11日(火)の日経平均は、後場約400円高で推移しています。自動車や電気機器など景気敏感株が買われました。
後場は、2万3000円が近づくと徐々に利益確定売りが出てきて落ち着いてくると思われます。
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今日の市況と相場戦略
今日の株式市況
今日の日経平均は、380円高の 2万2710.60円で前場は引けました。
アメリカで追加経済対策が決まったことやドル円為替が円安に動いていることで、景気敏感株に買いが入っており、景気敏感株が多い日経平均が大きく上昇しています。
2万2700円を超えたところで小幅反落していることから、2万2700円付近で利益確定売りが出やすい状況だと思われます。
個別では、自動車関連が上昇しており、電気機器のファナックやアドバンテストなども上昇しています。
半面、ソフトバンクGは下落しており、上昇していたハイテク関連などは、上値が重い展開となっています。
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今週の相場戦略
今週の株式市場は、日本のお盆休みと米国の夏休みが重なることで閑散相場となりそうで、さらに米中のIT対立から半導体関連が冴えずにもみ合い相場となると予想します。
今週は、海外投資が少ないことと8月決算の最終の山場ということで買い控えが起こりそうですが、日銀ETF買い入れがまだ6兆円ほどあり、1日1000億円買い入れると60日分残っている。今年の残営業日は90日なので、3日に2日は買い入れしてもおかしくないため日銀砲で買い支えられて、方向感のないもみ合い相場となりそうです。
今週も決算発表が多く予定されており、ソフトバンクG、楽天、NTTなどが予定されています。
トヨタが、最終黒字を確保して上昇したように、大幅減益決算でも市場予想を上回り、コロナ後に復活できそうな銘柄は上昇しています。
直近の決算内容や米国株市場の動向で株価は上下しますが、コロナ後の需要が高まるビジネスモデルを持つ銘柄は、相場と関係なく上昇していくと思われます。
現在の株式市場では、個別銘柄ごとに優勝劣敗が決まり、上昇する銘柄と下落する銘柄が選別される事になっています。
コロナ後に成長する企業は、コロナがきっかけで加速した業務効率化、QOL=生活の質、利便性向上などに寄与する銘柄です。
今週は、閑散相場の中でも、特に好業績で市場で評価が上がった業務改革銘柄に注目です。
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今週の注目銘柄
今週の注目銘柄は、上記のようなコロナ後にも成長する企業の中から2つを選びました。
・GMOペイメントゲートウェイ(3769)
時価総額 9,072億円
GMO系のカード決済代行会社
8/11決算発表予定 スマート決済が拡大中で好決算期待
非接触ビジネス
・ITbookホールディングス(1447)
時価総額 123億円
地盤調査改良とITコンサルが主力
8/14決算発表予定 自治体へのITコンサルが伸びていて好決算期待
行政のオンライン化
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膠着相場で実際に掲載銘柄を買ってみた!
実際に「有望・底値圏銘柄レポート(有料版)」で紹介した銘柄を膠着期間の7月6日~7月31日までの間に買ってみました。
※8月6日15時時点
コロナ後のライフスタイルの変化にも対応できると思われる銘柄を押し目で買っています。
・ラクーン(3031) 上昇率 +34.5%
BtoBの卸ECサイト「スーパーデリバリー」運営
・ロジザード(4391) 上昇率 +43.8%
通販向け在庫管理システムをクラウドで提供
・シノプス(4428) 上昇率 +17.9%
自動発注・在庫最適化ソフト「sinops」の開発・販売
まだ買ってから1ヶ月もたっていないのですが、ロジザードは40%以上の上昇となっています。膠着相場に仕込んでいるので、好決算を先取りして買うことができています。
上記3銘柄は、コロナ禍で需要が増大して、コロナ後の世界でも需要が保たれるビジネスモデルを持つ銘柄です。ただのデジタルシフト銘柄ではなく、選別された銘柄が上昇していきます。
コロナ後の世界でも需要が変わらない銘柄を先取りして仕込んで、決算発表後の株価上昇の利益を享受することができます。
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「有望・底値圏銘柄レポート(有料版)」の掲載銘柄の中では、6月19日号に掲載したゲーム等の「WonderGOO」、リユースの「REX」、「新星堂」を展開するワンダーコーポレーション(3344)が、6日、+6.5%、7日+7.00%と上昇しております。
「投資の森」厳選銘柄レポート(有料版)は、好業績が期待できる成長小型株の中で、まだアナリストが注目していない掘り出し銘柄を中心に紹介しています。
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