日本株予想:押し目買い拡大 TOPIXも堅調で地合い好転

15日の日経平均は+324円の2万8871円となり続伸。米株式市場の上昇が続くなか相場心理は上向いており、東京市場でも値がさのグロース株を中心に買いが続いた。

個別銘柄では、第一三共やソフトバンクグループなどが買われたほか、ディー・エヌ・エー、トレンドマイクロ、ジーエス・ユアサ コーポレーションなどが上昇した。当社配信の上昇期待銘柄レポートでは、その他金融業のウェッジホールディングスなどが上昇。ウェッジホールディングスは掲載後3ヶ月で116.2%の上昇となった。

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押し目買い拡大 TOPIXも堅調で地合い好転

日米株式市場で買い地合いが強まっている。端緒となっているのは、米国の物価上昇(インフレ高進)が一服しつつあることにより、FRB(米中銀)による金融引き締めのペースが和らぐのではないか、との期待感だ。

これまで米景気はきわめて力強く、米物価は高い水準で上昇していた。これをなんとか抑制するためFRBは、利上げなどの金融引き締めによって米景気を緩やかに冷やす姿勢を明らかにしていた。景気を冷やせば当然株価は下げるため、株式市場は過度な米金融引き締めにより株価が混乱するリスクへ警戒心を高めていた。

しかし先週までに発表された米景気指標は加速ペースが鈍化しており、これによって「ハイペースな金融引き締め方針が見直される」との観測が浮上したことで、日米の株式市場は安堵感からの買い直しに動いた。株価が大きく下げていたところとあって押し目買いの圧力も相応に大きく、日経平均はすでに1月以来およそ7ヶ月半ぶりの高値となる2万8871円まで戻し、なお上方目線が続いている。

利上げ局面に売られやすく下げていた半導体銘柄に下値買いが勢いづいたほか、買い材料が出た第一三共が大幅高、またソフトバンクGなど主要銘柄も大幅に上げて相場の強気心理を支えている。また日経とともに相場観の指標として重視されるTOPIXも続伸して4ヶ月半ぶり高値を達成した。

東エレクやファナックのほか、TDKやダイキン、テルモなども上昇。本日取引開始前に発表された国内4-6月期GDPは+2.2%と、市場予想を下回ったとは言え国内消費の底堅さを示す内容とも言え、こちらも相場心理を支援した。国内企業決算発表は既に一巡しており、今週は下値からの反発を狙った物色買いに勢いがつきそうだ。

 

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