2022年3月のFOMC日程と日本時間とパウエルFRB議長会見のライブ中継(リアルタイム)利上げのスケジュールに言及か?

3月のFOMCでは0.25%の利上げと今後の利上げスケジュールが発表されると予想されています。
3月のFOMCの詳しい日程と日本時間とパウエルFRB議長の会見のライブ中継と利上げの影響について考察してみましょう。

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2022年3月のFOMC(米連邦公開市場委員会)の日程と日本時間

まず3月のFOMC(米連邦公開市場委員会)とパウエルFRB議長の記者会見の日程と日本時間を確認しましょう。

・政策金利発表・FOMC声明発表
現地時間:3月16日(水)午後2時
日本時間:3月17日(木)午前3時

・パウエルFRB議長定例記者会見
現地時間:3月16日(水)午後2時30分
日本時間:3月17日(木)午前3時30分

FOMC(米連邦公開市場委員会)は、現地時間の3月15日(火)と3月16日(水)の2日間開催されて、終了後にFOMC声明や政策金利が発表されます。
政策金利発表は、日本時間では3月17日の午前3時発表となっています。(アメリカは現在夏時間となっているため、1月より日本時間では1時間早くなっています。)
その30分後の午前3時30分にパウエルFRB議長の定例記者会見があります。

今回のパウエルFRB議長の記者会見ですが、議会で0.25%の利上げと発言していることから、ウクライナ情勢の影響で今年初めの0.5%の利上げ幅から縮小され、利上げ幅は0.25%になると予想されております。

しかし、アメリカのインフレ率は歴史的な水準に高まっており、今後の利上げペースに注目が詰まっています。

今回のFOMCでは、予想を超えた物価の上昇を抑え込むために利上げペースを当初より早める可能性があり、どこまで利上げするかも注目が集まっています。

今回のFOMC(米連邦公開市場委員会)の注目ポイントは、利上げスケジュールの発表とどこまで利上げするかです。

利上げスケジュールが発表されると想定を超えるペースだったとしても一時的に株価が下落しますが、不透明感払拭でその後に株価が上昇することが多いです。

ドル円は、過去2回の利上げ時は、最初の利上げ後、1ヶ月程度は円安になる場合がありますが、その後は、徐々に円高になっていきますので、今回も当てはまると4月いっぱいは円安で、その後に円高になるシナリオとなります。

利上げスケジュールと今後の利上げ幅への言及があるかどうかを注目しましょう。

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パウエルFRB議長会見のライブ中継

パウエルFRB議長のライブ中継が見れそうなところです。
今回は、来年の利上げについて、パウエルFRB議長の発言に注目が集まると思われますので、重要な会見になりそうです。

日経CNBC(日経チャンネルマーケッツ)

3月17日(木) 3:29~4:25(日本時間)

パウエル米FRB議長会見中継~ウクライナ侵攻で混迷深める世界、利上げに影響は~

日経CNBC
https://www.nikkei-cnbc.co.jp/program/fomc

今回も英語での放送のようです。以前の放送では通訳付きでした。有料チャンネルです。

日経新聞の記者やゲストのアナリストなどの解説も聞けます。
しかし、会見の模様の途中にいきなり解説になってしまうことがあります。

Bloomberg

Bloombergライブでは、以前にFOMCのパウエルFRB議長の会見を放送していました。
画面にBreaking Newsで1行でまとまって英文で文章が出てくるのがわかりやすいです。
無料で英語です。

https://www.bloomberg.com/live/asia

・番組表
https://www.bloomberg.com/live/schedule-shows/asia

17日木曜の
02:30 Bloomberg Surveillance: The Fed Decides
とありますので、FOMCの中継かもしくは解説番組があると思われます。

その他

上記以外で放送する可能性があるところを上げます。
放送するかはさだかではありません。
最近は、早起きできずに確認してません^^;

〇ロイターLIVE
http://jp.reuters.com/news/video/live

重要な記者会見は放送していますので、放送する確率は高いのではないでしょうか。
英語です。

〇USTREAM Federal Reserve
http://www.ustream.tv/federalreserve

USTREAMのFRBチャンネルのようです。放送するのではないでしょうか。
英語での放送と思われます。

〇YOUTUBE FedReserveBoard
https://www.youtube.com/user/FedReserveBoard

YouTubeのFRBの公式チャンネルだと思われます。

昔のバーナンキ氏の会見などもあるようです。

英語での放送です。

○AbemaNews深夜
https://abema.tv/now-on-air/abema-news

海外の重要なニュースを日本語訳付きで放送しています。
放送するかは、わかりません。

今回のパウエルFRB議長の会見は、来年の利上げ末ジュールについての言及があるかどうか、そのスケジュールがどうなるかが、ドル円や株価に大きく影響しそうなので、要注目の会見になりそうです。
今年最後の会見ですので、何もなければ、年末株高で株価上昇となりそうです。

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以下のコンテンツは、過去のコンテンツです。
初めての人のために載せておきます。

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参考:2019年10月のFOMC後のドル円為替は円安・円高どっち?

私の予想は、「円安」になるです。

今回は、利下げが確実視されていますが、ネガティブサプライズで利下げされなかったら、株価が下がり円高になりそうです。
従来ですと利下げされると円高になるはずですが、緩和期待で株価が上昇し、小幅な円安になると思われます。

ドル円為替のレンジは、109円台後半までの円安になるのではと予想しますが、いつものようにトランプ発言に要注意です。

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参考:2017年、2018年FOMC利上げ後のドル円の動き詳細 過去記事より

2017年3月 FOMC利上げ 円高

・利上げ前後のドル円チャート
2017年3月15日FOMC前後のドル円チャート

2017年3月のFOMCは現地時間の15日、日本時間の16日の深夜に利上げが発表されました。
チャートを見てみるとFOMC直前までは利上げ期待で円安になっていますが、FOMCが始まると円高になっています。

株や為替では、イベント内容を先取りして期待で上昇して、実際にそれが起こったら、利益確定で下落するというパターンが多いです。

2017年3月のFOMCの利上げもこのパターンと言えるでしょう。

2017年6月 FOMC利上げ 円安

・利上げ前後のドル円チャート
2017年6月14日FOMC前後のドル円チャート

2017年6月のFOMCは現地時間の14日、日本時間の15日深夜に利上げが発表されました。
チャートを見てみるとFOMCまでは、トランプ大統領のロシア疑惑が5月下旬にあり、114円台から109円台まで大きく円高になっていました。

6月の利上げは、声明とイエレンFRB議長の会見内容で、バランスシートの縮小発表や2017年中の利上げがあと1回行われることが維持されたことなどから、タカ派だと捉えられて、ドルが買われて、円安になっています。
その後、米経済指標が上振れして、114円台に戻る円安になっています。

2017年6月のFOMCの利上げは、利上げ回数維持などで金融引き締めを続けるタカ派的な発言で円安になったと言えます。

2017年12月 FOMC利上げ 円高

・利上げ前後のドル円チャート
2017年12月13日FOMC前後のドル円チャート

2017年12月のFOMCは現地時間13日、日本時間で14日の深夜に利上げが発表されました。
チャートを見てみると13日から円高になっています。
事前に2018年の利上げ回数が3回から4回になるのではという期待があり、それが反映されて円安になっていたのですが、FOMCの声明では2018年の利上げ回数を3回とすると発表され、ドルが売られて円高になりました。
発表直後にその日の安値を記録しています。
その後、トランプ大統領の税制改革法案が成立する見込となり、円安になっています。

2017年12月の利上げは、事前の期待を下回る発表だったことで円高になったと言えます。

2018年3月 FOMC利上げ 円高

・利上げ前後のドル円チャート
2017年3月21日FOMC前後のドル円チャート

2018年のFOMCは現地時間21日、日本時間22日の深夜に利上げが発表されました。
発表されたあとは、円高になっており、22日23日と円高が進んでいます。
パウエルFRB議長の会見がタカ派的だったのですが、期待より抑えめだったことでドル売りが出ました。
その後は、米GDPの上昇修正や月末需要などでドルが買われて円安になっていきました。

2018年3月の利上げも事前の期待を下回る発表だったことで円高になりました。

過去のFOMC利上げ後のドル円為替のまとめ

過去のFOMCの利上げ後のドル円為替の動きを見てみると

1.事前の期待に届かず円高
2.事前の期待を上回り円安



と2つのパターンとなっております。

利上げ自体は、ほぼ織り込み済みとなっていることから、今後の利上げ回数やパウエルFRB議長のインフレや景気に対する発言が事前の期待を下回るか上回るかで円安・円高が決まっているようです。

ただし、FOMCでの利上げの発表は数日しか影響せず、その後は、米経済指標や政治情勢など通常の要因で上昇下落の推移が決まっていくという形です。

FOMCの利上げでは、事前に市場でどのようなコンセンサスがあったかを確認して、声明文やパウエルFRB議長の会見を聞いて、市場のコンセンサスと比較して、ドル円為替の推移が、円高か円安かが決まっていくので、FOMCの発表だけで決まるのではないということを覚えておきたいです。

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