17日の日経平均は、NYダウの史上最高値更新を受け、2万6000円突破して終わりました。29年ぶりの2万6000円台です。マザーズは続落となってます。
明日の株式相場は、ワクチン期待は続きますが、節目を迎えたことで高値警戒感が出ており、利益確定売りからの小幅下落になると予想します。
上昇相場でいつ買うべき?!上昇基調の押し目を狙おう「投資の森」成長株レポート
株式市況と相場戦略
11月17日の株式市況
17日の日経平均は、140円高ほど寄り付き、2万6000円を超えて始まりました。29年ぶりの高値を更新しあっさり2万6000円に乗せました。しかし、その後、2万6000円切って推移し、節目を超えたことで高値警戒感から売りが出ましたが、引けにかけて上昇し、2万6000円台を回復して終わりました。
米バイオ製薬のモデルナが、コロナワクチンの臨床試験で高い有効性を示したと発表したことで、ファイザーに続き2つ目となったことで経済回復期待がさらに高まりました。
マザーズ指数は、3.63%安で続落となっており、前四半期より成長が鈍化したIT関連銘柄が大きく下げています。
個別では、昨日に引き続き半導体関連の東京エレクトロンやアドバンテス、機械のファナック、値嵩株のファーストリテイリングなどが上昇しており、一方、エムスリー、ソフトバンクG、リクルート、中外製薬などが下落しています。
中小型株では、好決算銘柄の一部に買いが入っており、アライドアーキテクツやリネットジャパンなどが上昇し、Chatworkなど業績を据え置いた銘柄やITbookホールディングスなど決算内容が悪かった銘柄に売りが出ています。
市場の概要は、
- 2社目の新型コロナワクチン開発で期待継続/li>
- 日経平均は2万6000円突破29年ぶり高値
- マザーズは約4%続落でグロース株に売り
- 中小型株は好決算銘柄の一部に買い
となっております。
17日は、ワクチン期待による買いが継続して、日経平均は2万6000円突破し、マザーズは下落で、バリュー株に買い、グロース株に売りの流れが鮮明になりました。
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超有望銘柄もマザーズとともに下落!超有望株を仕込むチャンス 「投資の森」成長株レポート
明日の相場戦略
明日の株式相場は、節目の2万6000円を超えたことで高値警戒感が出て、小幅下落になると予想します。
日経平均は、下値が固い展開が予想されますが、一時2万6000円を突破したことで達成感が出て、利益確定の売りが出やすい状況となります。さらに25日移動平均線乖離が8.02%と買われすぎの5%を超えており、RSIも83と引き続き買われすぎ基準の70を超えていることから過熱感が出ています。
ただし日経平均は、ボリンジャーバンド+2σに沿って推移していくものと思われ、上昇傾向は変わらず、下値が固い状況と予想します。
明日の予想レンジは、2万5900円~2万6100円と予想します。
マザーズ指数は、約4%程度の続落となりました。25日移動平均線に上値を抑えられて、横ばい推移になっており、現在の推移は、7月から約1ヶ月の横ばい相場とそっくりで11月の終わりまで、今の水準での推移が続きそうです。
マザーズ市場の銘柄は、好決算や上方修正を発表した中小株の一部銘柄に買いが集中していますが、好決算だったが前四半期から成長が鈍化した銘柄が大きく売られています。
今後は、業績が良い成長が加速している株を選別して仕込んでいくのが良さそうです。
マザーズ銘柄は、今の低迷時期に割安になった有望株を仕込み、次の上昇相場を先取りすることで大きな利益を取ることができます。
今の相場では、好決算だったが、下落している銘柄の中で適正株価より割安になっている銘柄を中心に仕込むのが良いでしょう。
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業績から適正株価を算出!割安株を中心に紹介します「投資の森」成長株レポート
今日の先取注目銘柄
成長小型株の中から上昇が期待できる銘柄を選びました。
・ブシロード(7803)
時価総額 496億円
トレーディングカードゲームが主力。スマホゲームやライブIP事業に注力。傘下でプロレス
経済回復期待でリアル系の銘柄優位に
上昇相場で好業績な銘柄は大きく上昇!「投資の森」成長株レポート
「投資の森」成長株レポート 掲載銘柄 実績
掲載銘柄の中から上昇した銘柄を紹介
6月12日号掲載
時価総額 1,987億円
再生可能エネルギー施設の開発事業。太陽光、風力、バイオマスなど発電
17日の上昇率 +10.27%上昇