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NYダウ連動、投資信託の魅力を徹底比較!迷ったらこれを買え!2017年版

NYダウ平均の株価が右肩上がりであることは、投資をしている方なら誰しも知っていることだと思います。
「投資家の行きつく先は、NYダウ、米国市場だ!」という人もいるように、多くのマネーが流入する米国市場はとても魅力的な投資先です。

では、なぜこんなに魅力的なNYダウに、米国市場に、投資をしないのか?

「そもそもNYダウがよくわからない」、「ドル円に動きがあって難しそう」、「NYダウ連動銘柄って何があるの?」
そんな声が聞こえてきます。

難しい?果たしてそうでしょうか?
食わず嫌いで、投資成功のチャンスを逃すのはもったいない。

こちらでは、NYダウの魅力をご紹介し、NYダウ連動型の投資信託を選ぶなら、今どれがおすすめか?を徹底比較していきます。

◇ NYダウがよくわからない方 → 1から順にどうぞ

◇ NYダウの投資信託はどれがいいのか知りたい方 → 2からご覧ください

1. NYダウは、成長し続ける魅力的な投資先

「NYダウが史上最高値を更新しました。」ニュースなどでよく聞く言葉ですが、言葉の通り、NYダウは最高値を更新し続けています。月に何回もこの言葉を聞くこともあるほど、米国市場は右肩上がりで成長を続けています。

NYダウってなに?

まず「NYダウ」について、超簡単に説明します。

一般的にNYダウ平均といえば、S&P ダウ・ジョーンズがリアルタイムで公表する「NYダウ平均株価(ダウ工業株30種平均)」を指します。
日本市場なら「日経平均株価」、米国市場なら「NYダウ平均株価」が、市場の平均値を表す株価です。

NYダウ平均には、ほかにも「ダウ工業株30種平均」「ダウ輸送株20種平均」「ダウ公共株15種平均」、これら3種を足した「ダウ総合65種平均」もあるのですが、こちらは普段耳にすることは少ないので、覚える必要はありません。

・NYダウ平均 採用銘柄 … 30銘柄
・日経平均 採用銘柄 … 225銘柄

NYダウは、採用銘柄の入れ替えが頻繁!

NYダウの採用銘柄は、時代の変化や業績の変化とともに、不定期でどんどん入れ替えられます。
NYダウが創出された1896年から、採用され続けている銘柄は「ゼネラル・エレクトリック(GE)」1社のみ。
直近10年のNYダウ銘柄の中で、新規採用されているのは30銘柄中8銘柄で、10年の間で、1/3も構成銘柄の入れ替えが行われていることになります。

時代と共に採用銘柄を積極的に変更することによって、NYダウ株価の健全化が行われてるともいえそうです。
こうして適宜入れ替えを行うことにより、今まさに業績の良い企業をNYダウの構成銘柄として、NYダウの株価自体の安定を実現させ、右肩上がりの市場を作り出しているのです。

・「NYダウ」銘柄入れ替え(2008~2017年)
→ 30銘柄中、8銘柄

-2015年採用:アップル
-2014年採用:ナイキ、ビザ、ゴールドマン・サックス
※2016年~2017年は、入れ替え無し

・「日経平均」銘柄入れ替え(2008~2017年)
→ 225銘柄中、26銘柄

NYダウ構成銘柄は、コチラの記事でチェック。

NYダウの魅力まとめ

・活発な銘柄の入れ替えで、常に優良銘柄が採用されている
市場が安定している

NYダウの健全さをお分かりいただいたところで、NYダウ連動型の投資信託の話に移りましょう。

2. NYダウに投資可能!NYダウの投資信託

投資信託であれば、米国市場の株価であるNYダウにも簡単に投資ができます。

NYダウ投資信託のメリット・デメリット

・メリット
世界を代表する超超優良企業に、小額から投資が出来ます。
NYダウが長期にわたり成長を続けているように、構成銘柄の企業にも安定成長が期待できます。これらの超超優良企業に、小額から投資を出来ることは、長期投資ならではの大きなメリットです。

また、為替ヘッジありの投資信託を選ぶと、為替の上下を気にせず投資ができることも大きなメリットの一つです。ドル円が下落しても、為替ヘッジが変動リスクを減らしてくれるので、為替の動きに振り回されることなく安定した投資が可能です。

・デメリット
NYダウは構成銘柄が30と少ないこともあり、値がさ株の影響でNYダウも大きく動くことが少なくありません。分散度が低いとリスクは高くなるので、こちらは短期~中期の投資で考えると、デメリットと言えそうです。

NYダウの投資信託10銘柄 2017年度版

NYダウに連動した動きをする投資信託の中で、どれを買ったらいいのか?信託報酬が安いのはどれか?気になりますよね。

まず、レーティングごと、純資産額の高い順にご紹介します。

レーティングは高ければ高いほどリスクとリターンのバランスが取れていて、リターンを期待できる格付けになります。
★の数は5つがMAX。
★5は上位10%、★4は上位25%の高順位に位置する銘柄です。

No.ファンド名レーティング純資産額(百万円)設定日償還日
1eMAXIS NYダウインデックス★★★★★4,6512013年8月無し
2SMT ダウ・ジョーンズインデックス・オープン★★★★★4,0522013年11月無し
3三井住友・NYダウ・ジョーンズ指数(ヘッジ無)★★★★★3,2352014年6月無し
4SMTAM ダウ・ジョーンズインデックスF★★★★18,4582009年4月無し
5NYダウ・ジョーンズ・インデックスF(NH型) 『愛称:NYドリーム』★★★★1,1632014年1月無し
6三井住友・NYダウ・ジョーンズ・インデックス★★★★1,0552014年1月2023年11月
7インデックスファンドNYダウ30(アメリカ株式)★★★★9922014年3月2029年3月
8iFree NYダウ・インデックス2,6322016年9月無し
9NYダウ・インデックスファンド(H無)1,2562017年4月2027年1月
10たわらノーロード NYダウ5672017年3月無し

投資信託の純資産額は、30億が目安と言われます。

資産額が少なすぎると運用が途中で打ち切り、という憂き目にも合いかねないので、購入時はもちろんのこと常にチェックしておきたい項目です。

トップ10の中で純資産額が30億を超えているのは、上位3銘柄と「SMTAM ダウ・ジョーンズインデックスF」、そして「iFree NYダウ・インデックス」が間もなく30億を突破するというところまで資産額を増やしています。

一番右の項目にある、償還日にも注目してください。償還日とは、その日が来たら強制的にその時の株価で決済しなければならない期日です。
長期投資で考えてる方は、償還日無しの銘柄をおすすめします。

NYダウ、リターン率が高い投資信託トップ5

投資信託の銘柄ごとにリターン率にどのぐらい差があるのか、気になるところかと思います。リターン率のトップ5をご紹介。

No.ファンド名リターン(1年)リターン(3年)
1SMT ダウ・ジョーンズインデックス・オープン29.33%13.03%
2SMTAM ダウ・ジョーンズインデックスF28.99%12.75%
3eMAXIS NYダウインデックス28.73%12.49%
4三井住友・NYダウ・ジョーンズ指数(H無)28.64%12.40%
5三井住友・NYダウ・ジョーンズ・インデックス28.63%12.40%

リターン率で1位となったのは、「SMT ダウ・ジョーンズインデックス・オープン」。SMT(スマート)インデックスシリーズのNYダウ版でした。
とはいえ、上位5銘柄はそこまでリターン率の差はないので銘柄を選ぶ時の決定打にはならなそうですね。

また、3年でのリターンがすべて12.4%以上という安定していることから、米国市場、またNYダウの成長の高さをうかがわせます。

次は、信託報酬と手数料をチェックしましょう。

NYダウ、信託報酬と手数料が安い投資信託トップ5

投資信託で一番気になるのは、やはり毎月かかる信託報酬と、購入時の手数料です。これはNYダウでも、日経でも、世界分散投資でも、投資信託であれば同様の最重要チェック項目です。

No.ファンド名信託報酬購入時手数料
1iFree NYダウ・インデックス0.24%0.00%
1たわらノーロード NYダウ0.24%0.00%
3SMT ダウ・ジョーンズインデックス・オープン0.54%0.00%
4eMAXIS NYダウインデックス0.65%0.00%
5NYダウ・インデックスファンド(H無)0.65%0.00%

2016年から、信託手数料を大幅に引き下げた銘柄や、購入時手数料が無料(ノーロード)の銘柄がどんどん出てきています。NYダウもその例にもれず、手数料がぐっと安くなった銘柄が出てきました。「たわらノーロード」シリーズと「iFree」シリーズの信託報酬は、NYダウ銘柄でも群を抜いて安いですね。

信託報酬と手数料は、高ければ高いほど毎月確実に利益が削られていくので、なるべく安い銘柄を選びたいところです。

NYダウ投資信託の各銘柄ではそれほどリターン率に差がないとすると…やはり選ぶ時の決定打は、「信託報酬(手数料)が安いこと!」となりそうです。

NYダウ 投資信託銘柄のまとめ

・レーティングは上位の銘柄が多い
・純資産額30億を超えている銘柄も多い
・リターン率は、どの銘柄もおおむね12%以上
・信託報酬と手数料で、かなり差がある。安い銘柄を選ぼう!

上記4つのポイントを踏まえ、NYダウの1番おすすめ投資信託銘柄は…

「iFree NYダウ・インデックス」で決まり!

・信託報酬が、0.24%と群を抜いて安い!購入時手数料は、0%!
・レーティングはまだついてないものの、運用わずか1年で純資産額26億を突破!

気になるリターン率は、一年リターンが発表されていないので他銘柄と比較ができないのですが、カテゴリー平均より多少リターン率が低くなったとしても、信託報酬が安いことで十分カバー出来そうです。

NYダウの魅力は伝わったでしょうか?
NYダウがこのまま最高値を更新し続ければ、日本市場の株価も上がっていくので、NYダウにはこれからもぜひ頑張っていただきたいものですね。

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