FRBが米景気見通し引上げ ドル買い継続 :ドル円FX予想

18日のドル円は、FOMC通過後に109円台で一時調整売りが出たものの反発し、109.20付近まで戻してなお強含み。今後もドル買い地合いは継続か。

なお前回配信のドル円有料レポートでは、109円台でのポジション調整による円高予想 (↓) を掲載し、こちらが的中しています。

→ 有料版レポート:今日の重要材料と、高値メドは?

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FRBが米景気見通し引上げ ドル買い継続

17日のFOMCパウエル会見では、米経済見通しが上方修正され、リスクオンが継続。金融緩和は継続方針ながらも、2021年末の米経済成長見通しが前回値4.5%増から今回値6.5%増と、2ポイントも引き上げられたことで、市場からは驚きの声も上がりました。

こうしたなか、パウエル会見後はイベント消化でひとまずポジション調整の売りが出たものの、まもなく一巡となり、明けた本日18日はドル買いトレンドが復調、すでに109.10まで戻しており、なお堅調な展開となっています。

米長期金利も上昇再開となるなか、市場では、今後のドル円が110円へ向けて上値を伸ばす展開が続く、との声が聞かれています。とくに週末にかけては、米指標結果などに反応し、ドル買いが強まる場面も見られそうです。

→ ドル買い地合い続く、プロの高値予想は?

厚い上値抵抗帯を欠き110円上放れる展開も

今月にかけてのドル円は、200日移動平均線や一目均衡表転換線といった重要な節目を上抜け、テクニカル的に上昇モメンタムの強さが示されています。

現状レートより上方では、110.00付近にボリンジャー20日上限(+2σ)が位置し、こちらがひとまずの目標値となっているものの、他に厚い上値抵抗帯(レジスタンス)は存在せず、上値の軽さが意識される状況。

今後は、米経済対策への期待感や米長期金利動向に反応しつつ、状況によっては110円台を一気に駆け上がる可能性も指摘されています。

→ テクニカルは強気サイン、プロの高値予想は?

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ドル円予想トピックス サマリー

【ドル高/円安材料】
・米景気見通しが大幅改善 (↑)
・米長期金利の上昇続く (↑)
・米コロナ感染の減少 (↑)
・米追加経済対策の成立 (↑)
・一部では4月FOMCでの利上げ観測も (↑)
・上値抵抗帯解消でテクニカル的に地合いの強さ (↑)

【ドル安/円高材料】
・米インフレ見通しによる高債務懸念 (↓)
・米の低金利政策長期化観測の確認 (↓)

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