【来週のブラジルレアル円見通し】首位ボルソナロ候補の支持安定せず軟調展開か(2018年10月15日~19日日:第三週)

今週のブラジルレアル円は、大統領選の結果を受け週初に大幅上昇も、その後は最有力候補ボルソナロ氏の動向に振られるかたちでレートがふらつき、週末の今日12日はおおむね軟調に推移しています。

今週の動きを振り返りつつ、来週のブラジルレアル円レート見通しを発表します。

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今週のブラジルレアル円概況

今週頭から12日(金)にかけてのブラジルレアル円は、高値30.508円から安値29.466円の取引レンジで、週初に大きく上昇したのち、やや軟調に推移しています。

・ブラジルレアル円 ~10月12日(金) 1時間足

今週前半:ボルソナロ期待上げ

今週頭の8日(月)は、前日日曜日に行われたブラジル大統領選第一回投票後の初営業日となり、市場が期待を寄せる極右派候補のボルソナロ氏の勝利が材料となって、ブラジルレアル円レートは大きく上昇しました。

ただ、ボルソナロ氏は今回の当確条件である過半数票の獲得には至らず、選挙結果は10月28日に時点のアダジ氏と争われる決選投票に委ねられることとなりました。このことによりレートはまもなく上げ渋る展開となりました。

今週中盤:支持率優勢も矛盾発言で下げ

10日(日本時間9日夜)に開示された両氏の支持率調査では、ボルソナロ氏が優勢との結果となり、ブラジルレアル円も再び上昇しました。

しかし今度は、地元メディアによるボルソナロ氏へのインタビューで、氏が年金改革をする気がなく、国営の石油・エネルギー企業の民営化を行う見込みも薄いとしたことで、レートは再び急落しました。

ボルソナロ氏は、ブラジルで問題となっていた手厚すぎる年金の改革や、国営企業の民営化による景気刺激策について、選挙活動中に発言してきました。しかし今回の発言はそれと矛盾しており、投資家の疑念を呼ぶこととなりました。

さらに11日(木)未明には米長期金利上昇に伴う世界株価急落が発生、ブラジルレアル円はさらに下押して週末12日(金)に入りました。

今週末~来週の見通し:買いは入りづらい

週末のきょう12日はブラジルが祝日で休場となっており、ブラジルレアル円レートはやや下げ渋りの展開となっています。

今週末から来週にかけて、ブラジル関連の経済イベントはとくに予定されていませんが、一方では11日の世界株価急落でひとまずリスクオフが進み、さらに米長期金利が高水準であることなども踏まえると、ブラジルレアルへの買いは入りづらい地合いと言えます。

注目すべき点としては、ボルソナロ氏の今後の挙動となります。今週に嫌気された年金問題や国有企業民営化問題についての発言内容に修正を加えることなどがあれば、レートもそれを支えにいくぶん反発する可能性があります。

来週のブラジルレアル円のレンジ見通しは、高値30.450円から安値28.45円の予想とします。

今日のレンジ予想/ブラジルレアル円見通しと推移

 

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