NYダウ終値が4日連続最高値更新、その「本当の支え」とは

10月5日、NYダウは4日連続での史上最高値更新を果たしました。終値は22775.39 (+113.75 / +0.50%) に達し、米国株の強さを最もうつしとっている状況です。

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米主要3株価指数終値が高値圏推移

いま、NYダウすなわちダウ工業株30種平均の株価終値は、そのほか米国株主要株価インデックスと足並みをそろえて高値圏を推移しています。米主要インデックスとはNYダウ、S&P総合500種、そしてナスダック総合指数の三つです。

NYダウに加えS&P500、ナスダック総合も

先述のとおり4日連続で終値が最高値を更新したNYダウのほか、S&P500は6営業日連続となる最高値更新で5日終値2552.07 (+14.33 / +0.56%)となりました。

ハイテク株を中心とするナスダック総合指数)も5日連続の最高値となり、5日終値は6585.36 (+50.73 / +0.78%) で引けました。

いずれの終値も4-5営業日にわたる最高値更新となっています。

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加熱する米経済への期待

5日までの相場は、米トランプ政権が掲げた税制改革案、ならびにそれを後押しすると見られる2018年度予算案承認が大きな材料となりました。

投資家のあいだでは米税制改革が実現に向かっていることへの期待が高まっており、しかも経済統計データとして堅調な数字が相次いで発表されたことで、米株価には勢いがつきました。

超優良30銘柄が叩き出すNYダウの勢い

500銘柄を採用し経済指数としてのリアリティの面で優れるとされるS&P500や、新興ハイテク株を中心に3000を超える銘柄を採用するナスダック総合とNYダウが決定的に違うのは、NYダウがたった30の超優良米企業銘柄だけを採用しており、米経済のきわめて先端的な勢いを如実に反映するという点です。

つまり、NYダウは、今のように米経済への期待が加熱した際に、図抜けたパフォーマンスを叩き出しやすいのです。

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NYダウ続伸終値を横目にIT株も急伸

NYダウには含まれていないながらも、きわめて注目を浴びる急伸IT銘柄が、動画配信のネットフリックスです。

アマゾンなどと並ぶ独自コンテンツ配信の雄として、今ではネットフリックスの名は日本国内でも広く知られています。そのネットフリックスがこのたび、二年ぶりの視聴料値上げ予定を発表し、強気の戦略を打ち出しました。

値上げに象徴される強気な経営姿勢は市場に高く評価され、5日の取引時間中にネットフリックス株価は上場来高値を更新、終値でも5%を超える上げ幅を見せました。

政府や企業の強気を評価する市場に「支え」はあるか

低インフレのつづく米経済ながらも、ネットフリックスの値上げのような強い姿勢が市場の支持を産んだのは、紛れもなく、現在のトランプ政権による経済政策への期待と響き合って高まるNYダウなど株価指数の高騰だと言えるでしょう。

お金の流通量増加が抑制されている低インフレ状況下において、サービスの値上げは本来、消費者には歓迎されないと見られるのが通常です。しかしそれでも値上げを行うネットフリックスの経営姿勢や事業内容は、投資家には希望として写ったのでしょう。

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このように、今の米株価続伸は、実際の景気上昇というよりも、今後の景気活性化への「期待感」が作っているように見えます。NYダウが終値で最高値更新を続ける反面、それを支える実体経済の動きは、いくぶん希薄と言わざるを得ません。

市場の雰囲気は楽観的度合いが強まっていますが、トランプ政権が掲げる改革案などが作り出す買い相場がいつまで続くか、あるいはこの堅調トレンドにいずれ調整をもたらす経済イベントは何なのか、先行きを警戒する投資家も、ちらほら見え隠れする状況です。

 

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