【明日の株式市況と相場戦略】日経平均は100円程度続落、マザーズは続伸！新型コロナ拡大加速で景気敏感株に売り

19日の日経平均は、新型コロナ感染拡大から、続落となっています。マザーズは反落から始まり上昇し続伸となりました。
明日の株式相場は、新型コロナ拡大懸念からの下落は一服し、横ばいで小幅な推移になると予想します。

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株式市況と相場戦略

11月19日の株式市況

19日の日経平均は、100円ほど安く寄り付いたあと、後場で東京の新型コロナ感染者数が過去最高を超えたと報じられ、一時250円安まで下落しました。その後は、2万5500円台まで下落したことで押し目買いが入り、引けにかけて下げ幅を縮めて終わりました。

本日は、東京都の感染者数が500人を超え、連日で過去最多を更新すると報道されて、新型コロナ拡大が加速して下落基調となりました。

マザーズ指数は、反落スタート後、引けにかけて上昇し、0.34%高の続伸で終わっています。景気敏感株から成長株へ資金が移動しています。

個別では、景気敏感株を中心に売られており、半導体関連の東京エレクトロンやアドバンテスが大きく下落しているほかに、値嵩株のファーストリテイリングやソフトバンクG、アステラス製薬、テルモなどが下落しています。一方、エムスリーやバンダイナムコHD、第一三共などが上昇しています。

中小型株では、直近IPO株に買いが集中しており、新規上場したアララは、買い気配のまま取引が成立せず、気配値は3220円と公開価格1400円の2.3倍となっています。他の直近IPO銘柄はカラダノートとティアンドエスが引き続き上昇しており、好業績のアクリート、自然エネルギー関連の、霞ヶ関キャピタルやホープなどが上昇しています。一歩、直近で上昇していたＡＩ　ｉｎｓｉｄｅやＪＩＧ−ＳＡＷなどが下落しています。

市場の概要は、

日米で新型コロナ拡大懸念が拡大して売り
日経平均は続落で利益確定売り
マザーズは反発
新規上場したアララは、買い気配のまま取引が成立せず
直近IPO銘柄、好業績、自然エネルギー関連が上昇

となっております。

19日は、新型コロナの拡大懸念で日経平均は続落、マザーズは続伸となり、中小型株に資金が移動しているようです。

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明日の相場戦略

明日の株式相場は、日経平均は新型コロナの拡大懸念による売りから始まりますが、下値での押し目買いもあり、小幅な値動きになると予想します。

日経平均は、米株式市場が新型コロナの拡大懸念で急激に下落したことで、一旦下げ一服となりそうなことから小幅な値動きになりそうです。
2万5500円台では、押し目買いが入ったことで、下値が固い値動きになると予想します。

テクニカル的には、25日移動平均乖離が5.72%、RSIが78.48で買われすぎの水準を超えていますが、一時からは落ち着いており、下落圧力は弱いと思われます。

明日の予想レンジは、2万5500円～2万5650円と予想します。

マザーズ指数は、反落から始まりましたが、プラス圏で引け、割安となった中小型株に買いが入っています。Withコロナ銘柄に再度の買いが入っているようです。

テクニカル的には、25日移動平均線を明確に超えなければ、今の推移が続くと思われ、7月からの約1ヶ月の横ばい相場とほぼ同じ波形です。11月の終わりまで、今の水準での推移が続きそうです。

マザーズ市場の銘柄は、直近IPO銘柄が明確に買われており、新規上場したアララは取引成立せず、公開価格の2.3倍の気配値で終わっています。明日は、さらに上昇して初値を付けそうです。さらに好業績銘柄、自然エネルギー関連銘柄の一部や過去のWithコロナ銘柄が上昇しており、銘柄の選別が重要になってきています。

マザーズ銘柄は、上昇幅が大きいことから、いかに上昇トレンド前に仕込めるかが重要です。上昇トレンドのあとしばらくたってから仕込むと高値掴みしてしまう可能性が高いです。

そのため今の低迷時期に割安になった有望株を仕込めるかが重要です。

今後は、適正価格より割安な銘柄を業績、成長性、テーマ性を選別して仕込んでいくのが良さそうです。

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