1月21日のNYダウは、29,196.04ドルの-152.06ドル安(-0.52%)で終わりました。
NY市場サマリー(1月21日)
21日のNYダウは、中国で発生した新型コロナウィルスによる肺炎の感染が広がり、米国内で初の感染者が出たことで売りが拡大した。
中国の旧正月である春節の大型連休前ということもあり、感染拡大が懸念されて、旅行業界が売られました。
ダウ構成銘柄では、ボーイングが737MAX機の運航再開の再認証を年央まで取得できない可能性があると発表し、嫌気されて、一時5.7%下落し、NYダウの下落を主導した。
米中協議が合意し、イラン情勢も落ち着いたことで上昇すると思われていましたが、感染拡大を懸念した新型コロナウィルスの件で、下落しました。
SARSのときは約3ヶ月ほど収拾に時間がかかりましたので、今回もある程度の時間がかると思われます。