たわらノーロードシリーズを初心者向けにまとめてみました

たわらノーロードシリーズ
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たわらノーロードシリーズとは?

去年登場したばかりのたわらノーロードシリーズは、インターネット専用のDIAMとしてその手数料の低さからとても人気となっています。
たわらノーロードには7つのファンドが設定されていますが、手数料はもちろん掛かりませんし信託報酬も業界最低クラスとなっています。
詳しくは後述しますが、とにかく余計なお費用は掛けたくない!という人にとっては最適のファンドシリーズだと言えるでしょう。

たわらノーロードシリーズの評判

それでは実際にたわらノーロードシリーズを利用している人からの評価はどのようになっているのでしょうか。当サイトが独自調査したその評価内容を公表していきたいと思います。
まず、最も多かった意見としては「信託報酬が安い!」というものです。これは冒頭でも述べた通りたわらノーロードシリーズ最大のコンセプトとなっています。たわらノーロードには多くのインデックス型ファンドが設定されていますが、同じようにインデックス連動型の他社の投信と較べてもその低コストっぷりは群を抜いています。まだまだ新しいファンドですのでご年配の投資家からは信頼感を勝ち得ていない面もありますが、30代・40代の投資家からは大きな支持を得ているようです。
また、国内・先進国の株式や債権、REITが一通りインデックス・ファンドとしてシリーズ化されているのでバランスの良いポートフォリオを組みやすいという意見もありました。いろいろなファンドに散らばって投資をしてしまうと一般の個人投資家にはリスク管理が複雑になってしまうのですが、たわらノーロードシリーズの中だけできっちり分散投資が可能となるため、とても分かりやすいと言えるわけです。

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たわらノーロードシリーズの投資信託

たわらノーロードシリーズには株式・債権・REITの3つの分野がそれぞれ先進国と国内に分かれてインデックス・ファンド化されています。
どれも当然ノーロードですし信託報酬も激安となっているんです。それでは早速、それぞれの投資信託についてその特徴や費用について説明していきましょう。

たわらノーロード 先進国株式

「たわらノーロード 先進国株式」は米国を筆頭に世界中の先進国の株式(1300社以上)に投資する先進国分散ファンドとなっています。
具体的な投資先としては米国・イギリス・スイス・フランス・カナダ・ドイツ・オーストラリア・アイルランド・オランダ・スペイン・その他となっており米国以外では欧州の株式の割合が高くなっています。
世界中の企業簡単に投資できるため大変魅力的なファンドといえますが、デメリットとしては国際的なテロへの不安などが高まると一斉に金融資産の価値が減少するとともに、資金の投資先として日本円が選択されると為替差損の影響も受けてしまうという事が考えられます。メインの投資先というよりは分散目的のポートフォリオの一部として組み入れるのが良いでしょう。

信託報酬0.225%(税抜)

たわらノーロード 日経225

日経225は皆さんご存知のいわゆる「日経平均株価」のことです。「たわらノーロード 日経225」はこの日経平均株価指数に連動した値動きを目指すインデックスファンドとなっています。
日経225は日本の景気を最も端的に表す指数として活用されています。今後日本の景気が上向きと考えるのであれば一番手堅い投資対象と言えるでしょう。
日経225のデメリットとしては個別の企業や特定の業界の特需などを収益に反映させにくいという点が考えられます。あくまでも日本全体の景況感に期待が持てる場合に投資するべきファンドと考えるべきでしょう。

信託報酬0.195%(税抜)

たわらノーロード 新興国株式

「たわらノーロード 新興国株式」は韓国、台湾、中国といった世界中の新興国の企業の株式に投資するファンドとなっています。
主な投資先は韓国・台湾・中国・インド・ケイマン・ブラジル・南アフリカ・香港・メキシコ・ロシア・その他となっており、特定の国が突出して多いという事はないようです。
新興国の株式は世界経済が好調である場合とても大きな伸びを示します。しかし、デメリットとしてはやや値動きが不安定化しやすい点や景気が冷え込むと一気に資金が引き上げられてしまい暴落してしまう可能性があるという点です。
新興国株式をメインの投資対象とするのはややリスクが高くなりますが、逆に大きく値を上げた場合に取りこぼしてしまうのも機会損失と言えます。
ポートフォリオに若干の割合で組み込んでおくべきファンドと言えるでしょう。

信託報酬0.495%(税抜)

たわらノーロード 国内債券

たわらノーロードシリーズの中で最もリスクの小さいファンドがこの「たわらノーロード 国内債券」と言えます。
その名の通り、国内で発行された債権に対して投資するファンドであり安定した収益を狙えるポートフォリオの中心に置くべきファンドと言えるでしょう。
ただ、最近のリスクとしては日銀が導入したマイナス金利の影響が今後どのような形で現れるかがまだ未知数であるという点が挙げられます。
債権の値動きは金利市場の動向に大きく左右されますので、かなり注意深く見守っていく必要があるでしょう。

信託報酬0.15%(税抜)

その他

その他、たわらノーロードシリーズには「たわらノーロード 先進国債券」(信託報酬0.20%(税抜))や「たわらノーロード 国内リート」(信託報酬0.30%(税抜))、「たわらノーロード 先進国リート」(信託報酬0.35%(税抜))があります。リートとはつまり不動産投資のことです。
不動産投資に興味はあるけどなかなか直接土地を買ったりマンションを買ったりする勇気はない…という方は購入してみるのも良いのではないでしょうか。
ただ、国内不動産に関しては人口減少や空き家問題がクローズアップされることも多い昨今ですので、かなり慎重に投資すべきだと考えた方が良いでしょう。

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たわらノーロード まとめ

それではたわらノーロードシリーズについて改めて最後にまとめてみたいと思います。たわらノーロードはその取引コストの低さが最大の魅力であり、まだ2015年に誕生してから間もないものの若い世代を中心にかなりの人気となっています。今後口コミが広がり、実績も積み重なっていくことで大きな資産を持っている人の多い高齢者層にも認知度が広まっていくことでしょう。

たわらノーロードシリーズには、国内株式・先進国株式・新興国株式・国内債券・先進国債券・国内不動産・海外不動産というざっくり言って7つのカテゴリーがあるのですが、これらをバランスよくMIXすることでたわらーノーロードシリーズだけでほぼ完璧なポートフォリオを作ることが可能になっています。
これから何らかの形で投資をスタートしてみたいという人は、とりあえずこのたわらノーロードを活用して投資信託を始めてみるのが良いのではないでしょうか。

オススメなのは国内債券・日経225・先進国債券・先進国株式の順番で優先的に資金を投入していくやり方です。
たわらノーロードシリーズの海外向け投資は基本的に為替ヘッジは行われていませんので、海外向けはやや投資額を抑えた方が無難かもしれません。
いきなり自分で株式や外貨取引を行うとほとんどの人は損失となってしまいます。まずはプロの運用するこれらのファンドを活用するのがリスク管理の面から考えても正しい事なのです。

 

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