米国株予想:ハイテクに戻り売り観測 いま押し目買い期待の銘柄とは?

先週末のNYダウは+321ドルの3万1097ドルで反発。米長期金利の高水準推移に一巡感が出てきており、安心感からハイテクやディフェンシブに買い戻しが入った。

個別では、セールスフォースやアップルなど米長期金利の低下局面で買われやすい高PER銘柄が買われたほか、マクドナルド、コカコーラ、ベライゾンといった主要ディフェンシブ株が引き続き堅調な推移を示した。当社配信の米国株有料レポートでは、石油のPBFエナジーなどが上昇。PBFエナジーは掲載後4ヶ月で76.9%の上昇となった。

→ 有料版レポート:今が仕込み時の「値上がり期待・お宝」米国株とは?

ハイテクに戻り売り観測 いま押し目買い期待の銘柄とは?

先週末1日、米長期金利は2.79%と1ヶ月ぶりの低水準まで下落。米株式市場ではこのところの金利高が米金融引き締めの加速を想起させ株売りが続いていたことから、金利高の一巡感が相場の安心感へとつながり、幅広い銘柄に買いが入った。

とくに、金利上昇局面で割高感から売られやすかった高PER株は、金利低下による買い直しの機運が強まった。ITサービスのセールスフォースやスマートフォンのアップルなど、高PERなハイテク銘柄の代表格は軒並み上昇となった。

しかし市場関係者が注目するのは、話題になりやすいこうしたハイテク株ではなく、ディフェンシブ株だ。とくにマクドナルドやコカ・コーラ、あるいは通信のベライゾンなど配当利回りの高い銘柄は強い地合いが続いた。

というのも、FRB(米中銀)はまだまだ金融引き締めの手綱を緩めておらず、それどころか今後さらなる利上げ幅の拡大も見込まれるためだ。目先で米長期金利が騰落を繰り返しても、FRBがターゲットとするFF金利に先高感が出ている限り、市場参加者が金利高による金融市場の停滞リスクを忘れることはない。となると、こうしたなかでとくに魅力が輝くのが、下落局面でも強さを発揮する安定ディフェンシブ株だ。

安定ディフェンシブでもとくに配当の高いものは、目先の株価騰落に関わらず安定した配当収入が期待されることから、こうした金融引き締め局面で保有される割合が大きくなるケースが多い。となると、膨らんだ買いが株価をじりじりと押し上げることになり、保有する投資家は配当益に加えて株価上昇による含み益も得ることになる。

本日5日は米市場が祝日連休明けの初日となり、今夜の米株式市場も動意づく展開が見込まれる。本日アジア時間の米長期金利は強含みの展開となっており、これを材料に戻り売りの出るハイテク株を狙う短期筋(数日から数週間の利益を狙う取引)の動きも出ようが、それを横目に粛々と安定ディフェンシブ銘柄の押し目買いを狙う中長期筋の動きも活性化しそうだ。


 

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