
目次
豪ドル円見通し:対ドル底割れで対円も下押しか
13日 12:20更新
直近の豪ドル円は、2021年が78~86円台のレンジにあった中で、10月21日の86.25円が天井となりました。その後12月3日の78.78円を安値とする反発が続き、2022年入り後も上昇が継続しました。3月半ばから上昇が加速し、16日に10月高値を突破。4月も上昇は続き、4月20日95.74円が年初来高値となりました。しかしその後は反落が続いており、5月12日には節目価格90円を明確に割れて、本日13日は88円台半ばで取引されています。
反発して節目価格100円を目指すのか、本格的な下落に転じ節目価格80円を目指すのか、今後の展開が注目されます。
↓↓↓
豪ドル円とドル円、プロが注目するFX通貨の高値安値メドは?
豪ドル米ドルの底割れによる下落(↓)
豪ドル米ドルは2020年から0.7000ドル付近でサポートされる展開が続きました。しかし5月9日に0.7000ドルを明確に下回り下落が継続。底割れした状態です。
豪ドル円の値動きに影響を与える豪ドル米ドルの底割れを背景に、短期的に豪ドル円は下落する(↓)可能性があります。
スポンサーリンク
5月の石炭価格の上昇(↑)
原油価格は足元で100ドル前後の水準で落ち着きを見せていますが、石炭価格は5月に入り上昇を再開しています。3月のロシアによるウクライナ軍事侵攻を契機に急騰した水準が視野に入りつつあります。
豪ドルの値動きに影響を与える石炭価格の上昇を背景に、短期的に豪ドル円は上昇する(↑)可能性があります。
スポンサーリンク
ゼロコロナ政策を採る中国の景気後退の影響(↓)
オーストラリア最大の貿易相手国の中国では、コロナ感染拡大防止のために上海でのロックダウンなど、厳しい規制を実施しています。首都の北京でも徐々に規制が強化されており、中国経済の悪化は確実です。
オーストラリア経済と結び付きの強い中国経済後退の影響が嫌気され、豪ドルが売られることで中期的に豪ドル円は下落する(↓)可能性があります。
スポンサーリンク
支持抵抗ライン
豪ドル円は、昨年12月3日の安値78.78円からの上昇が2022年も続きました。そして4月20日95.74円が天井となりました。その後は反落に転じており、5月12日には節目価格90円を明確に割れて、本日13日は88円台半ばで取引がされています。
88円台半ばには、ピボットポイントS1~S3が88.22~88.53円に存在します。また5~50日移動平均線が88.19~88.59円に存在しており、テクニカル的な節目が88.2~88.5円台の水準で重なっています。
テクニカル的な節目が重なる88.2~88.5円台の水準が支持帯となり反発するのか、という点が今後の焦点となります。
↓↓↓
プロ注目のFX通貨とレジサポラインは?詳細解説はこちら
スポンサーリンク
豪ドル円予想 関連経済イベント
17日(火) 豪準備銀行・金融政策会合議事要旨公表
18日(水) 1-3月期四半期賃金指数
19日(木) 4月失業率他
27日(金) 4月小売売上高
31日(火) 4月住宅建設許可件数
1日(水) 1-3月期四半期国内総生産(GDP)
↓↓↓

コメントを残す