本日8月2日の日経平均は、2,216.63円下落して、史上2番目の下げ幅を記録する暴落となりました。
過去の日経平均下落幅ランキング
順位 | 年月日 | 下落幅 | 日経平均終値 | 原因 |
1 | 1987/10/20 | -3836.48 | 21910.08 | ブラックマンデー |
2 | 2024/08/02 | -2216.63 | 35909.70 | 日銀0.25%利上げ |
3 | 1990/04/02 | -1978.38 | 28002.07 | バブル崩壊 |
4 | 1990/02/26 | -1569.1 | 33321.87 | バブル崩壊 |
5 | 1990/08/23 | -1473.28 | 23737.63 | バブル崩壊 |
6 | 2000/04/17 | -1426.04 | 19008.64 | ITバブル |
7 | 1991/08/19 | -1357.61 | 21456.76 | バブル崩壊 |
8 | 1990/03/19 | -1353.2 | 31263.24 | バブル崩壊 |
9 | 2016/06/24 | -1286.33 | 14952.02 | 英国EU離脱 |
10 | 2024/07/25 | -1285.34 | 37869.51 | 日銀追加利上げ観測 |
本日の下落幅は、史上2位となっており、ブラックマンデー以来の下げ幅となっています。
下落率でいうと-5.81%となっており20位以内にも入っていませんが、下落幅としては2位となっています。
上位10位の中は、バブル崩壊時の1990年~1991年が多く入っており、いかに下落が厳しかったかがうかがわれます。
8月2日の日経平均暴落の原因
今回の暴落は、日銀の追加利上げで0.25%の利上げが行われて、154円から149円に円高なったこととアメリカの労働市場の指標である新規失業保険申請件数が1年ぶりの水準まで増加したこと経済の減速が示唆され、7月のISM製造業景況指数は8か月ぶりに大幅な低下をしたことでリスクオフの姿勢が強くなり、暴落へとつながりました。
8月1日のアメリカ市場が2.5%も下落しなかったのとは対照的に日本株は5%以上下落したことで、円高も原因の一つと思われます。
今後は、さらなる下落の可能性があり、33000円あたりが一つの下値メドとなりそうです。そこを下抜けると3万円台に下落する可能性もあり、今後の株価の動きには注意が必要です。
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