【6日ドル円予想】株価堅調でリスクオン ISM景況指数も改善なら円安余地拡大か

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【6日ドル円予想】株価堅調でリスクオン ISM景況指数も改善なら円安余地拡大か

前取引日からのFX市況を、ドル円予想レポート有料版の予想結果と照らし合わせて解説、また今日6日のドル円相場予想を行います。

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今日までの市況 ダイジェスト

前取引日3日のドル円相場は、新型コロナウイルス感染第二波への懸念 (↓) が重しとなりつつも、薄商いの中で突発的な円安圧力が発生 (↑) し、安値107.43から高値107.56のレンジで底堅く推移しました。


(USD/JPY ~7月6日、15分足)

コロナ拡大による頭重さのなか、突発的な円安の流れも

前取引日3日、107.49でオープンとなったドル円は、米はじめ各国で新型コロナ感染第二波の広がりが報じられ景気見通し懸念が強まった (↓) ことを背景にリスク回避の流れが継続、頭重い推移のなかひとまず安値107.43まで下落しました。

しかしその後、米国が独立記念日の連休入りとなり為替市場の参加者が少なくなる中で、国内株式市場オープン後に突発的な円安の流れ (↑) が発生し、高値107.56まで反発しました。ただ高値圏推移は続かずまもなく値を戻し、以後はNY時間終了まで107.50円前後での小幅な値動きが続いたのち、107.52でクローズとなりました。

こうしたなか、前取引日に配信された「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」では、新型コロナウイルス感染第二波への懸念 (↓) での円高予想、また米祝日による薄商いのなかでの突発的な円安発生 (↑) の予想が掲載されており、これらが的中する結果となっています。

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今日のドル円予想と主要材料

今日のドル円相場については、堅調さ続く米株の見通し、および今夜の米6月ISM非製造業景況指数など米経済指標の結果見通しが、アナリストらから材料視されています。

米株堅調でリスクオンの円安継続期待

このところの米国株式市場では、ダウ平均は伸び悩みの様相とはいえ、ハイテク銘柄中心のナスダック指数は史上最高値の更新を続けており、米株相場全体では堅調な推移が続いています。さらに米景気回復への期待感が高まっていることも支えとなって、今夜NY時間にも米株の底堅さが継続、これによる心理改善効果がドル円にも波及して、リスクオンの円安が強まる (↑) のではないか、との見方が出ています。

ただ一方で、米国における新型コロナ感染拡大の流れはとどまる兆しが見えず、景気見通し不透明感の強まりから今夜の米株が弱い展開となる、との見方も一部で出ていいます。このため、今夜の米株市場オープン後は次第に心理悪化となり、ドル円レートも円高展開となる (↓) 、との見解も浮上しています。

このところ堅調な米株市場の見通しに関し、米景気回復への期待感も手伝って堅調展開が継続するとの見方による円安予想 (↑) と、新型コロナ感染拡大による見通し不透明感から株価が勢いを失いリスク回避が強まっての円高予想 (↓) で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。

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米ISM景況指数など発表へ 米指標反発の流れ作れるか

米国では今夜、22:45には米・6月サービス部門購買担当者景気指数(PMI)、23:00には6月ISM非製造業景況指数など、ドル円レートに影響の大きな主要経済指標が発表されます。なお先週2日の米雇用統計は好調であったことから、その流れを引き継いで今夜の米PMIや米ISM景況指数も上振れとなり、発表後にレートが円安に振れる (↑) 、との見方が出ています。

ただ一方では、6月に発表された米経済指標は全体的に見ればさえない数字が多く、また好調だった米雇用統計に関しても、米経済全体の状況を反映していない個別事象にすぎないのではないか、との見方も出てきていることから、本日の各指標もさえない結果となり米景気見通しが悪化して、発表後にリスク回避の円高が進む (↓) のではないか、との見解も浮上しています。

今夜の米PMIや米ISM景況指数など米指標に関し、米雇用統計改善の流れを引き継ぎ上振れとなっての円安予想 (↑) と、それほどの良い結果とならず景気見通し悪化につながることでの円高予想 (↓) で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。

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なお、この他にも、今後数日で重要な経済指標がいくつも発表予定となっており、これらに関するアナリストらの結果見通しも確認しておく必要があります。


6日(月) 米6月サービス部門購買担当者景気指数(PMI)、6月ISM非製造業景況指数
8日(水) 米・MBA住宅ローン申請指数、5月消費者信用残高
9日(木) 米・新規失業保険申請件数、5月卸売在庫・売上高
10日(金) 米・6月卸売物価指数(PPI)

これらが何日の何時ころに材料視され、それぞれが円安・円高のどちらに影響する見込みか、FXアナリストらの事前予想集計結果は、毎取引日に配信されるドル円アナリスト予想まとめレポート 有料版にてご確認下さい。

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