豪ドル円見通し:豪株価指数AU200の支持帯での反発あれば上昇か

豪ドル円見通し:豪株価指数AU200の支持帯での反発あれば上昇か

22日 12:00更新

直近の豪ドル円は、昨年9月13日の天井98.59円から下落の後、本年3月24日の86.05円が安値となり底打ちしました。そして上昇に転じ、6月19日の97.67円が年初来高値となっています。以降はジリ安が続いており、7月28日の91.78円が直近安値です。その後の反発で一時95円を回復したものの、8月以降は93~94円台での小動きが継続。9月に入ると、8日から小幅ながら6連騰もあり20日には96.06円まで上昇しました。ただし翌21日の大幅安をへて、本日22日は95円前後の水準で取引されています。

下落は一時的に留まりジリ高を再開して年初来高値97.67円の更新を目指すか、9月20日の大幅安を契機に下落が進み節目価格90円を目指すか、今後の展開が注目されます。

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銅価格の下落再開観測(↓)

2023年の銅価格は、1月半ばをピークに下落が続いています。ただし、5月後半に一旦底打ちした形となりました。

その後は上昇が続いたものの、7月末に戻り高値を付けて反落しました。8月半ばからの下落が9月も続く中で、21日には8月安値を下回る下落に至っています。

豪ドルの値動きに影響を与える銅価格が直近安値を下回るなどしており、豪ドルが下落することで短期的に豪ドル円も下落する(↓)可能性があります。

豪株価指数AU200の支持帯での反発観測(↑)

2023年の豪株価指数AU200は、昨年の高値から若干下落した水準でレンジを形成しています。レンジの上限の抵抗帯・支持帯で複数回反転しています。

そのなかで、9月15日から5日続落したAU200は、レンジの下限付近の支持帯にタッチした状態となりました。同水準では3月後半、7月前半に反発を見せています。

レンジ下限付近の支持帯での反発観測を背景に、中期的に豪ドル円は上昇する(↑)可能性があります。

豪ドル円予想 関連経済イベント

27日(水) 8月消費者物価指数(CPI)
28日(木) 8月小売売上高

2日(月) 休場
3日(火) 8月住宅建設許可件数、豪準備銀行(中央銀行)・政策金利発表

17日(火) 豪準備銀行(中央銀行)・金融政策会合議事要旨公表
19日(木) 9月失業率他

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