14日の日経平均は、米ナスダックの半導体売り、アジア株安などにより、反落し 2万2587.01円 -197.73円 (-0.87%)で終わりました。
一時的に250円安程度まで下落しましたが、一方的に下げる展開にはならずに2万2500円台半ばで膠着した展開となりました。
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明日の相場戦略:好決算銘柄が引き続き狙い目か
14日の株式市場は、米国の半導体・ハイテク株の利益確定売りから、東京株式市場でも東京エレクトロン(8035)、アドバンテスト(6857)などの半導体関連、さらに高値圏にあったソフトバンクグループ(9984、SBG)、ソニー(6758)が利益確定売りで売られて、指数を押し下げました。しかしコロナ禍でも上昇してきた半導体、ハイテク関連株は、押し目買い需要が旺盛で下げ渋りとなり、下値も限定的でした。
マザーズ市場も反落し、-1.57%の下落となっています。個別では、それまで好調だったBASE(4477)が-11%下落、弁護士ドットコム(6027)が-4.3%の下落となっています。
個別株の物色は、旬な銘柄には利益確定売りが入り、買いは好決算銘柄へと向いているようです。
13日に紹介した3つの好決算銘柄は、100円ショップのキャンドゥ(2698)が、+10.59%の上昇となっています。内装工事のインタライフ (1418)は、+26.88%の大幅上昇。ディスカウントストア経営のジェーソン(3080)は、+8.70%と3つの銘柄とも大幅上昇となっています。
このような好決算銘柄は、しばらく買われる傾向があり、上昇が続きそうです。
15日の株式相場戦略と注目銘柄
15日の株式相場戦略は、日経平均の推移が2万2000円から2万3000円の間でしばらく推移し、相場自体に方向感がないと予想されるので、個別株は、材料がわかりやすい好決算銘柄を狙う戦略をおすすめします。
さらに好決算銘柄の中でも過去最高益を更新した銘柄に注目します。
15日の注目銘柄は、靴と衣料品の通販サイト運営のロコンド(3558)は、21年2月期1Q決算発表で経常利益を3期ぶりの過去最高益になると発表、勤怠・業務管理向けクラウド型サービスのチームスピリット(4397)は、20年8月期3Q決算発表で通期の経常利益を従来予想から7.3%上方修正しました。ニュースアプリのGunosy(6047)も経常利益を44%増益と発表しています。
「有望・底値圏銘柄レポート(有料版)」5月8日号に掲載した、サブスクプラットフォームのビープラッツ(4381)は、本日、運営サイトでコロナ対応サービスを発表して+9.35%と大幅上昇しております。
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