【今週のNZドル円見通し】対中輸出拡大期待で反発も、週後半は上値重いか(2018年10月10日)

今週前半のニュージーランドドル円は、米国が中国を「為替操作国」と認定する見込みについて報道があったほか、先週からの米長期金利上昇の流れもくんで下落傾向であったものの、中国の景気刺激策報道に対するオセアニアからの対中輸出拡大の見方から、きょう10日に入って反発しています。

今週前半からきょうまでの動きを振り返りつつ、今週のニュージーランドドル円レート見通しを発表します。

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今週前半のニュージーランドドル円概況

今週前半、10月8日(月)から9日(火)にかけてのニュージーランドドル円は、高値73.402円から安値72.738円の取引レンジで軟調に推移しました。

・ニュージーランドドル円 10月8日~9日 1時間足

先週に続き米長期金利上昇で軟調

今週頭8日(月)は、米国トランプ政権の財務省が中国に対し為替操作国との認定を下す見込みが出たことに加え、先週からの米長期金利上昇が意識され、米ドルが全面的に買われる一方で、NZドル円を含む新興国通貨は売りがかさみました。(下図グリーン矢印)

・ニュージーランドドル円 10月8日~9日 1時間足

中国景気刺激策に反応、下落に歯止め

しかし、きのう9日(火)になると、中国の景気支援対策でインフラ支出が拡大するとの見方から、中国国内で鉄鉱石や石炭の先物が上昇、これに反応し対中資源輸出元である豪ドルが上昇し、同じオセアニアの通貨であるニュージーランドドルもつれ高の方向となって、ニュージーランドドル円レートは下落に歯止めがかかりました。(上図グレー矢印)

なお、中国の景気支援対策とは、先週末に発表された今年4度目の預金準備率引き下げを差します。預金準備率引き下げによって、金融機関は市中に貸し出せる資金の量を増やせるため、これは金融緩和的な景気刺激策となります。今回の引き下げで出回る資金は1兆2000億元(1750億ドル)とされています。

今週後半のニュージーランドドル円見通し

今日10日(水)のニュージーランドドル円は、高値73.447円から安値73.077円のレンジで堅調に推移しています。

・ニュージーランドドル円 10月10日(水) 1時間足

豪経済指数が改善で買いに勢い、反発

前日のオセアニア通貨買いの流れを引き継いでいたところで、10日には、オーストラリアの研究機関と銀行より、オーストラリア消費者信頼感指数が発表されました。

過去2ヶ月間は大幅低下していたこの指数ですが、今回の結果は改善となったことで投資家心理が改善、レートの支援材料となり、NZドル円を含むオセアニア通貨レートは上昇しました。

今週の材料とレンジ見通し

今週後半、ニュージーランドに関して特段の経済イベントは予定されていませんが、オーストラリアで12日(金)に8月住宅ローン件数の発表が予定されています。

こちらは前回値0.4%に対し予想はマイナス1.0%となっており、予想どおりなら豪ドル安につれ安となってNZドルの重しになる可能性があります。

今週のNZドル円レートは、高値74.90円から安値72.10円のレンジを予想します。

今日のレンジ予想/ニュージーランドドル円見通しと推移

 

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