17日20時45分から始まっているメイ首相の会見をまとめてみました。
メモ的にまとめていますので箇条書きになっています。
途中で聞き取れなくメモできなかった部分があります。ご容赦ください。
1月17日メイ首相の会見まとめ
途中で聞き取れない部分がありましたが、聞きとれた範囲でまとめます。
・EU離脱で単一市場からの撤退をする
・EUに部分的に残留したり既存の仕組みを利用することはしない
・移民を自国のルールで制限する
・EU加盟国との自由貿易を続けるために協議をする
・新しい野心的な自由貿易協定をEUと結ぶことを目指す
・ヨーロッパから去るのではなく良い隣国としてEUと協力していく
・EU離脱の最終的な案を議会採決にかける方針
予想通りに移民の制限を優先して、EUの単一市場から撤退することを表明しました。
しかし、会見の中で何度も「EUと協力していく」「EUの利益になるようにも考える」など、EUと共存共栄したい旨の発言をしていました。
思ったよりもソフトな感じの意見が多く、ハードブレグジットとソフトブレグジットの中間のようなイメージでした。
メイ首相は、移民の流入を制限しながら、EUの単一市場へのアクセスも確保したいと言っていましたので、さすがにそれは無理でもなるべくソフトにランディングしたいという思いがありそうでした。
新しい包括的で野心的な自由貿易協定をEUと結んでいくことを目指していますが、EUがどのように対応するかは未定です。
メイ首相は、EUがイギリスとの経済的な利益を捨てて、報復するようなことはないと考えていると話していました。
やはり、イギリスがEU離脱したことによって、続いてEU離脱をする国がないようにEUが報復的な措置をとるのではないかという不安があるのではないでしょうか。
EU離脱の最終的な案を議会採決にかける方針を示したことで安心がまし、為替はポンドが上昇しました。
イギリスとしては、移民をコントロールしたいがなるべくEU市場へのアクセスを確保したという思惑が見えた会見でした。
1月17日メイ首相の会見 EU離脱ブレグジット
6か月ほど前変化の投票しました
EUを離脱するという選択をしました
これから先の道は明確ではない
明るい未来を残したいと
新たなEUとの交渉をしてきました
私の答えは、変化という状況を乗り越えてより団結した安全で寛容な国になってほしい。
素晴らしい人材が育つ国
ヨーロッパとともにやって行ける国
世界中に尊敬できる国です
そのための計画がある
外だけではなく国内にも良い
確実にすべてのチャンスを確保できるように
すべての子供たちに知識を
赤字の削減に努め
インフラ投資も行う
人々の生活の質を高める
団結を中心に据えている
国民投票の結果は、世界から遠ざかるものではなくヨーロッパのうちの一つです
多様性のある国です
ヨーロッパだけではなくその大陸を超えたところにも同盟国がある
なのでEUを離れていくのです
この事実を認識しなければならない
世界的なイギリスになる選択をしました
EUが分解することが国益にかなうと思っていない
私たちの決断の背後をお伝えしたい
歴史も様々なものがある
政治的な伝統も違っている
EUに作られた政治体型は居心地が悪かった
イギリスの国民には満足がいかなかったのではないか
私たちの強さは多様性にあります
私たちがEUを離脱するのは共有した価値観が違うのではありません
EUを傷つけたいのではありません
EUと距離を話したいわけではありません
EUと信頼できるパートナーであり続けるでしょう
私たちは、今までと同じように歓迎します
イギリスの軍人も同じように義務を果たしていきます
EUを離脱しますがヨーロッパの一部です
部分的なEUの一部の関係を維持しない
イギリスはEUを去るのです
EUを離脱することで交渉することが12個があります
○ここの間の5分ほど聞き取れませんでした。すいません。
EUの新たなパートナーシップを作っていく
しかし無制限の期限を設けるのは利益にならない
第50条のプロセスが終わるまでに終了させる
段階的に実現できることもあればすぐできることものある
意味なく長引かせることはありません
できる限り安定を確保し法律を確保しアイルランドと共通なものを確保し旅行を自由にできるようにする
これによってイギリスとEUの中で新たなパートナーシップを結びます
交渉の戦略どのエリアで可能かを話し合っていく
これはゲームではありません
真摯に取り組んでいかなければありません
過剰なメディアの報道あいまいな報道はイギリスの利益なりません
国益にかなうという発言以外しません
ヨーロッパと戦略的なパートナーシップを組むことは可能だと思っています
EUの高官とも話し合いをしています
新しい野心的な自由貿易協定がある
EUの単一市場には入らない
単一市場を損ないたいと思っていない
経済的に合理性がある
貿易を多くすればさらに反映できる
貿易、通称だけではなく安全保証に関しても協力できる
ブレグジットの後のイギリスは、良い友好国、近隣国になる
同じように離脱しないように懲罰的に思っている人もいる
私たちはEUの単一市場に入れなくても自国の経済を変更するのは自由
EUがイギリスとのアクセスを制限すると290億ポンドの輸出がなくなることになる
EUの経済が苦しむことになる
イギリスに懲罰的にすることはないでしょう
私たちは偉大な国です
すべての国に評価されている
6500万人のサポート
国は一つになろうとしています
よりよいイギリスを作ったものとして評価されるでしょう
Q、EU単一市場を離脱すれば市民の生活が悪化するといったが考えを変えたのか?
A、さまざまな指標は前向きな数値になっている
前向きに考える。ヨーロッパを去るわけではなく世界を迎え入れる
Q、EUの中に優先的なアクセスできるということではなく、
A、移民の話は管理をしていきたい。自分たちの移民の規則を作っていく。
どうやって移民を管理していくかは、才能がある人をどのように受け入れていくか
自分で管理していく
Q、EUを離脱すると悪化するというのは認めたのですか?議会が否決をしたらどうなるのか?
A、今まで経済の中で見てきたことで国民投票をしたあとの結果は、予想より良い結果になっている。Euの中でパートナシップを探していく。
議会で評決をするということです。議会は実行したいと思っていると思います。民主的な立場を貫きたいと考えていると思います。
Q、新しい野心的な貿易協定の交渉においてEUに対する源泉的な貢献は排除するということでしょうか?そしてイギリスが租税回避地になる恐れはどうなのでしょうか?
A、EUを離脱した時に巨額の資金を拠出することはない。特定のプロジェクトに関してはコストに貢献する。対決ではありません、協力することです。両者の利益となるために合意をまとめます。
イギリスの利益を目指しますがEUの利益にもならなけばならないパートナーシップを考えています。
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1月17日メイ首相の会見後の為替
メイ首相の会見が当初予想したよりソフトな内容だったためにポンドが上昇しています。
○1月17日メイ首相会見後のポンドドル為替チャート
会見前から上昇していましたが、会見後さらに上昇して、1ポンド=1.23ドル付近まで上昇しています。
○1月17日メイ首相会見後のドル円為替チャート
ドル円為替も円安になっていて、メイ首相会見直前は112円台に突入していましたが、会見後は113.5円台まで戻して、その後に若干円高になっています。
メイ首相の会見内容がEUの単一市場からの離脱でしたが、会見の中でEUとの共存を強調していたことで予想よりもソフトな内容となり、リスクオンになり、円安になっています。
ただし1月20日のトランプ大統領の就任演説を見極めたい思惑もあり、上値は限定的になっています。
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