GAFAの一つで時価総額1位のアップルの決算が来週にあります。
日時と日本時間と決算の予想と影響を考察します。
アップル(APPLE)(AAPL)の決算発表の日時と日本時間
アップルの2019年第2四半期(2019年1月~3月期)の決算発表時間は、投資家向け情報ページ Apple Investor Newsに書いてありますが、
日本時間:5月1日午前6時から午前9時まで
日本時間は、5月1日の早朝になります。
現地時間は、アップル本社のカリフォルニア州クパチーノの時間ですので、太平洋時間となっており、現在は、サマータイムですので時差16時間で日本のほうが進んでいます。
ニューヨークとも3時間時差があり、ニューヨークでは、午後5時から発表となりますので、NY株式市場が閉まってからの発表です。
4月30日のNYダウには反映されませんが、時間替えでの取引で上下して、次の日のNYダウには影響を与えると思われます。
アップルのHPからWebcastで決算発表の様子が確認できるようです。
さすがアップルだけあって、ストリーミングの説明に「iOS 10以降のSafariを使用するiPhone、iPad、またはiPod touchで最も効果的」と書いてます。
もちらんパソコンでも見ることは可能です。
・Apple Financial Results – Q1 2019
1月2日に業績の下方修正が発表され、アップルショックを起こしましたが、全イアkの決算では下げ止まった印象で株価は上昇していますので、前回の決算を振り返ってみましょう。
アップル2019年第1四半期決算
アップルは、クックCEOが1月2日に第1四半期の売上見通しを引き下げて、アップルショックと言われる株価の下落を引き起こしています。。
・アップル下方修正
当初予想 | 修正予想 | 修正幅 | |
---|---|---|---|
売上高 | 890億~930億ドル | 840億ドル | 約-5%~-10% |
売上高を5%~10%程度引き下げていて、サプライズな発表だったために株価下落に大きく影響を与えました。
この下方修正により、アップルの株価は、1月3日に143ドルまで約8%落ちています。
その後は、徐々に上昇して、1月17日には155ドルまで株価を戻しています。
さらに毛さんhっ票後の1月30日に150ドル台から166ドルまで上昇して、現在まで右肩上がりで回復しています。
4月に入ってからは、200ドルを再び超えてきています。
その後1月29日に発表された第1四半期の決算内容は、iPhoneの売上高が前年同期比で15%減となり、9四半期ぶりの減収減益の決算となりました。
純利益:199億6500万ドル(-0.5%)
2019年1~3月期(第2四半期)売上高見通し:550億~590億ドル(アナリスト予想:589億7000万ドル)
で下方修正とほぼ同じだったことで過度の警戒感は薄れて、次の四半期見通しが、アナリスト予想を上回ったために時間外取引で6%程度上昇となり、プラスに影響を与えました。
2019年第2四半期の会社予想は、
営業総利益率:37%~38%
営業費用:85億ドル~86億ドル
となっています。
参照:Apple、第1四半期の業績を発表
https://www.apple.com/jp/newsroom/2019/01/apple-reports-first-quarter-results/
アナリスト予想が、
EPS:2.37ドル(-13.1%)
iPhone販売台数:4190万台(-19.7%)
となっており、売上高は、会社予想の中間値となっております。
iPhoneの中国での販売不振が伝えられているアップルですが、サービスでどこまでカバーできるか注目です。
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アップル2019年第2四半期決算の日経平均とNYダウへの影響
今回は、日経平均がGWの決算などがあり10連休中なので、直接の影響はなく、次の日のNYダウへの影響となりそうです。
アップルの2019年第2四半期決算は、今までどおりであれば、後から発売したiPhoneXRが売上をプラスにして、予想を上回るというパターンが多いのですが、今回は、iPhoneXRが不人気と言うこともあり、会社予想やアナリスト予想に売上高が届かないのではないかと予想します。
新しい動画サービスやアップルカードなどを発表していますが、まだ売上高には反映されませんので、今回の決算発表は、予想を下回るかほぼ予想通りとなりそうです。
アップルの株価は200ドルを超えて、史上最高値まであと10%程度のところまで上昇していますので、ここから10~15%程度下落すると予想します。
NYダウもアップルの下落につられて、下落すると予想します。