【今日のドル円見通し】中国ファーウェイCFO逮捕で一段安、米雇用改善なら利上げ意識で下値拡大も(2018年12月7日 金曜日)

今週のドル円レートは、米中対立激化懸念と景気後退の予兆への警戒感がドル売り・円買いを呼び、ほぼ一貫して軟調(円高方向)な展開となっています。

今日までの概況をまとめつつ、今週のドル円レートレンジ予想を発表します。

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今週のドル円概況

今週12月3~7日のドル円レートは、高値113.823円から安値112.235円のレンジで推移し、前週終値比では下落しています。

・ドル円 1時間足(12月3~7日)

今週のドル円レートについては、週初3日(月)の米中対立緩和期待から一転、4日(火)の米長短金利逆イールド発生で米景気後退への懸念が高まり、一気に112円台へ下落しました。

5日(水)には下げ渋るも、6日(木)に中国通信機器最大手であるファーウェイ社CFOが米司法の要請で逮捕されたことが米中対立激化懸念を呼び、一時は週安値の112.20円台までさらに大きく下落しました。

ただ、6日深夜に発表となった米経済指標のうち、ISM非製造業景況感指数が予想を上振れて大きく上昇したことが好感され、今日7日(金)早朝までにレートは下げ渋り112.70円前後まで値を戻しました。

今日のドル円見通しとレンジ予想

今日7日(金)オープン(7:00)以降のドル円は、高値112.755円から安値112.623円のレンジで横ばいに推移しており、本日始値比では小幅に上昇しています。

・ドル円 15分足(7日)

今日未明のNY時間引けまでに値を112.70円台まで戻したものの、今日のオープン以降、レートに目立った動きは見られていません。

市場は基本的に弱気に傾きつつあるものの、今日の日経平均が前日比プラス圏で推移していることが支援材料となり、ひとまず今日前場までは下値の固い推移となっています。

今日のドル円レンジ予想

今日7日(金)の深夜には、米で様々な経済統計が発表予定となっています。なかでも注目されるのが、失業率と平均時給の2つの雇用統計と言えます。

現在のところ、失業率は横ばい予想、平均時給は上昇予想となっていますが、これらがもし改善方向に振れた場合は、米利上げ観測が強まり、景気引き締め効果から景気後退が近づくとの見方が浮上し、さらなるドル売り・円買いでのレート下落が起こる可能性もあります。

とはいえ、結果が下ぶれた場合でも、景気後退の観測が強まり、レートは下押す可能性があります。

いずれにせよ、景気が過熱も冷え込みもしていない「適温相場」からの乖離が意識される結果となれば、強い警戒感に支配されている現在の市場では悪材料ととられ、レートの重しとなりそうです。

今日のドル円レート見通しは、こちらのURLにてご確認ください。

→今日のレンジ予想/ドル円見通しと推移

今週の米国関連イベントスケジュール

米・ドル円に関する今週の経済イベントとして、下記が予定されています。
※5日(水)が米ブッシュ元大統領逝去に伴う追悼休場日となったことから、いくつかの予定が変更となっています。

7(金)22:30 11月非農業部門雇用者数変化(前月比)(前回値25.0万人、今回予想20.0万人)

7(金)22:30 11月失業率(前回値3.7%、今回予想3.7%)
7(金)22:30 11月平均時給(前年同月比)(前回値3.1%、今回予想3.2%)
7(金)22:30 11月平均時給(前月比)(前回値0.2%、今回予想0.3%)

7(金)24:00 10月卸売在庫(前月比)(前回値0.4%、今回予想0.7%)
7(金)24:00 10月卸売売上高(前月比)(前回値0.2%)

7(金)24:00 12月ミシガン大学消費者態度指数・速報値(前回値97.5、今回予想97.0)
7(金)29:00 10月消費者信用残高(前月比)(前回値109億ドル、今回予想150億ドル)

今日のレンジ予想/ドル円見通しと推移

 

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