【アメリカ株連続増配株】米国株高配当銘柄紹介「W.W.Grainger(WWG)」

W.W.Grainger

アメリカ株の連続増配企業を紹介する第2弾は、W.W.Grainger(WWG)です。

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W.W.Grainger(WWG)の配当利回り

配当利回    3.1%
直近増配率 4.9%
増配年数 45年
過去10年増配率 17.0%

連続増配は、45年と日本では考えられないほど長期にわたって増配しています。
配当利回りも3%台とまずまずですので、魅力的な会社の一つです。

NYダウの中には、入っていません。

W.W.Grainger(WWG)の概要

日本ではあまり馴染みがない会社名だが、W.W.GraingerはBtoBでは米国最大のサプライ品ディストリビューターだ。

WWGは45年増配会社であり、2016年には360万株の自社株買いを実施した株主還元の高い会社である。

GWWは、オンラインでのビジネスが主軸となっており、65%の注文はオンラインチャネルからである。
WWGは、顧客に対して有用な情報を提供するEコマースプラットフォームであるGamut.comを2017年6月5日に立ち上げることにより、オンライン取引を強化している。

2017年7月19日には、2Qの業績発表があったが、2Qの収益は26億ドルで前年同期比2%アップであり、会社予想とほぼ同じであった。EPSは、同社が予想するとおり5%程度低くなった。EPSの低下は、主に商品価格の値下げによるものだ。WWGは、競合より高めに設定されていた。WWGが価格を改定したと同時に、2017年のEPSを見直した。WWGは売上を1〜4%上方修正したと同時に、EPSを2016年の11.58ドルから10.0-11:30ドルに下方修正した。2017年は、どうやら一時的にEPSが下がりそうだが、価格の改定は長期的には将来の成長を後押しする形になるだろう。

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W.W.Grainger(WWG)の比較優位性

WWGの強みは、サプライチェーンと流通網が完備されていることであり、このことによりコストがカットされ、顧客により安価に製品を提供できる。

WWGは、BtoBのサプライ品提供に特化しており、リセッション時に強い。
WWGは、2007−2009の最悪のリセッション時に14%のEPSの悪化を経験したが、その後は最高値のEPSを記録している。

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W.W.Grainger(WWG)の評価

WWGは、過去10年間二桁でEPSを伸ばしてきた。オンライン売上の成長により、長期的に8〜10%の成長を見込めるのではないだろうか。

投資家の中には、amazon.comをはじめとするEコマースの競合の脅威を恐れるものも少なくない。

WWGは、2017年の2Q の見通しでだいたいPER14.9で取り引きされているが、過去5年には大体PER20以下で取引されていた。
過去のPERを見ると、まだ上昇余地があるのではないかと推測される。

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