NYダウやS&P500などの米株指数が連日最高値を記録しているのに比べてAT&T株は下落して配当利回りが増しています。
米国高配当株のAT&Tの株価が振るわない
10月24日に発表された3Q(7〜9月)の決算は、売上高が前年同期比3%減の396億6800万ドル(約4兆5千億円)、純利益が9%減の30億2900万ドルと減収減益となった。携帯事業や有料テレビ事業の不振に加え、大型ハリケーンやメキシコの地震の対策費用がかさんだ。
〇AT&Tの過去1ヶ月の株価チャート
AT&Tの株価は、24日、25日の2日間で35.25ドルから33.49ドルへ約5%近く値を下げた。この結果、配当利回りは5.56%になった。
AT&Tの決算発表の中では、昨年10月に発表したタイムワーナーの買収は、計画通り年内に手続きが完了するとの見通しを示した。