トランプ大統領とFRBと利上げ 今後のドル円為替の見通し

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アメリカ景気

トランプ大統領に決定してから、株価は上昇、ドル円為替は円安とある意味良い傾向となっています。
12月利上げ期待が高まっているFRBとトランプ大統領の関係がどうなる予想してみましょう。

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トランプ大統領のドル安容認発言とFRBへの批判

トランプ氏は、選挙戦の最初のうちは、「私はドル安論者だ」と言っていましたが、選挙戦後半では、「FRBは政策金利を低く目に据え置いて民主党政権に肩入れしている」という趣旨の発言をしています。

トランプ氏のもともとの政策の一つにドル安にして、輸出産業を活気づけるというものがありますが、FRBの消極的な利上げも否定していて、利上げを積極的にすると金利差からドル高になる可能性が高いのですから、矛盾した発言をしています。

トランプ次期大統領の経済顧問を務めるデービッド・マルパス氏は10日にFRBの人事には当面手を付けないと発言しています。

FRBのイエレン議長は2018年1月に任期を終えることでトランプ氏は、以前からイエレン議長を交代させると発言していました。

トランプ氏が大統領になってからは、ドル安ではなくドル高になっており、反対の結果が出ていますが、特に言及もなくドル高牽制発言もでていないことから、選挙中に言っていたことは、人気取りのためで実際の政策は違う可能性が出ています。

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12月のFOMC(米連邦公開市場委員会)での利上げの可能性

素直に考えると12月での利上げは、ほぼ確実だと思われます。

懸念だったトランプ氏のドル安発言がないまま現在はドル高になっています。
米経済指標も押しなべて強い数値が出ていますので、英国EU離脱(ブレグジット)のような海外の予想外の経済事件がなければ、次回12月のFOMC(米連邦公開市場委員会)で利上げがあるはずです。

最近のトランプノミクスでエコノミストの間では、FF(フェデラルファンド)金利は年末までに0.62%に上昇すると予想されています。
さらに2017年末が1.17%で18年末は1.93%になると予想されています。

これは、利上げに換算すると25ベーシスポイント(bp)の利上げが年内に1回、2017年に2回、2018年には3回実施される計算です。

トランプ氏のインフラ投資と海外政策でインフレになり、それを抑制するために利上げを行うシナリオが描かれています。

トランプ氏とFRBの関係

トランプ氏は、選挙中は、FRBを民主党寄りとして低金利を非難していたが、実際に大統領になったときは低金利のほうが都合がよいと考えている可能性があります。

ウォールストリートジャーナルの5月インタビューで以下のように答えています。

「金利が上昇すれば、米国経済の状況はまったく良くならないだろう」
「経済に極めて大きな打撃を与えることになる。金利が上昇すれば大惨事を招く」
WSJとのインタビュー

これは、低金利のほうが経済にはよいと言っています。

FRBを批判していたことやイエレン議長への批判は、選挙戦中のパフォーマンスで実際には低金利を続けることが重要だと考えている可能性があります。

トランプ氏が低金利をよしと考えているとすると現在のFRBのイエレン議長はハト派で、極めて理想に近い人材となります。

イエレン議長の任期途中での交代は、現在ではないと思われています。

トランプ氏の重要な政策は米国の成長率を2%近くから3.5〜4%まで上昇させることです。
利上げや利下げはその手段にすぎませんので、利上げしすぎは、景気を冷やすことになるのでトランプ氏の臨むところではありません。

現在のFRBの理事は、定員7人で現在2席が空席になっていて、さらに現職のタルーロ理事は退任すると思われているので、その人事をトランプ氏が指名する可能性はあります。

さらに共和党が推進しているFRB改革でFRB監査法案などの法案を可決する可能性が高まっています。
FRB(米連邦準備制度理事会)の金融政策決定を監査するようにできる法案や利上げのルールを明確にする法案などを共和党が推進していますので、政府がFRB(米連邦準備制度理事会)を監視を強める方向になっています。

今までと違い、トランプ氏はFRBをより政府主導で動かしたいと考えている可能性があり、今後は、トランプ氏の意向が色濃く反映されるFRB(米連邦準備制度理事会)になる可能性があります。

今後のドル円為替の見通し

【ドル円予想】120円の強気説も!トランプノミクス来年1月までのドル円相場を予想するでも予想していますので、1月までは、12月の利上げを織り込んで円安に進むと思われます。

その後は、2017年前半は、米国が低金利を維持していくと思われるので、緩やかな円安が持続していく可能性が高いと思われます。
米国のインフレ率が予想以上の速さで進むと利上げを頻繁にする可能性がありますので、その場合は、アメリカ経済が失速して、一転して円高になると思われます。

トランプ氏の経済政策と外交政策がうまくかみ合えば経済成長になりますが、予想以上のインフレになるなどうまくいかなければ財政出動の効果が切れた時点でアメリカ経済が失速して、円高になってくると思われます。

来年の2017年中の後半から2018年にかけて、調整局面になり、景気後退期になると思われますので、円高になると思われます。


 

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