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北朝鮮 リスク - ドル円の予想

北朝鮮 リスク発生時、ドル円レンジ予想

北朝鮮の政治イベントやミサイル発射時、いわゆる北朝鮮リスクが起きた時の、ドル円(円高)レンジを過去の変動幅から予想します。

  • 北朝鮮 リスク ドル円予想

    円高
    ~0.64円
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北朝鮮 リスク発生時のドル円の変動幅

過去に北朝鮮リスクや政治イベントがあった時に、ドル円がいくら動いたかをまとめました。

2017年 北朝鮮 リスク時ドル円変動幅
北朝鮮の行動 ドル円変動幅
(1時間)
9/15(金)7:00 弾道ミサイルを太平洋へ向けて発射 ~-0.73
9/9(土) 北朝鮮建国記念日-特になし
9/3(日)15:00 核実験(6回目)ICBM用 ~-0.73
8/29(火)6:00 弾道ミサイルを太平洋へ向けて発射 ~-0.52
8/9(水)0:30 核弾頭の開発成功のニュース ~-0.34
7/29(金)0:00 弾道ミサイルの発射実験 ~-0.32
7/4(火)9:30 弾道ミサイルの発射実験 ~-0.17
翌営業日のドル円・日経平均株価

北朝鮮リスク(有事)発生後、翌営業日のドル円・日経平均株価の値動きをまとめました。

2017年 北朝鮮 リスク翌営業日、相場の動き
北朝鮮リスク
翌営業日
ドル円 為替 終値 日経平均株価 終値
9/19(火) 111.59
+0.75円
20,299.38
+389.88円
9/4(月) 109.72
+0.53円
19,508.25
+183.22円
8/30(水) 110.23
+0.48円
19,506.54
-143.99円
8/10(木) 109.22
-0.86円
19,729.74
-8.97円
7/31(月) 110.25
-0.42円
19,925.18
-34.66円
7/5(水) 113.27
-0.01円
20,081.63
-49.28円
 
ドル円・日経平均株価チャート(1日)

北朝鮮 リスクで、なぜドル円は円高に?

北朝鮮リスクが発生すると、ドル円はどう動くでしょうか?最近では「有事の際は円高になる」ということがほとんどです。
では、なぜ円が買われ、円高になるのでしょうか?

昔は「有事のドル買い」と言われ、政治的リスクが発生すると円安が進行しドル円は上昇するというのが一般的でした。マーケットに不安心理が広がると、円は売られ、ドルが買われる、=ドル高になっていたのです。ドルが逃避先に選ばれていたということになります。
しかし近頃では、円は安全通貨という認識がマーケット全体に広まっています。日本から遠いどこかの地で軍事的リスクが高まったときは、円が逃避先となり、円高が進み、ドル円は下落するのです。


■円高理由その1 機関投資家や海外投資家のポジション解消

最初の円高になる理由は、リスク高まったときにおこる機関投資家や海外投資家のポジション解消の動きです。 大きなリスクがあるときは、相場がどちらに振れるかわからないために投資家がポジションを解消してフラットにする動きが活発になります。
トランプ政権下で円安ドル高の傾向が高かったためにドル買いのポジション持っている人が多くいて、その投資家たちがポジション解消するとドル売り円買いになり、円高になるということです。


■円高理由その2 株価下落による海外投資家の為替ヘッジ

北朝鮮で有事が起こった場合は、まず間違いなく日本株が下落します。

その際に日本市場特有の海外投資家の取引割合が6~7割という特殊性で海外投資家の動きがドル円為替にも波及してきます。
海外投資家が日本株を買う場合は、自国の通貨から日本円に両替して日本株を買います。 その際に為替変動のリスクがあるために同時に日本円の売りを行います。いわゆる為替ヘッジと呼ばれるもので、日本円に両替する=日本円を買うという行為を行う場合に反対の注文の日本円を売るという取引をすることによって、為替リスクを避けるというものです。

株価が下落した場合は、株を売る際に日本円を売るという注文を解消し、日本円を買うことになります。株が下落すると日本円を買う注文が入り、円高になるのです。
さらに海外投資家が、日本株を買う場合は、レバレッジを利かせて日本円を売る注文を出します。株価が下落した場合は、証拠金を積み増して、ロスカットを防ぐために円買いを積み増すことも起こります。

このように日本の株価が下落した場合に海外投資家の為替ヘッジの動きのために円高になるのです。


■円高理由その3 日本企業や投資家などのリパトリ

リパトリとは、リパトリエーションの略で企業や投資家が海外から本国に資金を引き揚げることを指します。

東日本大震災の際にも保険金の支払いなどで保険会社が海外資産の一部を日本円に買える動きが出ています。日本に打撃があった場合は、日本で必要なお金を集めるために海外の資産を日本円に変える動きが出てきます。
その場合も日本円が買われて、円高になります。
さらに、東日本大震災の時には、このリパトリを先読みしてのヘッジファンドなどの円買いが入り、さらに円高になりました。


北朝鮮リスクとドル円の動きに話を戻しましょう。

北朝鮮と日本は地理的にそう遠くはなく、北朝鮮の有事となれば隣国の韓国だけでなく日本にも飛び火する可能性があり、日本経済はさらに低迷、ドル円は円安に動くと考えられてもおかしくないのですが、今は円高になる傾向があります。
株式相場が、格言『遠くの戦争は買い、近くの戦争は売り』通りに動くと考えれば、北朝鮮リスクがリスクから戦争など政治的な有事となってしまった場合、日本株の下落が始まりドル円も連動して下落、円高になる可能性が高いという考えが一つあります。
過去の事例ですと、東日本大震災が発生した際、円が買われ1週間かけてじわりじわりと円高が進行しました。復興財源により一度下落した後の日本経済が復活するという思惑もあったといわれますが、このように震災の当事者であっても、円は買われ、円高になったのです。

そういった過去の事例に倣う形で、北朝鮮リスクの際には「円が買われ、ドル円は円高になる」という事象が起きているのです。


北朝鮮リスクが発生した際は円高に進むことが予想されますが、円安になる場合についても見てみましょう。

1つは、東京にミサイルが着弾する場合。
さすがに日本の首都、東京にミサイルが飛んで来れば、被害が甚大になり、素直に円安になると思われます。株価の下落やレパトリなども起こりますが、それを超える円売りがでて、円安になると予想します。

2つ目は、日本海側の原発にミサイルが着弾する場合です。
この場合もメルトダウンを起こして被害が甚大になり、円売りが勝ると思われます。
ようするに相当の被害が日本に出た場合は、日本にある資産を海外へ移すキャピタルフライトが優勢になり、円安になるのではないかと思います。
リパトリと反対に日本が危険すぎる場合は、日本の資産を海外へ移すキャピタルフライトが起こり、円売りになると思われます。これは、国家破綻に近かった、ロシア危機や韓国経済危機、アルゼンチンのデフォルト時に起こったことです。

北朝鮮有事が起こる確率は極めて小さいと思いますので、1994年や2003年のように米国側が攻撃をあきらめるというシナリオが一番ありえそうですが、最悪のシナリオを想定しておくのも重要なことだと思れます。

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