5か月ぶりに108円台の円高に!今後、円高はどこまで続くのか?

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本日、約5か月ぶりに108円台にドルが下落しています。ドル円為替は、このまま円高が進んでいくのでしょうか?

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5か月ぶりに108円台の円高に!2017年のドル円為替のトレンド トランプ大統領発言と地政学リスク

本日の朝4時ごろのドル円為替の下落は、トランプ大統領が米紙のインタビューで「ドルは強すぎる」と答えたことから大きな下落となり、約5か月ぶりの108円台となりました。

今回の円高ドル安の流れですが、何個かの要因が重なり円高ドル安のトレンドとなっています。

2017年に入ってからのドル円為替の流れを見てみましょう。

○2017年ドル円為替チャート 日足
2017年ドル円為替チャート

昨年11月のトランプ大統領の当選後、トランプラリーとして、円安株高トレンドになっていて2017年は1月3日に108.6円の高値を付けていますが、その後、トランプ大統領の就任式まで下落傾向が続いています。

その後、112円~115円のレンジ相場になりますが、3月15日のFOMC(米連邦公開市場委員会)の利上げをきっかけにドルが下落して、3月22日のオバマケア代替法案の採決延期でトランプ政権の政策運営に不透明感が増し、レンジ相場を下抜けました。その後は、110円をサポートとして動いていましたが、シリアのミサイル攻撃から北朝鮮問題と地政学リスクの高まりを受け、110円を突破し、昨日のトランプ大統領のドル高牽制発言を受け、108円台までの円高になっています。

・ドル円為替に影響があった出来事とトレンド

1月3日 年初最高値

下落相場

1月21日 トランプ大統領就任式

レンジ相場

3月15日 FOMC(米連邦公開市場委員会)での利上げ

下落相場

4月7日 シリアにミサイル攻撃

4月10日 原子力空母カールビンソンが北朝鮮海域に向かう

4月12日 トランプ大統領のドル高牽制発言

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と2017年のドル円為替は、このような流れになっています。

現在は、アメリカの利上げがきっかけになった下落トレンドに地政学リスクとトランプ大統領のドル高牽制発言が重なったことで大きく下落しています。

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現在の円高ドル安要因は、今後どうなっていくのか?

現在の下落トレンドの要因は、大きく2つあります。

1、トランプ大統領のドル高牽制発言
2、シリア問題と北朝鮮問題の地政学リスク

まず、1のトランプ大統領のドル高牽制発言は、一時的な要因と思われます。
過去の1月17日のドル高牽制発言後は、すぐに切り返して、ドルが上昇しています。

さらに中国の為替操作国への認定は見送りになる公算で、トランプ大統領の発言は、円安ドル高の一時的要因と判断できると思われます。

2の地政学リスクのシリア問題は、シリアの軍事行為だけではなく、米国とロシアの対立もリスクになっています。

米国とロシアの対立は、今回の米ロ外相会談でティラーソン米国務長官とロシアのラブロフ外相が会談し、前向きな発言がありましたが、それでもなお溝が埋まらない部分がありました。
しかしプーチン大統領が、シリア上空での米ロの空軍の衝突を回避するための合意を復活させる用意があると態度をやや軟化させたことは、プラスとなると思われます。

アサド政権が化学兵器を使うなど、大きな動きがなければ、シリア問題は、しばらく沈静化すると思われます。

北朝鮮の地政学リスクは、これからが本番の可能性があります。

北朝鮮有事リスクで円高株安はあり得るのか?北朝鮮イベント日程

2017.04.10

上記の記事でも書きましたは、北朝鮮は、4月15日に故金日成主席生誕105周年、4月25日に朝鮮人民軍創建85周年と特別なイベントが続くことから、示威行為でのミサイル発射がある可能性があり、トランプ大統領が、中国の協力がなくても、米国が単独で北朝鮮に対処すると発言していることから、北朝鮮のミサイル攻撃があった場合に何らかの手段に訴える可能性があります。

ただし、最新の報道では、中国の習近平主席が北朝鮮への圧力を強め、北朝鮮の行動を抑止して平和的な問題の解決を求めていることから、これ以上の地政学リスクの高まりを抑えてくれる可能性があります。

現状の状況では、今が一番不透明感が強く円高ドル安が進みやすい時だと言えるでしょう。

地政学リスクは、楽観予想を裏切る可能性を秘めていますが、今のところは、収まる傾向を見せていますので、これ以上の円高が急速に進んでいく自体にはならないのではないかと思われます。

108円がサポートになり、それ以上の下落には、何か事件が起こる必要があると思われます。

今後ドル円為替は円高が続くのか?

上記のまま進めば、これ以上の円高は進まないと思われますが、4月23日にフランス大統領選挙の第1回目の投票があります。

現在、極右政党のルペン氏が1位の支持率になっており、ルペン氏が予想を上回る得票を得ると円高要因となります。
さらに直近で、反移民、反EU派の急進左派のメランション氏の支持が上昇してきており、かなり混とんとしてきております。

かなり確率は低いですが、ルペン氏とメランション氏の決選投票になった場合は、両方とも反EUですので、ヨーロッパの政治的混乱は必至で円高になる可能性は高いです。

傾向としては、円高傾向の可能性が高いと思っています。
105円程度までの円高の可能性は、頭に入れておいた方がいいと思われます。

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短期的には、政治的なイベントと地政学リスクに振り回されるドル円相場になりそうです。

 

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