【NZドル円リアルタイム】失業率大幅改善に米選挙もこなし大幅上昇、勢い続くか?(2018年11月8日)

今週のニュージーランドドル円レートは、NZ失業率が予想を大幅に上回る改善を示したことで急上昇、さらに米中間選挙をこなしたところでのリスクオン的ムードも支えとなり、先週終値比で大幅に上昇しています。

今週の動きを振り返りつつ、今週後半のニュージーランドドル円レート見通しを発表します。

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今週のニュージーランドドル円概況

今週のニュージーランドドル円レートは高値77.265円から安値75.026円のレンジで堅調に推移しており、前週終値比で大幅に上昇しています。

・ニュージーランドドル円 1時間足(5日~8日)

失業率大幅改善で急上昇、地合いよし

今週前半は、市場の重しとなっていた米株安の流れが一段落し上昇に転じたことで、リスク資産と認識されることの多いニュージーランドドルも、対円レートで週中盤まで堅調な流れを維持しました。

さらに、7日(水)発表のニュージーランド第三・四半期失業率が予想4.4%に対し結果3.9%と大幅な改善となったことで、ニュージーランドドル円レートはさらに勢いづき急上昇、それまでの75.50円周辺のレンジから一気に76.50円周辺へ突入しました。

上昇の勢いはその後も米中間選挙の結果を受けて継続し、今日8日は堅調な推移のままついに77.00円を突破、現在は77.25円周辺でなおも強含みの展開となっています。

政策金利据え置き、中銀は高値警戒か

なお、今日8日の早朝5時には、NZ中銀よりNZ政策金利(オフィシャルキャッシュレート)が発表されました。

結果は現行の1.75%で据え置きとなり、市場の反応は限られたものの、要旨発表中では、将来的なインフレ見通しやGDPの伸びを旧来路線で継続しつつ、経済動向について将来的な下方リスクをにおわせる記述が見られました。

農産品輸出国であるニュージーランドにとって、現在の自国通貨高の流れは都合が悪く、NZ中銀の発表要旨のなかには、過度なNZドル買いの流れを抑え込みたい意図も見え隠れしました。

こうした状況に加え、日足チャートで見ると、5MA(5本移動平均線)と25MAの乖離が大きくなってきているところで、テクニカル的にも上値の重さが意識されてくるタイミングと言えるでしょう。

・ニュージーランドドル円 日足チャート

今週のニュージーランドドル円の材料とレート見通し

今週に関しては、今日の政策金利発表のあとに予定されている特段の経済イベントはありません。

ただ、きょう8日(日本時間9日未明)に予定されている米FOMCの政策金利発表と、それにつづく議事録要旨の内容が、市場で材料視されそうです。

米政策金利(FF金利)は現行2.25%の据え置きの公算が高いものの、足元では世界景気減速懸念が首をもたげており、さらにFOMC発言でなんらかの懸念材料が見られた場合、リスクオフ的な動きの中でニュージーランドドルが売られる可能性があります。

また、政策金利の他にも、9日には米・生産者物価指数(卸売物価指数、PPI)などが発表予定となっています。これらの米経済指標については、内容に注意しておく必要があるでしょう。

今日のレンジ予想/ニュージーランドドル円見通しと推移

今週末の経済イベント(米国)

今週末に予定されている米国の経済イベントスケジュールは下記の通りです。

8日(木)22時半 前週分新規失業保険申請件数(前回値21.4万件、今回予想21.4万件)

8日(木)28時 政策金利(前回値2.00-2.25%、今回予想2.00-2.25%)

9日(金)22時半 10月卸売物価指数(PPIコア)(前回値2.5%、今回予想2.5%)
9日(金)22時半 10月卸売物価指数(PPI)(前回値2.6%、今回予想2.7%)

9日(金)24時 9月卸売売上高(前回値0.8%)
9日(金)24時 11月ミシガン大学消費者態度指数・速報値(前回値98.6、今回予想97.7)
9日(金)24時 9月卸売在庫(前月比)(前回値1.0%、今回予想0.3%)

今日のレンジ予想/ニュージーランドドル円見通しと推移

 

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