バンガードのETF-インデックスファンドの生みの親

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バンガードのETF

バンガードのETFは、日本では、 ishares(iシェアーズ)とならんで有名なETFではないでしょうか。
世界最大級の投資信託の会社であるバンガード社とそのETFを解説いたします。

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バンガードのETFとは?

バンガードとは、正規名称をバンガード・インベストメンツ・ジャパン株式会社といいます。
米国のバンガード社は、世界最大級の投信会社です。Vanguardは、英語では「先鋒、前衛」という意味の名詞です。

世界初のインデックスファンドであるバンガード・ファースト・インデックス・インベストメント・トラスト(S&P500指数に連動するインデックスファンド)を開発したのも同社です。

創業者のジャック・ボーグルが、投資信託業界の先端を走るぞ、という気持ちで付けた社名なのでしょうね。ザ・バンガード・グループ・インクは、現在グローバルな327本のファンドを運営しています。同社は「顧客主義」をミッションとして掲げており、バンガード社のファンドやETFの所有者が同社の株主であることになっています。それが創業来の姿勢で、成長の原動力になったのでしょうね。

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バンガードのETFの種類

・バンガード・S&P500ETF

バンガード社創業時の、S&P500に連動したファンドの流れを汲むETFです。 米国の主要業種を代表する500銘柄で構成したS&P500をベンチマークとして、完全法を用いたパッシブ運用です。

実際に、S&P500とほぼ連動したリターンを得ています。総資産が円換算で5兆円を超える、巨大ファンドです。2016年9月6日の終値は199.28米ドル、純資産総額は503.73億米ドル、管理報酬は0.05%です。

ちなみに米民主党のヒラリー・クリントン氏は、バンガード社のS&P500インデックスファンドに500万ドルから2500万ドルの規模で投資しているそうです。クリントン氏の支持者でもある、かの有名な投資家のウォーレン・バフェット氏は「普通の人はS&P500に連動するインデックス投信でいい」と常に言っているそうです。バフェット氏が、ヘッジファンドの運用に対して100万ドルでの「運用成績の試合」を仕掛け、見事勝利したのも、バンガード社のS&P500インデックスファンドです。

・バンガード・米国増配株式ETF

10年以上連続して増配の実績を持つ米国普通株で構成されている NASDAQ USディビデンド・アチーバーズ・セレクト・インデックスをベンチマークとしています。

完全法を用いたパッシブ運用です。大型株の中でも前年比増配の実績を持つ銘柄に重点を置いています。まさに「有望株」だけのインデックスです。

ベンチマークとリターンは、ほぼ一致しています。1年間で8.29%というハイリターンを実現しています。2016年9月6日の終値は85.15米ドル、純資産総額は225.31億米ドル、管理報酬は0.09%です。

・バンガード・トータル・ワールド・ストックETF

FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスをベンチマークとしています。

このインデックスは、全世界の大型、中型、小型株の市場パフォーマンスを測定しています。先進国や新興国市場を含む約47ヵ国の約8,000銘柄で構成され、全世界の投資可能な市場時価総額の98%以上をカバーしています。

まさに全世界株式市場そのものです。2016年9月6日の終値は60.48米ドル、純資産総額は59.7億米ドル、管理報酬は0.14%です。

・バンガード・米国高配当株式ETF

高い配当利回りの銘柄で構成されている FTSEハイディビデンド・イールド・インデックスをベンチマークとしています。完全法を用いたパッシブ運用です。

ベンチマークと比べわずかに低いものの、ほぼ値動きを追従しています。さすがに高配当の株を組み込んでいるだけあって、年9.59%という、高いリターンを実現しています。

2016年9月6日の終値は73.14米ドル、純資産総額は152.88億米ドル、管理報酬は0.09%%です。

・バンガード・米国トータル債券市場ETF

バークレイズ米国総合浮動調整インデックスをベンチマークとしています。

このインデックスは、米国における残存期間1年超の投資適格課税対象債券市場(米国債、社債、米国以外の米ドル建て債券、モーゲージ債及びアセットバック証券など)のパフォーマンスを測定する指数です。

平均残存期間は5~10年です。バンガード・米国トータル債券市場ETFは、インデックス・サンプリング法を用いたパッシブ運用です。

2016年6月末までの四半期に2.46%、半年で5.51%、1年で6.42%と、ほぼベンチマーク通りの、高いリターンを実現しています。
米国の債権はリターンが高いのですね。2016年9月8日の終値は84.64米ドル、純資産総額は318.34億米ドル、管理報酬は0.06%%です。

・バンガード・米ドル建て新興国政府債券ETF

上述のものと比べて少しリスキーな感じのETFですが、バークレイズ米ドル建て新興市場政府債RIC基準インデックスをベンチマークとし、インデックス・サンプリング法を用いたパッシブ運用を行なっています。

このインデックスは、残存期間が1年超の米ドル建ての、新興市場国政府、政府機関、および国有企業が発行する債券で構成されています。

2016年6月末までの四半期に5.55%、半年で10.48%、1年で9.58%と、ベンチマークを上回る、債券としては信じられないほどの高いリターンを実現しています。新興国でも米ドル建ての債権ということが、功を奏しているのかもしれません。

モーニングスターのサイトでも、リスクは平均以下、リターンは平均以上と、高評価を得ています。2016年9月8日の終値は80.76米ドル、純資産総額は7.63億米ドル、管理報酬は0.34%%と少し高めです。

・その他

バンガードには、約80のETFがあります(日本国内の各販売会社が全てを取り扱っているわけではないようです)。米国株式ETFでは素材セクターや一般消費財セクターなど業種別や規模別に、そして米国債券では中期や長期などさまざまなラインナップがあります。さすが、米国だけにインデックスが豊富です。

バンガードのETFを購入するには

バンガードのETFは、NYSE Arca(NYSEアーカ取引所)に上場する米国籍ETFですが、日本国内では、あおぞら証券㈱、あかつき証券㈱、エイト証券㈱、㈱SBI証券、SMBC日興証券㈱、内藤証券㈱、野村證券㈱、マネックス証券㈱、みずほ証券㈱、三菱UFJモルガン・スタンレー証券㈱、楽天証券㈱に外国株取引口座を開設すれば購入できます。

バンガードのETF まとめ

バンガードのETFでインデックス型のものは手堅い運用益をあげており、手数料も安いので魅力的です。ただ、日本国内で取引をする場合は外国株取引口座を開設する必要があり、現地委託手数料に加えて国内取次手数料が発生する場合もあります(証券会社によっては、金額や料率が安かったり、無料になる場合もあるでしょう)。

また、ドル建てのETFですので、為替の変動の影響を大きく受けます。数パーセント程度の利益は、極端に円高が進行すれば、吹き飛んでしまうかもしれません。

国内のグローバルファンドと比べても、為替リスクがとても高くなるのです。さらに海外の株式事情にも詳しくなければいけないでしょう。そういう意味では、米国株に投資する場合でも、手数料が安い国内のS&P500連動銘柄のファンドに投資する方がメリットがあるかもしれません。

それでも、バンガードは、豊富な商品群と高いパフォーマンスは大きな魅力です。

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