イタリア国民投票結果は、出口調査で否決が優勢と報道されました。
・最新のイタリア国民投票の影響の記事
http://nikkeiyosoku.com/blog/italy-lenzci-resigns-stock-yen-impact/
イタリア国民投票結果は否決
今回のイタリア国民投票は出口調査で否決が優勢と伝えられました。
日本時間の午前8時すぎに、現地メディアが伝えたところでは、反対が59.1%、賛成が40.9%で、反対が優勢でした。
まだ開票作業は続いています。
レンツィ首相は敗北を認め辞任を表明しています。
これで2017年そうそうに解散総選挙になる可能性が高いと思われます。
与党民主党と五つ星運動の現在の政党支持率は拮抗していて、どちらが優勢になるか予断を許さないところです。
五つ星運動が与党になった場合、EU離脱とともにイタリア銀行の不良債権問題の再燃が心配されるところです。
イタリア国民投票結果の否決の株価とドル円為替への影響
イタリアの国民投票否決のニュース受け、ドル円為替が、円高ドル安に動いています。
ユーロが下落しており、安全資産の円に資金が流れてきています。
日経平均先物は、-80円ほどと下落、日中ではさらに下落する可能性があります。
最大下落幅は300~600円程度と予想しています。
イタリアの政治的混乱から1日2日は下落相場が続くかもしれませんが、米利上げなどアメリカ経済の復調が著しいので、反転して、週末までには、現在の水準まで戻ってくると思われます。
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