3月のアメリカFRB利上げでなぜ円高になったのか?

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日本とアメリカ

3月16日3時のFOMC(米連邦公開市場委員会)の政策発表で0.25%の利上げが発表されました。
通常アメリカの利上げがあると日米金利差が広がり、円安になると思われるのですが、今回は円高になっています。
その理由を考察してみましょう。

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FOMC(米連邦公開市場委員会)で利上げ発表直後のドル円の動き

まず、FOMCでの利上げ発表直後のドル円の動きをチャートで確認してみましょう。

○FOMC(米連邦公開市場委員会)利上げ発表後のドル円チャート
FOMC(米連邦公開市場委員会)で利上げ発表後の急激な円高のドル円チャート

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発表直後に急激に円高になっています。
114.6円台だったものが5分経たないうちに113.7円台まで下落しています。
最終的には、イエレンFRB議長の会見が終わった後に一時的に113.2円台まで下落しています。

利上げ自体は円安要因であるはずなのでに発表後にこれだけ円高になると発表内容に円高になるものがあるはずです。

利上げの際のFRBの声明をまとめてみましょう。

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FRBの今回の利上げ時の声明とイエレンFRB議長会見内容まとめ

今回の利上げ時に発表されたFRBの声明とイエレンFRB議長の会見の重要と思われる部分を箇条書きにしてまとめてみます。

・2017年の経済成長見通しが12月から据え置かれた
・2017年の金利目標が3.0%で12月から据え置かれた
・トランプ政権の財政政策は具体策がなく議論していない
・緩和的な利上げのペースを維持する

FRBの見解は、12月とほぼ変わっておらず、徐々に利上げをしていくというスタンスは維持されています。

今回のFRB利上げで円高になった理由

今回の利上げしたにもかかわらず、急激な円高になった原因は、「経済見通しや金利引き上げペースが12月より早まると予想していた市場の期待を裏切り、FRBは12月の見解を据え置き、年3回ペースの利上げにとどまった」からだと思われます。

そもそも3月の利上げ期待が高まったのが3月から、相次いで連銀総裁が3月利上げに言及しだしたこととイエレンFRB議長の議会証言でのタカ派的な発言で3月の利上げが急激に高まってきました。
その際に、12月に考えられていた年3回の利上げペースを上回る年4回になるのではという市場期待が広がっていって、今回のFOMC(米連邦公開市場委員会)を迎えました。

結果は、年3回に据え置きという結果でしたので、予想期待を裏切った形で円高が進んだと思われます。

イエレンFRB議長も会見で「過去2年に年1回しか利上げをしなかったことを市場は引きずっているのではないか」と昨年も年初で年3回利上げと言っておきながら1回しか利上げしなかったことが市場関係者に強い印象を与えていたが、急激に3月利上げ期待が高まったことにより、期待が行き過ぎて、期待外れの結果となってしまったのではないでしょうか。

今日は、日銀金融政策決定会合があり、夜にはトランプ政権の予算教書提出があると言われています。

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日銀は、政策維持でほぼ決まりだと思うの為替に影響はなさそうですが、トランプ政権の予算教書は、概要とはいえ、内容によっては、大きく為替と株価に影響を与えると思われます。

 

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