【ドル円リアルタイム】米中間選挙こなし好地合いもFOMC見通し発言内容で円高か(2018年11月8日)

今週のドル円レートは、米・中間選挙を大方の予想通りにこなしたところで好地合いのなか推移していると言えます。しかし日本時間の明日未明にはFOMC発表が控えており、その内容次第では上げ幅を狭める展開が考えられます。

今週の動きを振り返りつつ、今週後半のドル円レート見通しを発表します。

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今週のドル円概況

今週のドル円レートは高値113.817円から安値112.947円のレンジで堅調に推移しており、前週終値比では上昇しています。

・ドル円 1時間足(5日~8日)

このところのドル円レートは堅調な推移を保っており、NY取引時間での日足(下記チャートは日本時間)は4営業日続伸となっています。

・ドル円 日足チャート

きょうまでの流れ

世界の経済をうらなう一大イベントであった米中間選挙は、大方の予想どおり上院が与党・共和党、下院が野党・民主党によって制される結果となりました。

この、上院と下院で過半数勢力が異なる「ねじれ」議会について、共和党のトランプ大統領には政策実行に際し民主党に対して妥協せざるを得ない状況となったわけで、一見ドル円の重しになりかねない状況であったとも言えます。

しかし、市場の評価としては、事前予想を覆さなかったことで不透明要素の払拭につながり、またトランプ大統領の暴走を「スローダウン」させる効果が期待できること、しかもトランプ大統領の強烈な政策が全て反故になる可能性は低いことから、この「ねじれ」がむしろ相場の支えとなった様相です。

しかも、選挙戦ののち、トランプ大統領から「民主党と協力して政策を進める」とのコメントや、下院議長となる公算の高い民主党ペロシ氏への称賛のコメントが出されたこと、さらにはペロシ氏からもトランプ大統領との協同姿勢が示されたことなどで、経済政策への期待は保たれた状態です。

今週のドル円の材料とレート見通し

今日から週末にかけてのドル円レートについては、きょう8日(日本時間9日朝4時)に控えたFOMC(米連邦公開市場委員会)の政策金利発表が材料となりそうです。

今回政策金利は据え置き(前回値2.25%)となる公算が大きいものの、このところの米雇用統計は好調で賃金上昇率も高水準となっており、発表後のパウエルFOMC議長による経済見通しの内容が年末の利上げ公算にどう影響するかが注目されます。

総合して、今週末にかけてのドル円レートは、米・中間選挙という一大イベントをある意味無事に終えた好地合いにあると考えられます。

ただ、世界景気減速への懸念は市場で根強く、パウエル議長の見通し発言内容次第ではレートが113円前半へ押し戻される可能性も考えられます。

今日のレンジ予想/ドル円見通しと推移

今週末の経済イベント

今週末に予定されている米ドル関連のイベントスケジュールは下記の通りです。

8日(木)22時半 前週分新規失業保険申請件数(前回値21.4万件、今回予想21.4万件)

8日(木)28時 政策金利(前回値2.00-2.25%、今回予想2.00-2.25%)

9日(金)22時半 10月卸売物価指数(PPIコア)(前回値2.5%、今回予想2.5%)
9日(金)22時半 10月卸売物価指数(PPI)(前回値2.6%、今回予想2.7%)

9日(金)24時 9月卸売売上高(前回値0.8%)
9日(金)24時 11月ミシガン大学消費者態度指数・速報値(前回値98.6、今回予想97.7)
9日(金)24時 9月卸売在庫(前月比)(前回値1.0%、今回予想0.3%)

今日のレンジ予想/ドル円見通しと推移

 

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