【12月11日ドル円予想と根拠】今夜FOMCのパウエル講演に関心集中 アナリストらの予想は二分

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【12月11日ドル円予想と根拠】今夜FOMCのパウエル講演に関心集中 アナリストらの予想は二分

前日からのFX市況を、ドル円予想レポート有料版の予想結果と照らし合わせて解説、また今日11日のドル円相場予想を行います。

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今日までの市況 ダイジェスト

昨日10日のドル円相場は、五・十日(ゴトー日)のドル買い需要 (↑) 米中合意期待の高まり (↑) から円安に振れる場面がありつつも、FOMC直前での買い限定 (↓) で上値限定となり、安値108.52から高値108.76のレンジを頭重く推移しました。


(USD/JPY ~12月11日、15分足)

ゴトー日ドル買いもFOMC前で上値限定

昨日10日、108.59で東京時間をスタートしたドル円は、国内企業のドル買い需要が集中しやすい五・十日(ゴトー日) (↑) であったことで、ひとまず小幅上伸となりましたが、FOMC開催が控えるなか買いは続かず反落、ロンドン時間には安値108.52をつけました。

NY時間になると「米中が12月15日の追加関税発動見送りを計画」との米紙報道 (↑) により再び買いが強まりましたが、レートは頭重さが継続するなかで小幅上昇にとどまり、高値108.76をつけたのち上げ渋ってクローズとなりました。

こうしたなか、昨日配信のドル円アナリスト予想まとめレポート有料版では、FOMC前での買い控え (↓) による上値重さ予想、またその中での五・十日(ゴトー日)ドル買い (↑) での円安展開や節目108.40手前がサポートライン (↑) になるとの予想が掲載されており、これらが的中する結果となっています。

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今日のドル円予想と主要材料

今日のドル円相場では、今夜のFOMC結果見通しがほとんどの市場参加者から材料視されているほか、15日の対中関税発動期限に関する米中の動向も高い関心を集めています。

今年最後のFOMCに高い注目

いよいよ今夜は今年最後のFOMCの最終日となり、米政策金利の発表、および、米金融政策見通しにかかわるパウエルFRB議長の会見が行われます。

米政策金利は据え置きの公算が高く、材料視する動きは少ない一方で、内容次第でドル円レートが動意づく可能性があるとしてアナリストらが高い関心を寄せているのが、パウエル会見です。

今夜のパウエル会見について市場では、米雇用の強さなどを背景に米金利先高感 (↑) が示されるとの観測がある一方、このところの米中対立の長期化観測による景気減速リスクが示され、金利先高感が後退 (↓) するのではないか、とのアナリスト予測も浮上してきています。

パウエル会見での米金利見通しにつき、先高感維持 (↑) での円安予想と、先高感後退 (↓) での円高予想で、アナリストらの支持が多いのはどちらか、集計結果は本日配信のドル円アナリスト予想まとめレポート有料版にてご確認下さい。

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対中関税発動は目前で報道リスクへ警戒

また今日の相場では、米による対中関税発動を目前に控えたなかでの、米中交渉関連のヘッドラインも材料視されています。

今週末15日予定の対中関税第四弾が発動となれば、両国とも痛手を負うのは確実なため、米中はともに関税発動回避を望んでおり、今週中にでも何らかの合意へ至るのではないか、という期待感が、市場では継続していました。

しかし昨夜NY時間には、米高官から「関税発動の可能性がある」とのコメントが報じられ、この合意期待感が後退している状況です。さらに、FOMC前後にはトランプ米大統領が大胆な行動に出る傾向もあり、市場では、今日の米中関連ヘッドライン次第でレートが大きく動く可能性があるとして、高い関心が寄せられています。

最新の米中関連ヘッドラインにもとづいてアナリストらが公表している今日のドル円予想のうち、優勢なのは円高・円安のどちらか、集計した結果は、本日配信のドル円アナリスト予想まとめレポート有料版でご確認下さい。

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なお、この他に、今週にかけて発表される次のような米指標も、ドル円材料として注目されています。

11日(水) 米・FOMC、CPI、政策金利発表、パウエル会見
12日(木) 米・PPI
13日(金) 米・小売売上高

これらが何日の何時ころに材料視され、それぞれが【円安・円高のどちらに影響する見込みか、FXアナリストらの事前予想を集計し、最も優勢なドル円アナリスト予想を解説するレポートは、こちらからご購読いただけます。

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