25日の日経平均は、NYダウが3万ドルを突破したことで、日経平均も大幅上昇スタートでしたが、後場から上げ幅を縮小して終わりました。
明日の株式相場は、日経平均も上昇一服となり小幅の下落になると予想します。
日経平均が大幅上昇!出遅れ割安銘柄を教えます「投資の森」成長株レポート
株式市況と相場戦略
11月25日の株式市況
25日の日経平均は、300円以上上昇し始まり、一時700円上昇し2万6600円を超え、29年ぶりの高値を再度更新しました。新型コロナのワクチン実用化に加え、トランプ米大統領がバイデン氏への政権移行の手続き開始を容認したことで政治的な不透明感が大幅にやわらぎ、投資家心理をリスクオンに傾け、NYダウが3万ドル突破し、つられて日経平均も大きく上昇しました。
しかし後場から東京都の時短営業要請が出されるという報道で利益確定売りが出て、急激に下落し、一時は100円高になり、上げ幅を縮めて終わりました。
マザーズ指数は売りが先行して、マイナス圏で推移しており、グロース株からバリュー株へ資金が移動しています。
個別では、機械のファナックやソニー、値嵩株のファーストリテイリング、ソフトバンクGが上昇、ネクソン、信越化学、中外製薬なども上昇しています。一方、リクルートがプラスから反落し、エムスリー、食料品、鉄道などが下落しています。
中小型株では、好決算銘柄やニュースが出た銘柄に買いが入っているようで、20年国勢調査でAI文字認識サービスを受託したアイリックはストップ高となり、好決算で10月の月次売上が好調だったレントラックスが+11%上昇となっています。
市場の概要は、
- 米国政治不透明感和らぎNYダウ3万ドル突破
- 日経平均は新型コロナ懸念から上げ幅縮小
- マザーズが2%下落
- 新型コロナ拡大懸念で利益確定売り
- グロース株からバリュー株へ資金が移動
- 中小型株は一部好材料が出た銘柄に買い
となっております。
25日は、NYダウ3万ドル突破でリスクオンとなり大幅上昇で始まりましたが、新型コロナ拡大懸念で上げ幅を縮小しました。
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マザーズ下落の今こそチャンス!今年最後の超有望株を仕込みの機会 「投資の森」成長株レポート
相場戦略
明日の株式相場は、日経平均の急上昇で高値警戒感が出て小幅の下落になると予想します。
日経平均は、一時800円超上昇し、2万6700円台と29年ぶりの高値を再び更新しました。しかし後場から利益確定売りで下げて、2万6200円台で終わりました。
テクニカル的には、25日移動平均線乖離も8%を超え、RSIも80と買われすぎの水準となっており、短期的には過熱感が出ており、明日以降に売り上げ出やすい状況です。
明日の予想レンジは、2万6000円~2万6400円と予想します。
マザーズ指数は下落しており、一部好材料が出た銘柄には買いが入っていますが、グロース株からバリュー株への資金移動が起こっています。
テクニカル的には、25日移動平均線で頭が抑えられており、上昇トレンドになっておらず不安定な推移となりそうです。来週初めくらいには上昇トレンドに転換すると予想しています。
マザーズ市場の銘柄は、直近のマザーズの下落につられて有望株が下がっており、大きなチャンスとなっています。
マザーズ銘柄は、高値掴みをせず、いかに割安の時に仕込むかが大きな利益を上げるためには必要です。バリュー株は今は上がっていますが、上昇余地は乏しく、今、下落して割安になっている有望中小型株を仕込み、年末にかけての上昇で利益を狙うのがおすすめです。
今後は、適正価格より割安な銘柄を業績、成長性、テーマ性を選別して仕込んでいくのが良さそうです。
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業績から適正株価を算出!割安株を中心に紹介します「投資の森」成長株レポート
先取注目銘柄
成長小型株の中から上昇が期待できる銘柄を選びました。
・KeePer技研(6036)
時価総額 554億円
自動車ボディーのコーティング材料を販売。直営、FC店も展開。
業績上方修正も控えめでさらに上回る期待
上昇相場で好業績な銘柄は大きく上昇!「投資の森」成長株レポート
「投資の森」成長株レポート 掲載銘柄 実績
掲載銘柄の中から上昇した銘柄を紹介
6月19日号掲載
時価総額 73.7億円
ネットリユース「NET OFF」・ネットリサイクル「ReNet」運営。カンボジアで農業地域金融サービス
25日の上昇率 +6.73%上昇