トランプ大統領誕生!今後の為替見通しは円安?円高?どっちか?

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昨日は、世紀の番狂わせと言われた米大統領選でのトランプ氏が勝利した1日でした。
為替が、105.5円から101.2円まで円高になり、さらに105.8円まで戻るというとんでもない1日でした。
今後のトランプ大統領時の為替の見込みを考えていきたいと思います。
UPDATE 2017/1/13

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11月10日のドル円為替相場は、なぜ円安なのか?

トランプ大統領になれば円高になると言われていましたが、現在は、昨日の101.2円と比べると4~5円程度円安になっています。

11月10日14時50分のドル円チャート

トランプ大統領が決定する前に底を打ち、反転して上昇しています。

これは、英国のEU離脱(ブレグジット)の時と同じような現象です。

英国のEU離脱(ブレグジット)の時は、アルゴリズムの高速取引が情報を手掛かりに売り買いしていて、アルゴリズムの取引は、限度がなく、このような大きな事件があった場合は、オーバーシュートして売られすぎ、買われすぎになる場合が多く、それの反動で半値戻しくらいまで戻ることがあるようです。

ヨーロッパ市場で103円台までドルが上昇したのは上記のことが理由の一つだと思われます。

しかし今回は、そこからさらにドルが上昇してトランプショックが起きる前の水準以上にドルが上昇しています。

○ドルが上昇した理由

    ・大統領が決まったことによる安心感
    ・トランプ氏の勝利演説が、温厚で融和的な内容だったことに安心感が広がった
    ・財政赤字で国債の利率が上がることを見越して国債の売りが入り、国債の利率が上がった
    ・トランプ氏の経済政策が中期的には効果的との見方が広がった

基本的には、トランプリスクは残っているが、大統領が決まったことの安心感と当選後のトランプ氏の態度の軟化、国債の利回り上昇でドルが買われて、円安になっています。

株価もNYダウは、選挙中は先物が一時800ドル以上下げていましたが、実際には200ドル以上上昇で終わり、本日の日経平均も+1,092.88円と一昨日の終値を上回りました。

直近ではリスクオンで円安維持になりそうです。

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2017年1月11日のトランプ氏の記者会見を受けての円高 一時113円台

UPDATE 2017/1/13

2017年1月11日(日本時間12日午前1時)からトランプ氏の大統領選勝利後の初の記者会見がありました。
政策内容の発表などの期待がありましたが、特に政策関しての新しい情報が出てこず、失望感から円高の調整局面となっています。

○大統領選後からのドル円為替チャート日足
大統領選後のドル円為替チャート1月13日

急激に円安にドル高になった反動で、12月15日に118.6円を付けてから徐々に円高になり、1月3日の新年初日にまた118.6円を付けましたが、その後、ポジション調整のドル売りがでて、徐々に下落していました。

日本時間の1月12日午前1時からのトランプ氏の記者会見を受け、失望売りが出て、117円台だったドル円為替が113円台まで円高が進み、短期的には、円高基調となっています。

今後は、1月20日のトランプ氏の大統領就任式での演説内容を見極める展開になりそうです。
直前にいったん円安になり、その後、トランプ大統領の政策の中身を見極め、期待に沿う内容がどうかでドル円為替は上下すると思われます。
期待に沿う内容なら、再び120円を目指す円安に、失望を誘う内容なら、110円を目指し調整を強める展開になりそうです。

12月19日 円安一服 アメリカFRB利上げでドル円は120円を目指すか?

UPDATE 2016/12/19

ドル円為替は、12月15日に118円台を突破した後、16日まで118円台前半で推移していました。
17日の1時ごろに117円台にドルが下落して、19日現在では、117円前半で推移しています。

アメリカのFRBが利上げをして、2017年の利上げ見通しを2回から3回に引き上げたことで115円台から一気に118円台へ円安ドル高になりました。
その後、118円台もみあいしたあと、中国による米無人潜水艦拿捕のニュースなど地政学的リスクが高まり、ドルが下落しましたが、下値が堅く、117円台で推移してしています。

今後は、明日の日銀金融政策決定会合で現状維持の発表があれば、円安要因になり、トランプ氏が正式に就任する1月20日まではトランプラリーが続くものと思われますので、円安ドル高の基調は保たれると思われます。

テクニカル的には、117円を超えた後は、120円まで特に上値の抵抗がなく、120円を目指す展開になると思います。
今週末にかけて、118円に戻り、来週は、年末のご祝儀も加わり120円を目指し円安ドル高が続くのではないかと思われます。

ただし、年初に一度調整があり、最大で115円程度までのドルの下落がある可能性があると思っております。

・日経平均の終値当てのユーザー投票に参加しよう!

http://nikkeiyosoku.com/#poll

12月6日までのトランプ相場のドル円相場の動きと今後の見通し

UPDATE 2016/12/6

○12月6日までのトランプ相場ドル円為替チャート
12月6日までのトランプ相場ドル円為替チャート日足

大統領選以後のドル円為替の動きは、11月24日の113円まで順調にドルが上昇しています。
その後、いったん調整が入り、111円台まで下落して、その後11月30日のOPECの減産合意を受け、再び円安になり114円台へ。
その後は、先高感とイタリア国民投票への警戒感から若干の下落となりましたが、イベント通過でリスクオンとなり、上昇しております。

大統領選以後のドル円為替の動きをまとめると11月24日の113円まではドルが一方的に上昇し円安になり、その後は、イベントで上下しながら115円を目指しているといった動きです。

最近発表された米経済指標がおおむね好調な数値で米経済の順調な景気の拡大を裏付けるものとなっています。
米7-9月四半期実質GDPが年率換算で3.2%増と高い数値で、米国ISM製造業景況指数も53.2と3か月連続で好況のしるしと言われる50を超えています。
昨日12月5日発表された米国ISM非製造業景況指数も57.2とかなり高い数字が出てきていて、米雇用統計は、非農業部門雇用者数は予想に届かず、時給は予想に反して下落していますが、総じて、アメリカの景気は上向いていることの証明になっています。

現在の円安ドル高は、米景気の上昇を背景にトランプ次期大統領の政策でさらにプラスになるという期待の2つでドル高円安になっています。

12月14日(日本時間12月15日朝4時)にFOMC(米連邦公開市場委員会)で政策金利の発表があります。
ここで利上げがあることは織り込み済みですが、実際に利上げが行えば、米10年国債利回りが上昇する可能性があり、その場合は、円安になっていきます。

米国の景気の拡大は、2017年前半までは緩やかに進んでいくと思われます。
3月までは円安ドル高の基調は変わらないと予想します。

ポイントとしては、1月にトランプ氏が正式に大統領に就任した直後に政策を発表しますので、その内容が、失望を誘うようだと、トランプ政策期待で上昇していたドルが売られる場面があり、円高ドル安になる可能性があります。
もちろん、逆に期待以上なら、円安ドル高が進むという流れになりそうです。

経済政策は、現在の指名された政権メンバーを見るとゴールドマン・サックス出身など金融業界出身の方が多いようですので、ウォール街や金融業界にはプラスになる政策が出てくるのではないでしょうか。

その場合は、金融が株価を引っ張る形になり、株高円安ドル高になる可能性があります。

ただしトランプ氏がTwitterで中国の為替や南シナ海問題に対して、中国を非難しています。
中国との緊張が高まるようだとリスクオフとなり、安全資産の円が買われ円高ドル安になる可能性があります。
トランプ次期大統領の外交政策は、リスク要因となる可能性があります。

まとめると

・現在の円安ドル高は、米景気の拡大とトランプ政策期待で成り立っている
・米景気は、2017年前半までは緩やかに拡大していきそう
・トランプ政策は、2017年1月の大統領正式就任時に明らかになるのでその時に為替が動く可能性がある
・トランプ次期大統領の外交政策は円高ドル安のリスク要因
・2017年3月まで円安ドル高の基調が続くと予想



今の段階では、上記のように予想いたします。

大統領選から1週間後も円安継続

UPDATE 2016/11/17

大統領選から1週間以上たちましたが、トランプノミクスと呼ばれるトランプ氏の政策相場になり、円安が進んでします。
インフレ期待で米10年国債利回りが0.33ポイントも上昇して、2.3%近くになっています。
ドル円為替は109円台と110円目前まで円安になっています。

○11月17日23:40のドル円為替チャート
11月17日23時40分のドル円為替チャート

上記のようにドル円が短期間で8円も円安になっています。
今のドル円為替は、米10年国債利回りの上昇に合わせてドルも上昇しています。

○ドル円為替と米10年国債利回りチャート
ドル円と米10年国債利回りチャート

大統領選の次の日からドル円為替と米10年国債利回りが同時に上昇していってるのがわかります。

トランプ氏の政策からインフレになると予測していて、長期金利が将来的に上昇すると予測して、国債を売る動きが活発になっています。
国債が売られることにより、国債の利回りが上昇してドル円も同時に上昇るという流れになっています。

12月にFOMC(米連邦公開市場委員会)で利上げをすると思われますので、さらに金利が上昇するので、そこまでは長期金利(米10年国債利回り)が上昇する可能性があります。

12月の利上げまでは円安が続きそうです。

円安一服で調整相場 113.9円まで上昇後、111円台まで下落して、その後112円台に戻る

UPDATE 11/28

○11月28日ドル円為替相場チャート日足
11月28日ドル円為替チャート日足21時30分

上記の11月17日時点よりさらに円安になっています。
11月25日までドルは上昇して、113.9円を付けてから、いったん調整局面に入っています。
111円台までドルが下落して、その後、本日、112.5円程度まで戻しています。

上記のチャートを見てもらえばわかるとおり、短期間にドルが上昇しすぎたために高値警戒感からドル売りが起こり、いったんドルが下落して円高になりました。
それも本日の昼前に底を打って、その後反転して、112.5円程度まで値を戻しています。

今回の円高ドル安は、一時的な調整の意味合いだと思われます。
急激に上昇したドルに高値警戒感が出て、いったん、ドル売りが多くなったのだと思われます。

FOMC(米連邦公開市場委員会)が12月14日(日本時間12月15日午前4時)に政策金利の発表があり、利上げがあると思われますので、その日米の金利差を意識して、利上げ1週間前の今週末から来週にかけては、円安になるものと思われます。

一度、113.9円まで行っていますので、今度は114.2円を目指す展開になると思われます。

トランプ大統領時代の今後のドル円為替相場予想

今後のトランプ大統領でのドル円の為替の動きは、トランプ氏大統領の政策がでそろわないと判断がつかない部分はありますが、実行する確率が高い政策をもとに予想してみましょう。

・ドル安政策で輸出を伸ばす

そもそもドル安政策論者ですので、当然円高要因です。

FRBの金利操作を政府から圧力をかけて当初は上げていくと思われます。
本来なら日米金利差で円安要因ですが、急激な利上げは、アメリカ経済にマイナスに働き景気低迷を招く可能性があります。
景気低迷になる遅さがありますので円高要因となります。

・減税と公共事業投資

UPDATE
※コメントで指摘がありましたので、修正しております。

トランプ氏は、減税をすると約束しています。さらに公共投資に投資して、何百万人の雇用を創出すると言ってます。
これは実行する確率が高い政策だと思われます。

主な減税は、個人所得税の減税と法人税の減税です。
個人所得税の現在は、現行の7段階の累進税率を12%、25%、33%に引き下げ、最高税率は現行の39.6%から33%に引き下げる。
法人税の減税は、税率を35%から15%に引き下げます。

この2つの大型減税で消費が上向く可能性が高いです。

さらに公共事業投資による雇用の創出で公共事業に関係する会社の業績が上向き、経済へプラス効果が出ると思われます。

減税と公共事業投資は、景気の上振れ要因となり、円安要因となります。

ただし、公共事業投資は期間限定のカンフル剤になる可能性があり、1年から1年半で効果が切れる可能性があります。

・すべての国の輸入品に関税をかける。TPPは廃案。

これは輸入品が高くなるので、インフレが起き、消費が減少して、景気が後退します。
アメリカの景気が後退すれば、安全通貨としての円が買われて、円高要因になります。

・不法滞在者への国外追放やイスラム教徒の受け入れ拒否などの移民政策

こちらはどこまで実行するかは不明な政策ですが、不法滞在者の安い賃金での労働力がなくなるとそれを雇っていたことろの賃金が上昇し、物の価格が上がるインフレが起こり、アメリカ経済の活力が失われてきます。

景気減速の原因となり、円高要因となります。

今後のドル円為替相場の見通しまとめ

上記のようにトランプ氏の政策は未知数ですが、インフレを起こす可能性が高い政策が多く、過度のインフレは抑制のために利上げが行われる可能性が高く、過度な利上げは、景気後退(リセッション)を招く可能性があり、その場合は、安全通貨として円が買われて、円高になる可能性が高いです。

ただし、半年から1年程度の期間では、財政出動による景気の下支えなどがあり、大きな円高ドル安にはなりづらく、1年程度の期間がたってから、景気後退していくので、その後に円高になると思われます。

景気後退(リセッション)による円高は、オーバーシュートする可能性が高く、リーマンショック時のように90円を切るところまで行って、その後もアメリカの景気が回復するまでは、円高で70円台も視野に入るくらいの円高になる可能性があります。

訂正

短期的には、円安で104円~107円、中期的には、徐々に円高になり、100円~105円、長期的には、超円高になり、70円~90円となると予想します。

この記事を書いてから1週間がたちましたので状況がかわってきました。
すでに短期的に109円以上まで円安になり、12月利上げの確立も高まってきました。

短期的には、108円~112円、中期的にも円安で110円~116円程度まで円安になる思われます。
ただし、長期的には、リセッション(景気後退)になると思われますので、90円を切る超円高になると思っています。

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トランプ大統領誕生のリスク

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4 件のコメント

  • 記事を拝見しましたが、イマイチですね。
    まず、「減税と公共事業投資による財政赤字の拡大」の理論が支離滅裂です。
    政府の財政赤字拡大≠お金が借りにくくなり、国債の利率が上昇する。
    財政赤字が拡大し、景況感が悪化すれば、そもそも利上げは行いませんし、金融緩和による利下げ方向に動くはずですから、円安要因になると断言するのは首肯出来ません。
    貴方の相場見通しは「ただし、巨額の財政赤字でアメリカの景気が悪くなる場合は、円高要因となります」と書いて、円安でも円高でも逃げ道を作っているようにしか見えません。
    加えて、そもそもトランプ大統領が米国経済を壊すかのように各アナリストは分析しますが、大統領制自体、大統領一人が独裁政治を行える機能にありません。きちんとした道筋を立てれる有識者は共和党に多数います。トランプ=悪=円高というアナリストが多く、議論の安直さに驚きます。高給取りがその程度の議論しか出来ないとは。。

    • ご意見ありがとうございます。
      アメリカの財政赤字の影響に関して、もう一度、調べなおします。
      おっしゃる通り トランプ=悪=円高 という簡単なシナリオにはならないと私も思っております。
      今後、もっと勉強し、考察を深めていきたいと思います。

  • 個人の方でまじめにまとめ記事を書かれていてとても役に立つ記事だなと感心させられました。

    難癖をつけるつもりは全くないですが、「金利操作」と「ドル安論者」の表現は個人的にはひっかかります。

    「金利操作」についてはどうこうする意図は今のところ無いと思います、FRBへの批判ぐらいなものかと。

    「ドル安論者」についても、Make America Great Again! がトランプの主張の根幹で、やろうとしていることがドル高につながるアメリカ経済の発展(減税+雇用創出+財政出動)とドル安につながる保護貿易関連という入り混じることなので、ドル安論者とは言いづらい気がします…

    但しこれは私個人の見解なので直す必要は無いと思います。プロのアナリストですら見解が真っ二つに分かれるところもあり見立ても全く当たってない方が大半であるわけですし。明らかにロジックがずれて無い限りは修正不要だと思います。

    記事についてあれやこれやという方がいると思いますが、好き勝手に書いていってくださることを期待しております。

    ちなみに私は長期的にも今のアメリカ経済をよりよくする方向にすると思っていて円安ドル高シナリオだと思っています。トランプさんはアメリカのプラスになるようにする良きビジネスマンかな?と思うわけで、保護貿易や移民廃絶も経済との損得勘定で内容を軌道修正すると思います、特に中国・ロシアに関して。こんな事をネットに書くと間違っていると非難の嵐でしょうが、未来なんて誰にも分らないわけで、この記事に辿りついてコメントを書く暇人の意見は無視でいいと思いますw

    • コメントありがとうございます。

      たしかにアナリストもいろいろな意見がありますので、アドバイス通り、私も自分の考えで書いていこうと思います。

      今後ともよろしくお願いします。

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