アメリカの高配当銘柄を探す/50年連続増配の企業も!米株配当で資産形成

長期投資で人気があるのが、高配当株です。とくに、日本株よりもはるかに高い配当を支払う銘柄が多いのが、アメリカ株です。

外国株式と聞いた途端にハードルが高く感じる人も少なくなさそうですが、現在は外国株も非常に買いやすくなり、株式投資の初心者でも気軽に保有することができるようになりました。

アメリカの高配当株の魅力や、代表的な銘柄、そして今買うべき理由を、この記事で説明します。

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日本を大きく上回る、アメリカの高配当銘柄

現在では、日本にいながらにしてアメリカ株を保有する個人投資家が非常に多くなってきています。

その最も大きな理由が、アメリカ株に期待できる利幅の大きさです。上昇し続ける株価もさることながら、さらに高配当な銘柄も多いことが、アメリカ株の人気を高めているのです。

通信で比べても歴然

例えば、日米の代表的な通信企業の銘柄を比べてみましょう。

日本のNo.1通信企業であるNTT(日本電信電話会社、9432)の配当利回りは2.06%ですが、一方の米国No.1通信企業であるAT&T(T)の配当利回りはなんと5.69%です。

また、NTTは2018年3月期で7年連続増配を検討していますが、一方のAT&Tの連続増配期間は、なんと33年間です。

50年以上の銘柄も多数

このように、配当面でも優れたパフォーマンスを誇るアメリカ株は、AT&Tの他にも多数あります。

さらに50年以上増配というケタ外れの銘柄も、アメリカには100社以上存在するといいます。中には、生活用品のP&G、清涼飲料水のコカ・コーラなど、わたしたち日本人がよく知っている銘柄も含まれています。

参考:アメリカ株 連続増配銘柄(配当貴族)配当ランキング

下支えになるから株価が乱高下しづらい

高配当銘柄は、配当金それ自体に加え、株価が乱高下しづらいのも魅力です。

というのも、市場のボラティリティ(値動きの激しさ)が高まっても配当利益が期待できるうえ、株価が下がっても配当額が変わらなければ配当利回りがむしろ上がり、利回り重視の投資家からの需要が崩れないことで、下値に支えができるからです。

とくに現在のように、NYダウが毎日高値更新するような株高時期は、リセッション(景気調整)への警戒感が高まる一方で、高配当銘柄は比較的安定した株価動向を見せます。結果的に、長期的には、無配当銘柄の投資成績を上回る傾向があります。

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1. 超長期で連続増配!な米国株銘柄

高配当銘柄を選別するときのポイントのひとつが、連続増配の実績です。

連続増配銘柄は、配当金による利益が期待できるうえ、長期間にわたり業績を確保し、株主への利益還元を行なってきたという実績から、長期的な株価上昇の期待もできます。

上述のようにアメリカには、主要企業の中だけでも、50年以上もの連続増配銘柄がいくつもあります。まず、そうした主なアメリカ連続増配銘柄を見てみましょう。

主要な超長期連続増配アメリカ銘柄リスト

(2017年11月22日 データ更新)

コード 銘柄名 事業内容 連続増配
PG プロクターアンドギャンブル ヘルスケア関連日用品 60年
EMR エマソンエレクトリック 産業用自動機器などの電子製品を製造販売 60年
MMM スリーエム 化学中心の大手複合企業 58年
KO コカコーラ ソフトドリンク製造販売 54年
JNJ ジョンソンエンドジョンソン 医療・健康関連製品メーカー 54年
LOW ロウズ 住宅関連用品小売り会社 54年
CL コルゲート パルモリーブ 歯磨き、シャンプー石鹸、洗剤など大手家庭用品メーカー 53年

アメリカ株 連続増配銘柄(配当貴族)配当ランキング

50年以上の連続増配が続く銘柄では、生活用品、産業コンポーネント製造、医療や住宅など、需要の途切れなそうな事業をあつかう企業が並んでいます。

これらは景気調整の局面でも底堅く、また今後も高配当が期待できます。やがて来る景気調整の前に、積立しておきたい銘柄と言えるでしょう。

2. 最大10%以上!高配当な米国株銘柄

このところ、米国株価はかなり割高圏です。株価が高騰すると、相対的に配当利回りは下がりますが、それでもまだ、きわめて高い配当利回りを誇る銘柄が、アメリカ株には存在しています。

とくに驚くべきは、優良企業でありながら4%以上といった高い配当利回りの銘柄が、数多く見つかることです。誰でも知っているような有名企業、たとえば前述のAT&Tでも5.69%の高配当です。

それでは、優良企業にしてきわめて高い配当利回りの銘柄を見てみましょう。

優良アメリカ企業の高配当銘柄リスト

(2017年11月22日朝時点データ)

No 銘柄 (コード) 事業 配当利回 株価 配当/年
1 モバイル テレシステムズ ADR (MBT) 無線通信サービス 7.6% 11 0.9
2 メーシーズ (M) 小売 – 百貨店 7.5% 20 1.6
3 コバンタ・ホールディング (CVA) 環境サービス & 装置 6.8% 15 1.0
4 中国石油化工(シノペック) (SNP) 石油 & ガス精製 / 販売 6.6% 71 4.0
5 ビーティー・グループ (BT) 総合通信サービス 6.6% 16 1.1
6 シーゲイト・テクノロジー (STX) コンピューター ハードウェア 6.4% 40 2.6
7 ピアソン (PSO) 一般向け出版 6.2% 9 0.6
8 上海石油化工(シノペック上海) (SHI) 石油 & ガス精製 / 販売 6.1% 60 3.5
9 バーチュ ファイナンシャル (VIRT) フィナンシャル & 商品市場オペレーター 6.1% 16 1.0
10 グラクソ・スミスクライン (GSK) 医薬品 6.0% 35 2.1
11 ウェストパック・バンキング (WBK) 銀行 6.0% 24 1.4
12 シーエヌエー・ファイナンシャル (CNA) 保険 – 損害 & 災害 5.9% 54 1.2
13 ビー・ピー (BP) 石油 & ガス精製 / 販売 5.8% 39 2.3
14 テバ ファーマシューティカル(TEVA) 医薬品 5.8% 13 0.9
15 スキャナ (SCG) 公益企業 – 電力 5.8% 43 2.5
16 エー・ティー・アンド・ティー (T) 無線通信サービス 5.7% 34 2.0
17 ボーダフォン・グループ (VOD) 無線通信サービス 5.7% 31 1.8
18 フォード・モーター (F) 自動車 & トラック製造 5.7% 12 0.7
19 ワンオーケー (OKE) 石油 & ガス運輸サービス 5.6% 50 2.8
20 ロイヤル・ダッチ・シェル (RDSB) 石油 & ガス総合 5.6% 64 3.8

アメリカ株 連続増配銘柄(配当貴族)配当ランキング

このように、高配当銘柄だけでスクリーニングしても、優良企業だけで容易にリストができてしいまいます。

しかも、例えばランキング1位のMBTの利回りはなんと7.62%、単純計算だと投資金額に対して1年で7.6%の配当益ということで、10年で76%、約15年ほどで100%以上の配当益が得られることになります。

もちろん、今後もこの配当利回りが保たれるかどうかはわかりませんが、仮にそうなれば、15年保有すれば配当益だけでもとが取れてしまう計算になります。

アメリカ株投資が不安な人の二つのパターン

このように、アメリカの高配当株や連続増配銘柄について見てみると、アメリカ高配当株への投資にどれほどのアドバンテージがあるかが、よくわかります。

ただ、アメリカ株となると気後れするという投資家がたくさんいるのも事実です。そうした方が抵抗を感じている理由は、下記の2つあるように感じます。

1. どうすればいいかよくわからない
2. 米国の税金や為替レートをどう考えればいいかわからない

国内大手なら多くの米株を取引可能

まず「1. どうすればいいかわからない」方に関しては、今すでに、国内株と同じような感覚で外国株も買えるため、ご自身の証券会社を調べてみるとよいでしょう。

SBI証券や楽天証券、マネックス証券などでは、かなり多数の米国株を購入できます。

米の税金は控除可、為替は株価との連動性を見る

また「2. 米税金や為替がよくわからない」場合に関しては、アメリカの税は確定申告すれば国内での税金納付額から控除できます。

為替レートについては、「円高時は買いに有利」「円安時は米株価値上昇傾向」など意識する必要こそあれ、連続増配/優良高配当銘柄への長期投資やドルコスト平均法積立なら、過度に心配しすぎなくてもよいでしょう。

上記高配当銘柄を組み入れたインデックスETFなどを選べば、なお安心感は高まります。

成熟した投資文化を持つアメリカに投資する

投資人口がまだまだ少ない日本とは異なり、成熟した株式市場を有するアメリカでは、資産形成のために、株式などリスク資産へ投資を行うことが、より一般的です。

実際に米経済が堅調に成長を続けていることで、リターンの見通し・イメージが容易につくことも大きな原因ですが、さらに、米株が一株単位で購入できることなど、運用の勝手が良いことなども理由に上がるでしょう。

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現在のアメリカの好景気などを考えると、今は高配当アメリカ銘柄に投資して配当金を受け取ってみるのに良い時期とも言えます。興味をもっていた方は、まず少額からアメリカ高配当株への投資を初めてみるのもよいでしょう。

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