【3月11日ドル円予想と根拠】トランプ大統領の米経済対策に期待感、リスクオン観測浮上

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【3月11日ドル円予想と根拠】トランプ大統領の米経済対策に期待感、リスクオン観測浮上

前取引日からのFX市況を、ドル円予想レポート有料版の予想結果と照らし合わせて解説、また今日11日のドル円相場予想を行います。

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今日までの市況 ダイジェスト

前取引日10日のドル円相場は、新型コロナウイルス感染拡大による世界的なリスク回避の高まり (↓) が重荷となるも、米および各国政府の迅速な経済対策打ち出し (↑) 、が好感され、安値102.00から高値105.91のレンジを堅調に推移しました。


(USD/JPY ~3月11日、15分足)

トランプ大統領の経済対策打ち出し で大幅反発

前取引日10日、安値付近102.35で東京時間オープンとなったドル円は、コロナウイルス感染拡大への警戒感を重荷として、取引開始早々に安値102.00に到達。しかし前日に米トランプ大統領が打ち出した給与税減税による経済対策を市場は好感(↑) しており、こちらへの期待感が次第に強まるなか、まもなく反発、ロンドン時間にかけ堅調な推移が続きました。

NY時間になると、米でも感染者数が拡大しつつある新型コロナウイルスに関してのリスク回避の流れ (↓) が勢いづき、いったん103.22まで下落しましたが、米経済対策への期待感 (↑) は継続し反発、高値105.91まで上昇したのちクローズとなりました。

こうしたなか、前取引日に配信された「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」では、米および各国政府の経済対策打ち出し (↑) による円安 予想、また米などでの新型コロナウイルス感染拡大での警戒感増大 (↓) による円高 予想が掲載されており、これらが的中する結果となっています。

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今日のドル円予想と主要材料

今日のドル円相場については、トランプ大統領による経済対策の実現性、および今夜21:30発表となる米2月消費者物価指数の下振れ懸念が、アナリストらから材料視されています。

トランプ大統領の経済対策へ大きな期待、実現性は

新型コロナウイルス問題での世界的な景気後退リスクを受け、米トランプ大統領が給与税減税を検討すると発表しており、こちらの経済対策への期待感から、10日の米株価は大幅に上昇、リスク回避一辺倒だった市場心理がリスクオンに傾く契機 (↑) となっています。一部のアナリストは、このリスクオンの流れが今夜にも継続する、という予想を出しています。

ただ一方では、トランプ大統領が発表した内容は、与党の共和党内ですら調整が進んでいないことから、一部では実現性を疑問視し期待感後退となって円高へ戻す可能性 (↓) も言及されています。

こうした、トランプ大統領が検討を発表した経済対策について、リスク回避一辺倒の市場心理がリスクオンに傾く契機 (↑) と見る円安予想と、実現性を疑問視して期待感後退 (↓) とする円高予想で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。

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今夜の米2月消費者物価指数には下振れ懸念

今夜21:30には、米・2月消費者物価指数の発表があります。これまでの米経済指標はおおむね良好な数字が出ているものの、2月は既に中国で新型コロナウイルス問題が発生しており、そちらの影響で今夜の米・2月消費者物価指数が下振れる可能性があります。その場合、こちらの発表と同時にドル円レートが下落 (↓) する可能性を指摘するアナリストが出てきています。

ただ、米国内の状況だけで言えば、2月時点ではは米国内で新型コロナウイルス問題はまだ現実化していなかったことから、今夜の米消費者物価指数が市場予想と乖離せず底堅い結果となる可能性もあります。こうなった場合は、今夜の2月消費者物価指数発表後のレートにも底堅さが期待される (↑) 、との見解も挙がっています。

今夜21:30発表の米・2月消費者物価指数に関し、結果が悪化となりドル売り圧力が生じての円高予想 (↓) と、市場予想を下振れることなく底堅さが示されるとしての円安予想 (↑) で、どちらを支持するアナリストが多いか、集計結果は「ドル円アナリスト予想まとめレポート(有料版)」にてご覧ください。

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なお、この他にも、今後数日で重要な経済指標がいくつも発表予定となっており、これらに関するアナリストらの結果見通しも確認しておく必要があります。

11日(水) 米・2月消費者物価指数、2月月次財政収支
12日(木) 米・2月卸売物価指数
13日(金) 米・3月ミシガン大学消費者態度指数・速報値

これらが何日の何時ころに材料視され、それぞれが【円安・円高のどちらに影響する見込みか、FXアナリストらの事前予想集計結果は、毎取引日に配信されるドル円アナリスト予想まとめレポート 有料版にてご確認下さい。

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