ユーロドル見通し:欧圏経済落ち込みで200EMA割れ後下げ加速も

ユーロドル見通し:欧圏経済落ち込みで200EMA割れ後下げ加速も

13日 12:00更新

直近のユーロドルは、昨年9月28日の0.9535ドルが底となり反発し、4月26日の1.1095ドルが年初来高値となりました。反落後は200EMAを意識する値動きが続いています。6月前半に200EMAを前後した後、上昇を開始して、7月18日の1.1275ドルが年初来高値となりました。以後は反落が続き、8月24日に200EMAにタッチしています。一旦反発しましたが再び下落しており、9月5日の大幅安で200EMAを完全に下回りました。その後は200EMAを下回る水準で小動きが続いており、本日13日は1.07ドル台半ばで取引されています。

200EMA割れから反発して7月高値1.1275ドルの更新を目指すか、200EMA割れ後の小動き後に下落が加速して節目価格1.05ドルを目指すか、今後の展開が注目されます。

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米国に比べ弱いユーロ圏の景況感(↓)

米国は利上げによるインフレ低下が見られるものの、景気は予想以上に強い状態にあります。

一方でユーロ圏はインフレの収束が見られると同時に、景況感の悪化も進展。特にユーロ圏経済を牽引する、ドイツの経済が落ち込んでいます。

米国とユーロ圏の景気状態の違いを背景に、ドル買い・ユーロ売りが進むことで、中期的にユーロドルは下落する(↓)可能性があります。

200EMA割れ確定による下落の加速観測(↓)

8月後半に一旦200EMAから反発したユーロドルですが、9月に入ると200EMA割れが続き、小動きの状態にあります。

現在は小動きの状態にあるものの、次の値動きのタイミングで200EMA割れを背景に下落加速の懸念があります。

相場の節目として機能することの多い200EMA割れを契機に、中期的にユーロドルは下落する(↓)可能性があります。

ユーロドル予想 関連経済イベント

13日(水) ユーロ:7月鉱工業生産
14日(木) ユーロ:ECB政策金利・ラガルド総裁定例記者会見

19日(火) ユーロ:8月消費者物価指数(HICP)
21日(木) ユーロ:9月消費者信頼感
22日(金) ドイツ・ユーロ:9月製造業・サービス部門購買担当者景気指数(PMI)

25日(月) ドイツ:9月IFO企業景況感指数
28日(木) ドイツ:9月消費者物価指数(CPI)
ユーロ:9月消費者・経済信頼感
29日(金) ドイツ:9月失業率
       ユーロ:9月消費者物価指数(HICP)

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