【12月10日ドル円予想と根拠】FOMCは利下げ休止観測濃厚、米株の底堅さ期待も継続か

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【12月10日ドル円予想と根拠】FOMCは利下げ休止観測濃厚、米株の底堅さ期待も継続か

前日からのFX市況を、ドル円予想レポート有料版の予想結果と照らし合わせて解説、また今日10日のドル円相場予想を行います。

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今日までの市況 ダイジェスト

昨日9日のドル円相場は、FOMC直前で買いに踏み込みにくい (↓) なか、さらに期限が迫る米の対中追加関税発動への警戒感 (↓) も重しとなって、安値108.43から高値108.68のレンジを頭重く推移しました。


(USD/JPY ~12月10日、15分足)

FOMC間近のなか米中懸念強まり上値重い

昨日9日、108.64で東京時間オープンとなったドル円は、米FOMCを間近に控えた状況で買いが出にくく (↓) 頭重い推移が続き、さらにロンドン時間には安値108.43まで下値を広げました。

NY時間に渡っても頭重い展開が続き、一時的にじり高展開から高値108.68をつけたものの、市場では米の対中追加関税発動期限が12月15日に迫っていることへの警戒感 (↓) が次第に意識され反落しました。

こうしたなか、昨日配信のドル円アナリスト予想まとめレポート有料版では、FOMCを目前に控えての買いのでにくさ (↓) 米の対中関税発動への警戒感の高まり (↓) による円高予想が掲載されており、こちらが的中する結果となっています。

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今日のドル円予想と主要材料

今日のドル円相場では、今日開催となるFOMCの見通しや、米株動向の予測が、アナリストらの注目を集めています。

今夜開始のFOMC見通しへ関心集中

今夜米ではFOMCが開催となり、今日の市場では、こちらの見通しへ関心が集中している状況です。

米中対立や米景気減速への懸念から、FRB(米中銀)は今年3回の利下げ (↓) を行いましたが、その後、米雇用統計は改善、米株価も上昇となって、米景気に持ち直し観測が出ていることから、今回のFOMCでは利下げは行われない (↑) との見通しが強まっています。

このまま新規材料がなければ、NY時間オープンとともに利下げ見通し後退 (↑) でのドル買いの流れが出る可能性があります。ただ、一方では米の対中関税発動期限が週末15日に迫ってもおり、そちらへ市場の警戒感が強まれば、利下げ見通し後退にも関わらず円高圧力が高まる (↓) 可能性もあります。

FOMCでの金利見通しを材料としたアナリストらのドル円予想で、今日は円安と円高のどちらの予想が多いかを集計した結果は、本日のドル円アナリスト予想まとめレポート有料版にて公開されます。

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米株動向うけ市場心理に変化観測も

また今日の相場では、昨夜の米株反落 (↓) による市場心理動向も、ドル円相場の材料として注目されています。

米11月雇用統計の大幅改善により、先週末の米株は400ドル超の大幅上昇となりましたが、昨日のNY時間には一転反落となっており、この流れが継続 (↓) すれば、こちらが今日のドル円の重しとなって、円高進行をうながす可能性があります。

ただ、米長期金利は1.80台を堅持 (↑) していることから、市場心理には底堅さが期待されるとの声もあり、今夜のNY時間オープンとともに株価にも底堅さが示されれば、そちらがドル円の支えとなって円安圧力がたかまる可能性もあります。

こうした株価動向を材料としたアナリスト予想のうち、円高・円安でどちらの予想が優勢かの集計結果は、本日配信のドル円アナリスト予想まとめレポート有料版にてご確認下さい。

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なお、この他に、今週にかけて発表される次のような米指標も、ドル円材料として注目されています。

10日(火) 米・FOMC、英・GDP
11日(水) 米・FOMC、CPI、政策金利発表、パウエル会見
12日(木) 米・PPI
13日(金) 米・小売売上高

これらが何日の何時ころに材料視され、それぞれが【円安・円高のどちらに影響する見込みか、FXアナリストらの事前予想を集計し、最も優勢なドル円アナリスト予想を解説するレポートは、こちらからご購読いただけます。

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