1980年からのNYダウのドルと円換算の比較

NYダウは、日経平均と比べて右肩上がりに上がっていますが、実際に購入する場合は、ドル円の為替の影響が出てきます。
では、NYダウにドル円の為替をかけた円換算の価格はどのようになっているでしょうか?

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NYダウの円換算とドルの比較グラフ

1980年からの円換算NYダウ
※黄色がドル、灰色が円換算



上記のグラフを見るとドル円の為替の影響があるにもかかわらず、かなり近い形のグラフになっています。
基本的には、円換算のNYダウもドルのNYダウが上昇していれば上昇します。

しかし2009年~2012年のように円換算とドルのグラフがかなり離れている期間もあります。

これは、ドルベースのNYダウは順調に上昇していますが、民主党政権になった日本で95円から76円台まで円高が進んだことにより、NYダウが割安で変える期間となっています。

NYダウを1日1000円づつドルコスト平均法で買ってみる

せっかく円換算のNYダウを算出してみましたので、1980年から毎日1000円づつ(月に約3万円)ドルコスト平均法で買ってみたら、どのくらいのリターンになるのかを計算してみました。

    投資総額:920万2000円(9202日)
    リターン額:3381万8869円(8月5日現在)
    リターン率:367.5%

となりました。

1980年のドル円の為替は、200円~250円くらいです。
今と比べると2.5倍近くなっていますが、それでも300%を超えるリターンがありました。

NYダウのように右肩上がりのインデックスを購入すれば、ドルコスト平均法で淡々と買うだけでもかなりのリターンを得ることができることが分かりました。

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NYダウのドルベースと円換算のまとめ

今回、NYダウの円換算を算出してみて、思ったほど、ドルベースのものと違いがないことに驚きました。
イメージとしては、もう少しドル円の為替に引っ張られて、ボラタリティが高くなるようなグラフになると想像していました。
さらに1980年当時の1ドル250円時代からNYダウをドルコスト平均法で買ってみても、かなりのリターンがあるというのも驚きです。
インデックス投資では、日経平均だけではなく、NYダウも対象にしてポートフォリオを組むのがいいのかもしれません。
今後、実際にどのようになるかをシミュレーションしていきたいと思います。

 

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