【14日ドル円予想】経済再開へ向け心理好転、米指標も底打ち観測浮上か

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【14日ドル円予想】経済再開へ向け心理好転、米指標も底打ち観測浮上か

前取引日からのFX市況を、ドル円予想レポート有料版の予想結果と照らし合わせて解説、また今日14日のドル円相場予想を行います。

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今日までの市況 ダイジェスト

前取引日13日のドル円相場は、前日からの原油価格の上昇を支え (↑) とし高値圏推移が続いたのち、米経済見通しに関するFRBパウエル議長発言が重しとなり (↓) 、高値107.27から安値106.74のレンジで軟調に推移しました。


(USD/JPY ~5月14 日、15分足)

FRBパウエル議長のスピーチ で円高が加速

前取引日13日、高値圏で東京時間オープンとなったドル円は、OPECの原油減産維持などを受けた原油価格の上昇 (↑) が支えとなり、東京時間の早朝に高値107.27に到達、その後も高値圏107円台前半で推移しました。

しかし夕刻ロンドン時間までには上げ一巡となり反落、さらに夜間NY時間には、FRBパウエル議長がスピーチで米国経済に対する悲観的な見方を示したことを契機 (↓) として円が一段高となり、安値106.74まで下落、その後は下げ渋って107.00円付近まで戻したところでクローズとなりました。

こうしたなか、前取引日に配信された「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」では、OPECの原油減産維持などによる原油価格の上昇観測 (↑) での円安 予想、またその後の、FRBパウエル議長のスピーチへの警戒感 (↓) からの円高 予想が掲載されており、これらが的中する結果となっています。

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今日のドル円予想と主要材料

今日のドル円相場については、下落の続いていた米株市場の今夜の見通し、および今夜の米・新規失業保険申請件数など米指標への底堅さ期待が、アナリストらから材料視されています。

米株市場に下げ止まり期待、心理悪化に歯止めか

昨日13日の米国株式市場で、NYダウは大幅に下落し、これで週頭の11日から数えて3日続落となりました。この3日間の下落幅は合計で1000ドルを上回るものとなっており、ました。11日から3日続落となり、3日合計で下落幅は-1,000ドルを超えており、この米株安を重荷に、今夜NY時間にかけてはリスクオフの動きに拍車がかかって、ドル円レートが円高に振れる展開となる (↓) のではないか、との見解が挙がっています。

ただ一方では、昨日13日の米ナスダック指数は反発しており、米国株市場の全体でみると、リスクオフの動きは一部にとどまっている、との見方も浮上しています。このことから、今夜にかけては米国株価市場が底堅く推移して心理悪化に歯止めがかかり、ドル円レートも円安方向へ戻す (↑) のではないか、という見解も見られる状況です。

こうした、米株市場の動向に関し、NYダウの大幅安を重荷に今夜にかけてリスクオフの円高が進む (↓) との円高予想と、米ナスダック指数の反発を支えに米株に底堅さが示されて心理悪化に歯止めがかかる (↑) としての円安予想で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。

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今夜の米失業保険件数などに底堅さ期待が浮上

今夜21:30以降には、米・新規失業保険申請件数など米の重要経済指標が発表予定となっています。ただ昨夜発表の米・生産者物価指数は大幅下振れとなってドル円の重荷となる場面が見られていたことから、この流れを引き継いで、今夜の米失業保険件数なども大幅下振れとなり、発表後にリスクオフの流れが強まって円高が進行 (↓) する可能性 がある、との見方が出ています。

ただ一方では、今月発表された米経済指標の一部では、市場の想定を上回る底堅さを示してレートの支えとなるケースも見られています。そのため、今夜の各指標に関しても、悪化幅が市場の想定ほどでなかった場合、過度なリスクオフの流れが巻き戻されて、発表後に円安へ戻す (↑) 可能性 も指摘されています。

今夜21:30以降に発表となる米・新規失業保険申請件数などの米指標に関し、結果の下振れによるリスク回避進展での円高予想 (↓) と、底堅い結果となりリスクオンが進むことでの円安予想 (↑) で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。

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なお、この他にも、今後数日で重要な経済指標がいくつも発表予定となっており、これらに関するアナリストらの結果見通しも確認しておく必要があります。

14日(木)米・新規失業保険申請件数
15日(金)米・4月小売売上高、4月鉱工業生産、5月ミシガン大学消費者態度指数

18日(月)米・5月NAHB住宅市場指数
19日(火)米・4月住宅着工件数
20日(水)米・MBA住宅ローン申請件数、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録要旨
21日(木)米・新規失業保険申請件数、5月製造業購買担当者景気指数

これらが何日の何時ころに材料視され、それぞれが円安・円高のどちらに影響する見込みか、FXアナリストらの事前予想集計結果は、毎取引日に配信されるドル円アナリスト予想まとめレポート 有料版にてご確認下さい。

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