【12月9日ドル円予想と根拠】米雇用は絶好調、米中摩擦悪影響への懸念後退か

※今日の「ドル円予想レポート」最新記事はこちらをご覧ください。

【12月9日ドル円予想と根拠】米雇用好調、米中摩擦悪影響への懸念後退か

前日からのFX市況を、ドル円予想レポート有料版の予想結果と照らし合わせて解説、また今日9日のドル円相場予想を行います。

スポンサードリンク

今日までの市況 ダイジェスト

先週末6日のドル円相場は、米11月雇用統計が大幅上振れ (↑) で一時急上昇したものの、米中合意への先行き不透明感継続 (↓) が重しとなり、安値108.52から高値108.92を行って来いの展開となりました。


(USD/JPY ~12月9日、15分足)

米雇用好調で急上昇も米中警戒で反落

先週末6日、東京時間に108.73で始まったドル円は、具体的な進展の見られない米中貿易協議への先行き不透明感 (↓) を重荷に、海外時間にかけて安値108.52までじりじりと下落しました。

NY時間には、米11月雇用統計の大幅上振れ (↑) で「米中関税戦争の悪影響は限定的」との見方が強まり高値108.92へ急上昇しましたが、けっきょく米中懸念は継続 (↓) で反落し、安値圏まで押し戻されて取引を終えました。

こうしたなか、先週末配信のドル円アナリスト予想まとめレポート有料版では、米中協議への不透明感の強まり (↓) による円高予想、また米雇用統計の上振れ観測 (↑) による円安局面の予想が掲載され、これらが的中する結果となっています。

ドル円アナリスト予想まとめレポート有料版はこちら

今日のドル円予想と主要材料

今日のドル円相場では、対中制裁関税発動を週末15日に控えての米中協議進展見通しや、株価推移を受けてのドル買い圧力が、材料となりそうです。

対中関税発動直前、米中動向の予測は

「合意近い」との報道が続きながら具体的な進展の見られない米中交渉に関して、今週末には対中制裁関税第四弾の発動が迫っており、市場では関連の新材料に敏感に反応せざるを得ない状況が続いています。

先週末には、米高官から「米中合意近い」との発言が出ものの、「トランプ米大統領は合意準備できていない」との発言も続き、不透明感の強まり (↓) から市場は円買いに傾いている状況です。

ただ、米中はいずれも、これ以上の経済的ダメージをは回避したいと望んでおり、関税発動前に何らかの事態進展にこぎつけるほか選択肢はない (↑) 、との見解も、一部アナリストらの間で根強いものとなっています。

本日、アナリストらが発表しているドル円予想を調査して、今日は円高と円安のどちらの予想が多いかを集計した結果は、本日のドル円アナリスト予想まとめレポート有料版にて公開されます。。

ドル円アナリスト予想まとめレポート有料版はこちら

株価の堅調推移がドル買いを支え切れるか

また今日の相場では、米株・日本株の推移を反映したドル買い圧力 (↑) も材料視されています。

先週末の米11月雇用統計の上振れで、米株は大幅上昇しており、さらに今日の日経平均も堅調ならドル買いの支えになる、との観測が、一部アナリストから挙がっています。

しかし、株価が堅調な一方で、先週末のドル円が行って来いの安値圏推移となっていることを警戒するアナリスト見解も見られます。今日の株価上昇が小幅なら、ドル買いがしぼんで円高圧力に抗しきれず (↓) 、108円台中盤から下値模索の展開も考えられます。

今日にかけての株価推移を材料としたアナリスト予想では、円高予想・円安予想のどちらが優勢なのか、本日配信のドル円アナリスト予想まとめレポート有料版にてご確認下さい。

ドル円アナリスト予想まとめレポート有料版はこちら

なお、この他に、今週にかけて発表される次のような米指標も、ドル円材料として注目されています。

9日(月) 日・GDP、国際収支
10日(火) 米・FOMC、英・GDP
11日(水) 米・FOMC、CPI、政策金利発表、パウエル会見
12日(木) 米・PPI
13日(金) 米・小売売上高

これらが何日の何時ころに材料視され、それぞれが【円安・円高のどちらに影響する見込みか、FXアナリストらの事前予想を集計し、最も優勢なドル円アナリスト予想を解説するレポートは、こちらからご購読いただけます。

↓↓↓

 

おすすめ記事

米国10年国債利回り・ドル円相関チャート

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください