先週のNYダウは、企業の決算で上下する場面が多くみられました。
来週から決算発表が本格化する中、注目されるAppleは10月25日発表されます。
Appleの過去の決算内容
Appleの前期の決算内容は、減収減益でしたが、アナリスト予想を上回っていたことから、株価は上昇しました。
iPhoneの売り上げが落ちてきていて、以前より勢いがありません。
○Iphineの出荷台数推移
青い棒グラフが出荷台数で、赤い折れ線が増加率の推移です。
出荷台数の棒グラフだけ見ると一瞬順調に見えますが、新機種のiPhoneを発売した時は、出荷台数が前の機種のより大幅に伸びていましたが、15年と16年の出荷台数がほぼ変わらず、16年の第3四半期は出荷台数の減り方が大きく、最近苦戦していることが読み取れます。
増加率を示す赤い折れ線グラフも上下しながらも、緩やかに下降していってるのがわかります。
主力のiPhoneが出荷台数ベースでは落ち込んできていることを示しています。
Appleの7~9月期の第4四半期決算
10月25日にAppleの第4四半期決算発表が予定されています。
前回は、アナリスト予想を超えたことで時間外取引で5%株価が上昇しています。
今回の決算内容には、新しく発売したiPhone7は9月週末分のみしか入りませんので、モデル末期のIphone6sの売り上げが主な内容になりますので、減収減益は避けられないと思われます。
現在、サムスンのギャラクシーノート7の回収問題でAppleに追い風が吹いており、株価は上昇傾向にあります。
しかし、いつもは発表されるiPhone7の出荷台数の発表もなく、あまり売れていないのではとうわさされていますので、それよりふくるかttあiPhone6sが売れているとは到底思われませんので、この追い風を吹き飛ばしてしまう、減収減益決算の内容が発表されてもおかしくはありません。
今回の決算発表では、大きく業績がマイナスしているとNYダウが大幅に下落する可能性があります。