【来週の南アランド円見通し】好材料そろうもリスクオフ高まり小幅高、CPI発表で変動か?(2018年10月22日~26日)

今週の南アフリカランド円レートは、週前半の堅調な推移から一時8.0円直前まで上げるも、週末には急落し上げ幅を縮小、19日(金)13時現在は前週終値比で小幅に上昇した7.79円周辺で下げ渋っています。

今週の動きを振り返りつつ、今週末から来週にかけての南アフリカランド円レート見通しを発表します。

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今週の南アフリカランド円概況

今週の南アフリカランド円レートは、高値7.96円から安値7.68円のレンジで推移しており、先週終値比では小幅に上昇しています。

・南アフリカランド円 15日(月)~19日(金) 1時間足

先週前半の南アランド円は、ほぼ一貫して堅調な推移となりました。

先週前半の市場ではリスクオフの空気が後退しており、それにあわせて南アランドを含む新興国通貨にも買いが戻ってきたのに加え、先々週には巨額投資獲得や財務大臣交代といった材料が南アランドの見通し改善につながり、好地合いでの推移となりました。

しかし、NY取引時間オープン日本時間きのう18日(木)の深夜からきょう19日(金)未明にかけ、サウジ記者失踪事件を端緒としたリスクオフの動きが出ているほか、中国の景気減速懸念が浮上したことも悪材料となって、南アフリカランド円レートが急落、今週前半の上げ幅を大幅に縮小しました。

今週末の動き

今日19日(金)の南アランド円レートは、日本時間未明3時頃まで急激に下げたのち、安値7.76円で下げ止まり、その後は下げ渋りの商状となっています。

・南アフリカランド円 19日(金) 1時間足

今日午前11時には中国で重要な経済指標がいくつか発表されており、GDPと鉱工業生産指数は悪化となったものの、南アランド円レートは折り込み済みの状況で、発表後のレートにはさほど影響していないようです。

今週末の見通しとしては、いったん材料出尽くしで方向感のない展開となりそうです。

自動車産業の振興策について報道も

なお、きのう18日(木)には、南アフリカが「オート・マスタープラン」と呼ばれる国内自動車産業計画を刷新する見込み、との報道も出てきています。

こちらは、南アの主要産業の一つである自動車製造分野において、国内・国外シェアを増加させることが目的の計画刷新とされ、国内シェアで言えば現在38%のところを2035年までに60%まで引き上げる目標としています。

もし閣議を通れば2021年に発動するとされていますが、まだ詳細は明らかにされておらず、いまのところ市場の反応も限られているもようです。

来週の見通し

来週は、週の中盤に南ア・CPI(消費者物価指数)とPPI(生産者物価指数)の発表が控えています。

前月8月の発表では前年同月比4.9%と、南アフリカ中銀(南アフリカ準備銀行)のインフレ目標である3~6%の範囲におさまっていましたが、前回の中銀会合後のコメントでは、「インフレリスクが顕在化し続けている」として利上げの可能性も示唆していました。

次回CPIの予想は前年同月比で小幅下落となっていますが、こちらが上振れた場合、利上げの早期化観測からレートに影響が出そうです。

来週の経済イベント

24日(水)17時00分 南ア・9月消費者物価指数(CPI)
25日(木)18時30分 南ア・9月生産者物価指数(PPI)

今日のレンジ予想/南アフリカランド円見通しと推移

 

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