ポンド円見通し:対ドル下落継続につれジリ安続くか

ポンド円見通し:ポンドドルの下落継続とともにジリ安続くか

25日 12:30更新

直近のポンド円は、2023年1月3日の155.35円が2023年の安値となった後、安値と高値を切り上げながら上昇が続き、7月5日の184.01円が年初来高値となりました。しかし翌6日からの5日続落の後、179~182円台で横ばいの取引が続きました。そして27日の急落後の反発に加え、8月7日からの8連騰もあり、22日の186.76円が直近高値かつ年初来高値です。その後は小動きながら、徐々に高値と安値を切り下げるジリ安が続いており、20日の183.11円が直近安値です。本日25日は181円台半ばで取引されています。

節目価格190円を目指して上昇を再開するか、節目価格180円を割れて下落が加速するか、今後の展開が注目されます。

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ポンドドルの下落継続(↓)

3月から上昇が続いたポンドドルは、7月半ばに天井を付けた形となりました。

その後は下落が継続中です。9月上旬は200EMAにタッチして若干値動きの停滞があったものの、半ば以降は再び下落が続いています。

ポンド円の値動きに影響を与えるポンドドルの下落継続を背景に、中期的にポンド円は下落する(↓)可能性があります。

イングランド銀行の利上げ見送りを契機とするポンド高の巻き戻し発生観測(↓)

21日にイングランド銀行は、利上げが予想されていたものの、利上げ見送りを発表しました。英経済の予想以上の停滞が背景にあると見られています。

利上げを織り込む形でポンド高が続いていた側面もあり、利上げ見送りによりポンド高の巻き戻し発生懸念があります。

イングランド銀行による利上げ見送りを契機に、ポンド高が巻き戻されて中期的にポンド円は下落する(↓)可能性があります。

ポンド円予想 関連経済イベント

29日(金) 4-6月四半期国内総生産(GDP)

2日(月) 9月製造業購買担当者景気指数(PMI)
4日(水) 9月サービス部門購買担当者景気指数(PMI)
5日(木) 9月建設業購買担当者景気指数(PMI)

12日(木) 8月月次国内総生産(GDP)、8月鉱工業生産、8月製造業生産指数

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