20日の日経平均とマザーズ指数は、ともに下落となりました。
今日の株式相場は、日経平均は小幅な値動きでもみあいとなり、マザーズはさらに続伸するものと予想します。
今日の株式市況と相場戦略
今日の株式市況
今日の日経平均とマザーズは、アジア株が下落し連れ安となり前引けは下落で終わりました。新規IPOに資金が流れており、新規上場したニューラルは、買いが殺到し取引が成立しなかった。
20日朝の米国株式市場は、NYダウ、ナスダックとも下落でしたが、アップルが米国初の時価総額2兆ドル超えとなり成長株に資金が集中しています。
19日の株式市場は、日経平均がもみ合い、マザーズが続伸と昨日と同じ展開でしたが、日経平均が後場から上昇し、プラスで終えました。
個別では、半導体関連の東京エレクトロンやアドバンテストやソニー、ファナックなどが売られて、ファーストリテーリング、ソフトバンクGなどが上昇しています。
マザーズ市場では、以前紹介したジェネリック医薬品通知サービスのデータホライゾン(3628)が+17.68%、インフルエンサーをマーケティングに活用した販売促進支援のトレンダーズ(6069)が+11.92%など好決算銘柄に資金が集まっています。
今日の相場戦略
今日の株式相場は、19日に引き続き、好決算だった小型成長株が買われると予想します。相場自体が大きく上昇するには材料が足りないため、個別物色の流れになりそうです。
現在は、マザーズが、上昇トレンドの入り口になっており、バンドウォークと呼ばれるボリンジャーバンドに沿って上昇する状態になっています。
ボリンジャーバンドの+1σを下値支持線として上昇トレンドに入っています。前回のバンドウォークの上昇は42営業日上昇しており、今回も同じような上昇トレンドの場合は、現状は上昇トレンドのほんの入り口ですので、今が買いのチャンスとなります。今を逃すと上昇して高値になるので、買いずらい状況となります。
マザーズの上昇トレンド中で買われている好決算銘柄は、2種類あり、
1.好決算で市場予想を超え、一段高になっている銘柄
2.好決算だったが、市場予想を下回り、調整し再び上昇トレンドに戻った銘柄
1は、短期的に大きく上昇しているため、高値掴みしてしまう恐れがあり、買いずらい状況です。そのため、2の銘柄がねらい目です。
今週は、好決算で一時調整し、再び上昇トレンドに戻った銘柄がねらい目です。
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実際に相場戦略で解説した「2.好決算だったが、市場予想を下回り、調整し再び上昇トレンドに戻った銘柄」を実際に買ってみました。
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株価の調整は一時的で、その後反発するとの判断し、株価の底値を予想して、その株価に近づいたときに分散して買いを入れています。
ミンカブ・ジ・インフォノイド(4436)の株価の動きは、8月4日決算発表で1Qの経常利益が前年同比3.5倍と発表するも次の日から下落し、その後、8月12日に底をつき反発しています。8月12日前後に分散して買いを入れており、その後反発したことで、約1週間で、4.5万円ほど利益が出ています。
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