
今週の日経平均は、先週からの上昇基調が続くとみられますが、利益確定の売りも出て膠着相場になる可能性があると予想します。
今週の日経平均見通し(10月30日~11月2日)
今週の日経平均は、NYダウの上昇の影響もあり、先週の上昇傾向を引き継いで始まりそうです。
ただし、2万2000円を超えて、高値圏にいますので、利益確定の売りが出てくる可能性が高いです。
今週は、2万2000円前後での膠着間のある相場展開になりそうです。
週次のアナリスト予想平均は、
レンジ 21,400円~22,200円
となっています。
今週の株価に影響する経済イベント
今週は、日銀金融政策決定会合とFOMC(米連邦公開市場委員会)があります。
どちらも政策金利は据え置きとなる見通しです。
しかしFOMC(米連邦公開市場委員会)は、12月の利上げに向けて、インフレに対してのコメントに注目が集まります。
イエレンFRB議長が、インフレに対して弱気な発言をしていましたので、FRBの総意としての発言かどうかで12月の利上げ確率が上下する可能性があります。
・イエレンFRB議長の発言とドル円為替
さらにFRBの次期議長の指名が11月3日までに行われるとみられています。
トランプ大統領がアジア訪問前に指名すると報道されています。
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テーラー氏とパウエル氏が有力ですが、テーラー氏なら円安株高、パウエル氏なら円高株安になるといわれています。
11月1日のアメリカ時間に発表されれば、2日の日経平均には大きな影響を与えると思われます。
直接今週の株価には影響を与えなですが、3日の夜に米雇用統計が発表されます。
12月の利上げにも絡んできますので、先月のように非農業部門雇用者数がマイナスになるとNYダウなどアメリカ株が下落すると思われます。
先月の非農業部門雇用者数は、ハリケーンの影響でマイナスになりましたので、今月の発表分はそのようなことはないと思われますが、どの程度になるか注目です。
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