でトランプ次期大統領の財政政策を加味して2017年以降を予測していることがわかりました。
FRBが9月に予測したより、トランプ氏が次期大統領になったことによって、アメリカ経済が好調に推移すると予測して、2017年の利上げの予定回数を2回から3回にしたのだと思われます。

ただし、あくまでもドットチャートによる中央値は、FRB委員の意見の多いところということですので、実際に2017年に3回利上げが行われるかは、経済状況次第で変わっていくと思われます。

2016年も2~3回利上げがあると言われていましたが、実際には、今回の12月のFOMCでの利上げ1回で終わりました。

スポンサードリンク

今回のFOMCの利上げのドル円為替と株価への影響

今回のFOMCの利上げの影響は、今のところは、ドル円為替には円安ドル高に働き、株価には下落方向に働いています。

FOMC利上げのドル円為替の影響

今回のFOMC利上げは、ドル円為替には急激な円安ドル高の影響を与えました。
基本的には、アメリカが利上げすると日本が金利据え置きなので、日米金利差が広がり、円安ドル高になると考えられます。

利上げのポイントでも書きましたが、2017年の利上げ予想を2回から3回に引き上げたことが、予想を据え置くとしていた市場予想をいい意味で裏切りポジティブサプライズとして受け止められ、ドル買いの勢いが増し、円安ドル高になりました。

ただ何度か書きましたが、過去のFOMC利上げ後のドル円為替の推移を見てみると利上げ直後は、円安で推移しますが、中期的な数か月単位では、反転して、円高になることが多いです。

これは、為替は、オーバーシュートすることが多く、買われすぎや売られすぎになりやすく、適正価格より大幅にかい離して上昇したり下落することがあります。
その場合に、適正価格に向かうように反対の動きをすることがあります。

FOMC利上げによる円安ドル高は、期待感もあり、ドルが買われ過ぎになりやすく、ある程度上昇したとは、下落傾向に反転するということだと思われます。

さらに外部要因でも為替は動きやすく、去年の利上げのあとの年初の円高は、チャイナショックと原油ショックがあり、リスク回避的な円買いが増えたことなどで円安が円高になりました。

今回の円安ドル高は、トランプ政権期待によって、始まっていますので、1月20日のトランプ氏の大統領就任で実際の政策が出てきた時に期待感が終わり、材料出尽くしよるドル売りで円高ドル安になる可能性もあります。

今回の利上げによる円安ドル高が、このケースに当たるかを注目したいと思います。

FOMCに利上げによる株価への影響

今回のFOMCの株価への影響は、NYダウは、100ドル以上の下落して、マイナスの影響を与えました。
基本的には、アメリカの利上げは、銀行金利の上昇を起こしますので、企業の借入金利上昇になり、企業業績へマイナスに寄与します。
それによって株価は上値が抑えられて、下押し圧力になります。

今回のFOMC利上げは、利上げをしたすぐのNYダウは、下落幅を縮めるように上昇していましたが、利上げの予想回数が2回から3回増えたことによって、マイナスの影響を受け、100ドル以上の下落で終わりました。

今日の日経平均も一時は円安によって昨日の終値より180円ほど上昇しましたが、現在、マイナス圏に入っています。
日経平均は、最近の過熱感やイベント通過後の利益確定売りが強く値を下げています。

次の日経平均は、上がる?下がる? →AI予想はこちら

過去の利上げの場面では、アメリカのNYダウは、基本的には上昇しています。
これは、利上げのマイナスより、好景気の効果が勝っているからだと思われます。

利上げをする局面と言いうのは、インフレ率が高まる好景気の場合です。
利上げは、企業の資金調達をしづらくし、設備投資などを抑制しますが、それよりも好景気で売り上げが上がっていれば、株価は上昇します。

日経平均は、過去利上げ場面では、特に傾向がなく、それよりもドル円為替に相関があります。
アメリカの利上げで動くドル円為替に合わせて日経平均が上下しています。
円安なら上昇、円高なら下落という傾向です。

ただし、今回は、日銀のETF買い入れや海外投資家の長期投資ポジションの買いが入っていたりと需給関係は良好となっています。
日経平均は、中期的にも下げ渋りの状態になっていて、下落も限定的になると思われます。

FOMCの利上げの影響 まとめ

現状では、ドル円為替には円安ドル高、株価は日米ともマイナスという影響を与えています。

過去の事例では、ドル円為替は、数か月で円高ドル安に、株価は、アメリカのNYダウは上昇、日経平均は為替に応じて動くという形です。

今回は、ドル円為替は過去の事例に近い動きをするのはないかと予想します。
しかし株価は、アメリカはトランプ氏の政策期待での上昇が続いていたので、実際の政策が出た場合に下落に転じる可能性があります。
日経平均は、夏頃はドル円との相関はなくなり、日銀のETF買い入れなどにより、独自で動きをしていましたので、今回は、為替の影響は少ない動きになる可能性があります。

 

日経平均予想をフォロー!
最新情報をお届けします。

AIが予想する、日経平均の次の終値 →こちら

おすすめ記事

米国10年国債利回り・ドル円相関チャート

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です