4月7日の米雇用統計を予想する!ドル円為替に影響大か?

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今日の日経平均株価

本日4月7日の夜9時30分に世界でも重要な経済指標である米雇用統計が発表されます。
本日の米雇用統計を予想して、ドル円為替に与える影響を考察します。

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米雇用統計の中の重要な統計

米雇用統計と一言で言っても、実際は、非農業部門就業者数や失業率、小売業就業者数や平均時給など10数項目の統計が発表されます。

昨年まで、最重要視されてきた統計は、「非農業部門就業者数」と「失業率」です。
アメリカの労働市場の回復を図る指標として、前月より非農業部門就業者数がどれくらい多くなったか、失業率がどれくらい低くなったかが重要な指標として、ドル円為替や株価に影響を与えてきました。

昨年の例では、2016年5月の非農業部門就業者数が、市場予想の16万人増に反して、3.8万人増と大きく予想を下回りました。
その時にドルが大きく下落して、円高になりました。

しかし、ここ数か月は、非農業部門就業者数が予想を上回りながら円高になっている場面があります。

これは、重要とみなされる指標の一つの「平均時給」が重視されているからです。

2016年までは、FRBが利上げをするかどうかが焦点になっていて、その判断材料として、労働環境の改善を示すために非農業部門就業者数と失業率が重視されていました。

しかし2017年になってからは、FRBが利上げすることは決まっていて、その利上げのペースが速まるのか、予想通りなのかというのが焦点になっています。

FRBが利上げするかどうかは、インフレ率が上昇するかが重要なポイントになっています。
さらにただインフレ率が上昇するのではなく、賃金が一緒に上昇していることが重要になってきます。

そこで米雇用統計の中の「平均時給」が重要になってきます。
平均時給が、前月より増えているかどうかが重要になってきて、米国労働者の賃金が上昇しているかどうかが判断できます。

2月と3月の米雇用統計発表時には、平均時給が予想を下回り、一時的に円高になっています。

非農業部門就業者数と失業率は、一定の水準に達していると予想を下回っても材料視されることは少なくなっています。
非農業部門就業者数で18万人増前後、失業率で4.7%前後だった場合は、通常の結果としてドル円為替にはあまり影響が出ない可能性が高いです。

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米雇用統計を予想する!本日(4月7日)夜9時30分発表

今回の米雇用統計の市場予想は、

今回の予想 前回(2月)
非農業部門就業者数 18万人増 23.5万人増
失業率 4.70% 4.70%
平均時給 +0.20% +0.20%

となっていて、前回までと比べて、雇用者数は減少に転じると思われています。

非農業部門就業者数は、先行指標の米ADP雇用統計が1月から3か月連続で20ま人越えのポジティブサプライズとなっており、3月は26.3万人増となっているので、今回の非農業部門就業者数も20万人増前後は行きそうだと予想されます。

失業率も完全雇用に近く4.7%プラスマイナス0.1%といったところに落ち着くと思われます。

問題は、平均時給の伸びです。前回発表時も予想が+0.3%で実際には+0.2%と雇用の改善に賃金の上昇が追い付いていない状況でした。
米国のGDPの7割近くが個人消費ですので、賃金が上昇しなければ個人消費が拡大せずに、インフレ率が伸び悩むことになります。

今回は、雇用状況が前回より若干減少するとみられていますので、平均時給の予想も+0.2%と前回の実際の数値と同じなっています。

平均時給を予想するのは困難ですが、米小売売上高が、昨年12月から伸びが鈍化してきており、2月は、+0.1%となっています。
3月もこのまま減少していくと仮定すると、個人消費がマイナスになってきていると考えられ、賃金が抑制されていると予想されます。

平均時給が、予想を下回るようだと円高圧力が強まり、110円を切ることを試す状況が来るか可能性があります。
逆にポジティブサプライズで平均時給が上昇しているようだと円安になり、112円をうかがう状況になると思われます。

私の予想は、平均時給は、市場予想通りの+0.2%になり、非農業部門就業者数が予想を上回り、若干の円安になり、111円台後半くらいになるのではないかと思っております。

 

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