【5月8日ドル円予想と根拠】注目の米雇用統計が発表へ 見通しは懸念と期待で割れる

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【5月8日ドル円予想と根拠】注目の米雇用統計が発表へ 見通しは懸念と期待で割れる

前取引日からのFX市況を、ドル円予想レポート有料版の予想結果と照らし合わせて解説、また今日8日のドル円相場予想を行います。

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今日までの市況 ダイジェスト

前取引日7日のドル円相場は、米・新規失業保険申請件数の底堅さへの期待感から上昇 (↑) するも、8日の米雇用統計前の買い控えが上値を抑え (↓) 、安値105.99から高値106.65のレンジで方向感なく推移しました。


(USD/JPY ~5月8日、15分足)

米指標に底堅さも、支えきれず反落

前取引日7日、早朝に安値105.99円をつけたドル円は、106円割れで下げ一巡の様相となりひとまず反発、さらにNY時間には、米・新規失業保険申請件数が前回よりも改善 (↑) となったことでさらに円安に勢いがつき、発表後に高値106.65円まで上昇しました。

しかしその後は、米雇用関連指標の「本丸」とも呼べる翌日8日の米・雇用統計の発表を控えて買い控えの動きが強まり、クローズにかけてはドル売り (↓) の動きに転じました。この際にNY時間前半ぶんの上昇幅はほぼ帳消しとなり、106.24円まで下げたところでクローズとなりました。

こうしたなか、前取引日に配信された「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」では、米・新規失業保険申請件数への底堅さ期待 (↑) による円安予想、また米雇用統計を前にした買い控え観測 (↓) での円高予想が掲載されており、これらが的中する結果となっています。

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今日のドル円予想と主要材料

今日のドル円相場については、米長期金利の動向、および雇用指標の悪化が続く中での米雇用統計の発表が、アナリストらから材料視されています。

米長期金利の動向に関心集まる

昨日7日には、市場心理の温度計とも称される米長期金利が反落する動きが見られ、相場には一定の心理悪化が見られています。加えて今後には、米中銀によるマイナス金利導入などの強力な追加緩和政策も視野に入っており、米長期金利への下押し圧力が高まると見られていることから、今夜にかけて米長期金利低下に拍車がかかり、円高が圧力が強まる (↓) のではないか、との見方が出ています。

ただ一方では、新型コロナ感染拡大ペースに減速の兆しが見られていることを背景に、各国で外出制限緩和や経済活動再開の動きが出ている状況から、今夜にかけ景気回復期待が高まって米長期金利が反発 (↑) し、こちらを支えにレートにも円安圧力がかかるのではないか、とのアナリスト見解も見られています。

このような、米長期金利動向の見通しにつき、米中銀の追加緩和観測を背景に米金利も低下 (↓) との見通しが強まっての円高予想と、新型コロナ感染拡大ペースの減速を見越した景気回復期待による米金利上昇観測 (↑) での円安予想で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。

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今夜ついに米雇用統計、市場は懸念と期待交錯

今夜21:30には、米雇用関連指標の「本丸」とも言える重要指標、米・雇用統計が発表となります。しかしこの4月以降、米の雇用関連指標は大幅下振れが続いており、こうした流れを引き継いで、今夜の米・雇用統計も大幅悪化となると見られています。そのため、今夜21:30の本指標発表後に市場心理が大きく悪化 (↓) し、レートは円高へ振れる可能性がある、との見方が浮上しています。

ただ一方では、これまで米の雇用関連指標が下振れを続けてきたことから、すでに本日の米・雇用統計悪化は織り込み済みとなっており、今夜の本指標発表後にはむしろ悪材料出尽くしとの認識が強まって、ドルが買い戻され円安圧力が優勢となる (↑) のではないか、との見解も出てきています。

今夜21:30の米・雇用統計に関し、これまでの流れを引き継ぎ大幅悪化となっての円高予想 (↓) と、米雇用関連指標で悪材料出尽くしの感が強まり発表後にドルが買い戻されての円安予想 (↑) で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。

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なお、この他にも、今後数日で重要な経済指標がいくつも発表予定となっており、これらに関するアナリストらの結果見通しも確認しておく必要があります。

8日(金)米・4月雇用統計

12日(火)米・4月消費者物価指数(CPI)
13日(水)米・4月卸売物価指数(PPI)
14日(木)米・新規失業保険申請件数
15日(金)米・4月小売売上高、4月鉱工業生産、5月ミシガン大学消費者態度指数

これらが何日の何時ころに材料視され、それぞれが円安・円高のどちらに影響する見込みか、FXアナリストらの事前予想集計結果は、毎取引日に配信されるドル円アナリスト予想まとめレポート 有料版にてご確認下さい。

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