今週のドル円見通し:コロナ拡大鈍化なら105円台回復も

週明け23日のドル円レートは、103.80付近で強含み。今後はコロナ拡大が上値を抑えつつもワクチン報道や米経済対策協議が支えとなり、底堅い展開 (↑) が継続か。

なお先週は、米国での新型コロナ新規感染急拡大に歯止めがかからないなか、104円へ明確に乗せることが叶わず軟調展開 (↓) 。
先週配信のドル円有料レポートでは、米での新型コロナ感染急拡大と節目104円割れによる上値重さ継続観測での円高予想 (↓) が掲載され、これらが的中しています。
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有料レポート:今日の重要材料と、高値安値メドは?

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米で新型コロナ感染拡大抑止なるか

米国では新型コロナの新規感染者が連日10万人を超える急拡大を示しており、各州ではロックダウンもしくは経済活動抑止措置の再導入の動きが広がるなど、年末へ向けた経済再停滞への懸念が高まっています。

また欧州や日本でも冬季に入って感染が急拡大しており、金融市場では警戒感が高まってリスクオンの流れに勢いがつきにくい地合いが形成されています。

とはいえ一方では、先週にかけて米製薬のファイザー社やモデルナ社、さらには英製薬大手のアストラゼネカ社から、新型コロナワクチンの治験効果が確かめられたとの発表が行われ、見通し不透明感の後退も続いています。

これに対して株式市場はおおよそリスクオンの買いで反応のち上げ一巡、ドル円の反応は限られるも、下値の堅さが意識される展開となっています。

目先はコロナ急拡大への米および各国の対策が奏功するかどうかで方向感が決まると見られます。

とくに、感染拡大ペースがこのまま増加傾向を続けるようなら、経済活動停滞とともに来年第1四半期までの景気下振れ懸念が強まり、11月6日安値103.18まで下値余地 (↓) が広がります。さらにここを割れれば、3月のコロナショック時安値101.18も視野に入ってきそうです。

ただ一方では、今週にかけ各国で新型コロナ感染拡大ペースに鈍化が見られれば、コロナワクチン続報などによる見通し改善で一気に節目105円を回復する可能性 (↑) があります。とくに米国では、バイデン次期大統領や米中銀関係者の発言で、マスク着用などより厳格な感染対策への移行がうながされつつあり、感染拡大状況に歯止めがかかれば市場に大きく好感される可能性もあります。

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感染拡大抑止なるか?今週の高値安値メドは?

米経済対策協議の再開へ期待感

また今週は、米上院の与野党による米追加経済対策の協議再開にも関心が集まりそうです。

これまでの流れとしては、野党民主党が2兆ドルにおよぶ巨額予算案を作成するも共和党が拒否、ついでコロナ禍拡大とともに逼迫する米国内経済状況を背景に共和党が自身の予算案を増額して妥結を図るも、今度は民主党が拒否と、溝が埋まらぬままに協議停止となっていました。

現在も双方の主張に隔たりは大きいと見られるものの、協議再開にあたって市場からは、民主党の巨額予算案に期待を寄せていたこれまでの潮流から、むしろ民主党が減額にて妥協し早々の予算案通過をはかるべきだ、との論調も浮上しており、今週なんらかのかたちで合意もしくは事態前進にこぎつける可能性も意識されています。

仮に合意もしくは双方の歩み寄りが果たされた場合は、リスクオンのドル買い (↑) が強まる可能性があります。

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米経済対策協議に進展、今週の高値安値メドは?

 

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