外国為替レート/FX
15.11

中国人民元円FX 見通しと推移 CNH/JPY

中国人民元円 短期 FXテクニカル分析データ(00:15)

テクニカル分析一覧

移動平均乖離率 (16日) -2.16 »
RSI (16日) 27.66 »
MACD (16日) -0.18 »
モメンタム (16日) -0.7 »
ボリンジャー (16日) »
ストキャスティクス (16日) »
DMI (16日) »

ピボットポイント日足

R3 15.19
R2 15.16
R1 15.13
PP(今日の中心値) 15.09
S1 15.07
S2 15.03
S3 15.01

いま相関の強い経済指標ランキング(16日)

正相関
経済指標 相関値 終値 前日比
1. ドル円 +97.7% 106.38 +0.40(0.38%)
2. 中国長期金利 +96.2% 3.03 +0.00(0.10%)
3. 上海総合指数 +95.7% 2,824 +8.02(0.28%)
4. 米長期金利 +92.8% 1.58 +0.04(2.73%) 急伸
5. NYダウ +89.3% 25,886 +306.62(1.20%) 急伸
逆相関
経済指標 相関値 終値 前日比
1. ドルインデックス -27.6% 98.14 +0.15(0.15%)

中国 ヒストリカルデータ

CPI(インフレ率)

年/月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2019年 1.90 1.70 1.50 2.30 2.50 2.70 2.70 2.80        
2018年 1.80 1.50 2.90 2.10 1.80 1.80 1.90 2.10 2.30 2.50 2.50 2.20
2017年               1.40 1.80 1.60 1.90 1.70

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人民元FX/見通し解説とおすすめ投資法

著しい経済成長に加え、米国との貿易摩擦問題など、世界経済において今や強大な存在感を示す中国ですが、中国の通貨である人民元は、意外にも長期保有やスワップポイント狙いに向いた安定性を備えたFX通貨と言えます。

中国人民元の金利やスワップポイントに加え、今後の見通しを説明して、人民元に適したFXトレード方法について考えます。

高政策金利・高スワップ期待

まずは、中国のいまの政策金利を見てみましょう。
2018年7月現在、人民元の政策金利は、4.35%です。

4.35%という数字は、高金利で知られるトルコリラ(17.75%)や南アフリカランド(6.5%)には劣りますが、日本(-0.07%)や米国(1.9%)と比べると、中国の政策金利は相当高いものと言えます。

高スワップポイント

高金利通貨ということは、高スワップポイントを期待して保有できる通貨であると言えます。

SBI証券の場合だと、2018年7月20日現在のスワップポイントは、1単位(10万通貨)買いで60円となっています。
これが一日あたりですから、一年分だと×365日で21,900円です。

人民元は「管理変動相場制」

高金利通貨というくくりで見ると、その中でも中国人民元が最も特徴的なのが、「管理変動相場制」を採用しているという点です。


管理変動相場制とは、「変動」とついてはいるものの、実際的には固定相場制と呼んで差し支えのないものと言えます。
つまり、中国政府や中国の中銀が為替介入し、レートを操作しているために、為替レートの動きが意図通りに(ほぼ)固定されるシステムです。

なお、これが採用されている理由は、大きくは米国との貿易摩擦の悪影響を緩和させることなどが目的と言えます。

レート変動が小さい

この管理変動相場制というシステムは、とくにスワップポイント狙いなどの長期保有を考えるFXトレーダーにとっては、強い味方となる可能性があります。

というのも、為替レートの変動が少ない可能性が強いからです。

いくら高いスワップポイントが期待できても、変動の大きな通貨だと、安心して長期保有はできません。
しかし、中国人民元であれば、管理変動相場制を採用しているために為替レートの変動が小さい可能性が高く、スワップポイント狙いでの長期保有損益を計算しやすいと言えます。

優れた信用格付

たとえ通貨レートの変動が小さくても、突然国が倒れてしまったら、通貨の価値自体がなくなってしまいます。
そこで、中国の信用格付けも確認してみましょう。

S&P発表では、現時点での中国の格付けはA+、見通しは安定的となっています。
このA+という格付けは、日本と同じものとなります。

なお、GDPは世界二位です。
一位のアメリカに次ぐランキングで、米ドル換算で12兆ドル(2017年・名目)という額に達しています。
日本のGDPランキングは中国に次ぐ3位の4.8兆ドルです。

このように、中国の信用格付けは優れたものと言え、また強大なGDPも格付けを裏付けるものであると言えます。

長期保有資産としての3つの優位点

こうしたデータを見ると、人民元が長期保有資産として非常に優れた点を持っていると考えることができます。

まず一つ目は、金利の高さ、つまり高スワップポイントが期待できる点です。

二つ目は、管理変動相場制による変動リスクの小ささです。

そして三つ目が、高い格付けで裏付けられる信用度です。

長期保有でのリスク

人民元をトレードする場合、そのリスク要因についても押さえておく必要があります。
とくに、長期保有を考えている場合は、次のような点に注意します。

変動相場制が終わる可能性

中国が管理変動相場制をいつやめるか(つまり、本当の変動相場制に移行するか)はわかりません。

目先ではそうした予兆は特になく、仮にやめるにせよ、段階的な移行を目指すのではないかと考えられますが、そうした予想を裏切って、突然管理変動相場制が終わるという可能性は、ゼロではありません。

管理変動相場制が終われば、中国人民元の通貨レートは大きく動くかもしれず、そうなると、FX通貨としての性質も大きく変わってくることになります。

当然の話ではありますが、中国人民元もリスクフリーの資産とは言えない、ということです。

金利切り下げの可能性

もう一つ、金利が引き下げられる可能性もゼロではありません。

中国の景気はこのところ勢いが鈍化しており、明らかに景気後退となれば、中国の中銀(中国人民銀行)は利下げに入る可能性が強くなります。

こちらに関しても、中国の金利操作が貿易不均衡につながっているとして米トランプ政権が非難しているため、人民元利下げでさらに中国が貿易上有利になるような方向に向かうとは考えられず、利下げよりもむしろ長期的には利上げの方向に向かっているとする見方が優勢となっています。

とはいえ、突然の利下げが起こる可能性がないとは言い切れないのが実際のところです。
この点も、人民元を長期保有するうえでのリスクとして、頭に入れておく必要はあるでしょう。

数年のスワップ狙いに最適の人民元

様々なニュースで見聞きする内政リスクのほか、このところの米中貿易摩擦の激化で懸念が高まっているイメージの中国ですが、冷静に見てみると、中国通貨である人民元をトレードするメリットは大きく、しかも安定感のある通貨であるとも言えます。

とくに、中長期、数年といった単位でスワップポイント狙いの運用を行うのには適した通貨と言えるでしょう。

といっても、上記の変動相場制への移行や金利下げといったリスクのほか、他の高金利通貨同様の内政リスク、地政学的リスクも抱えており、手放しで運用できる通貨とは言えません。

とくに、レバレッジには気を使う必要があります。
最初は2倍から3倍といった範囲で、レバレッジを大きくするのは取引やリスク管理に慣れてきてからにすることを強くお薦めします。

今日の中国人民元。テクニカル指標(1時間足)サマリーは「」です